本編ネタバレ、キャラクターシート
教師(佐山くん):シンプルサイコパスのやべぇやつ。オカ研に対してしらばっくれているのは普通の人に擬態しようと頑張ってるので、幽霊が見えるとか言わないようにしてるだけ。身も心も美しい朝霧さんが宝物だった。自分の知る中で1番綺麗だから標本にしたかった。勢い余って準備が整う前に殺しちゃったから、失敗したけど。朝霧さんはそんな男に恋なんかしない、汚されようとしない。解釈違いだった。せっかく殺して誰のものにもならない状態にしたのに、幽霊になっても皆に愛されるなんて(認知の歪み)、流石僕の朝霧さん。仕方ないなぁ、旧校舎壊しちゃおうね。また会えたの嬉しかったから、赴任してきて数年悩んだ。明智だと思われてるのは癪だから、この際明智なんかに君が汚れる価値なかったって分かってもらおう。早く僕だって気が付いてくれないかな。彼奴はここまでしてくれなかっただろ? こんなこと言ってくれ無かっただろ? ね、僕の方が良かったでしょ、朝霧さん。
※これでその執着の正体が恋だという自覚がないのである。びっくりだね、怖いね。
※朝霧さんで標本にするの失敗して強烈な執着が残ったから、朝霧さんより綺麗な生物は見つからず、ちょっと惹かれても持続しなかった。そのおかげで他の犠牲者は居ない。朝霧さんで成功してたら人間標本コレクションするシリアルキラーになってた。
※殺した後1回吊るしたのは、腐る前に目に焼き付けておきたかったのと、本当は標本にして飾りたかったからレイアウトしてみていた。
※どうやっても腐っちゃうから、悲しすぎて泣きながら埋めたし、次の日1回名残惜しすぎて掘り起こしちゃった。そしてまた泣きながら埋めた。
オカ研:寺生まれ。霊感どころか、低レベルの幽霊なら払える。10年以上残ってる地縛霊のアサギリさんのことは気にしてた。確実に適切に弔われてないし、今は死んでいる自覚が無いようだが首吊り死体の状態にもなることから、少しのきっかけで他殺か自殺か死んだ所以を思い出すと思っていた。まぁ、刺激しなきゃ大丈夫だし旧校舎に封印施しとこうと思っていたら、卒業前に旧校舎が壊されると聞いて大慌て。それがきっかけに無害だったアサギリさんが変質しかねない、なんとか今のうちに払わねば。
朝霧さん:白百合のお姫さまみたいな、人並みの善性で正しくあろうとする真っ直ぐな清廉な人。明智先生に恋する思春期。孤児で父性を無自覚に求めていたので、自分を気にかけてくれる顔の悪くないおじさんに恋していた。めくらだね。実際の明智先生は、守るなんて言ってくれないし、流石に体裁を気にして渡辺先生の味方だったし、あまり褒めてくれないし、女心わかんないし、でも、ちゃんと先生と生徒として朝霧の恋心に線を引いて子供として守ってくれる大人だった。
つれない態度だった明智先生と違い、理想の明智先生像を佐山くんに与えられて、更に根付いてしまっていた。
旧校舎のアサギリさん【声劇3人台本 男:女:不問 1:1:1】 花時雨ことり @Temari_chunchun
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます