第15話 資金集め
なんにしろ金がかかるな。
俺が売れるのが金貨、防具、武器、ポーション類か、まぁ、そこら辺を売ればいいか。
「おまたせー!」
元気よく入ってくる3人。
「やっぱあの格好じゃ無いとあんまバレないね!」
「いや、バレるなよ?写真とか撮られたり」
「撮っちゃった」
「バカ!」
俺の拳が唸る。
「イッテェ!別にいいじゃんか!」
「ほらネットに上がってる」
と検索してみせたら、顔が青くなっている。
「ネット怖っ!」
しかし、ここがバレるのも時間の問題か、
「とりあえず不動産会社に行って物件見て回るぞ!」
タクシーに俺らが乗りネア達は3人で留守番だ。
とりあえず近くの不動産屋から回ってもらい、クランにいい物件を探す。
「あ、ここオシャレ!」
「ふむ、広いな」
「ここに決めた!」
「まずは内見だろ?」
と内見してみるといい感じに観葉植物などが置いてありオフィスだったらしい、しかも広いし駐車場も完備している。
「アリだね」
「だな!」
「ここに決めます」
と賃貸物件なんでまぁ、それなりにする。
契約をして、まぁ、ドアが変色してるので交換と室内クリーニングで、早くて来週から来れるようになる。
まぁ、クランのビルなんでテーブルや机なども買わないといけないし、それなりにオシャレな感じにしたいので明日はギルドに売りにいくのとみんなでどんな感じにするか、クランの名前などを決めようと解散する。
翌日、朝からクジはF賞『魔力+5』と鑑定以来なかなかいいのが来ないな。
今日はギルドに売りにいくのでとりあえず俺だけでいいか、
「私達も行きたい!」
とネアが言うのでしょうがないから連れていく。もう目立つのはしょうがない。
ギルドに行くとマスコミが待っていて。
根掘り葉掘り聞いてくるので鬱陶しい。
ギルマスが、会見場を作ったらしく、そこで応えていく。
ようやく終わっても名刺を渡されたりして時間を取られ、昼飯は食えなかった。
ギルドの中に行くと今度はクランが引き抜きをしてくるが、
「あー、俺らクランを作るので」
と言うと今度はクランに入りたいとやってくる。
「とりあえず初期メンバーでやるので」
と言ってようやく収まったから受付に行くとギルマスがやってくる。
「ありがとう、今日来なかったらどうしようかと思ってたよ」
「あんな直ぐに発表するからだ」
「そ、そうだね」
「今日は売りに来た」
「え!ほんとに!なにかな?」
革鎧、ブーツ、マジックポーチを×3セット。ミスリルソードを二つ、風読みの弓を二つ、ダイノランダーと言う大剣を一つにミスリルダガーを二つ、後はポーションを50本。
「えぇー!これ全部?待ってください、革鎧とブーツとマジックポーチは私が1セット買います!」
とギルマスが興奮している。
「おい!邪魔だ!俺に売ってくれ!」
「ギルマスだぞ!私に権限がある!」
デカいやつだな。
「ちなみにどれ?」
「革鎧、ブーツ、マジックポーチ、あとその大剣だ」
受付に向かって「いくらになる?」と聞いたら、
「革鎧だけでも安く見積もって1000万はかかります」
「だそうだけど?」
「なんでそんなに高いんだ?」
「『鑑定』で『フィット』の魔法が付与されているのと革がこれドラゴンですよね?」
「あー、そうだったな」
すっかり忘れてたな。
「それにブーツもそうですし、マジックポーチは2000万は超えます。大剣はダイノランダーと言うそうでこれも1000万は超えますね」
「はぁ、なんだそれ、何か他にないのか?」
「うーん、大剣なら……これでどうだ?」
「ディノクラウン、500万からですね」
「買う!それを売ってくれ!」
「ほらよ」
と渡してやると力任せに振り回して、
「いいな!これ!俺はタイガークランの虎子郎だ!」
と500万を渡してくる。
「まいど!」
収納に入れると今度は受付だ。
「全部でいくらになる?」
「最低でも七億ですね」
「んじゃそれでいいよ」
「Dカードに振込でも?」
「へ、そんなことできるの?」
「はい、クレカ対応してますので」
すごい世の中だな。
「んじゃそれで」
「はい!」
と、Dカードに入れてもらい帰ろうとすると、2人男と女が寄って来た。
「終わった見たいね?」
「待ってたんだ、剣を適当に見せてもらえないか?」
「剣か。んじゃこれは?」
2人の持っている武器を見て、焔の剣と氷の細剣を取り出す。
「「おぉ!」」
「これはいくらで?」
「まぁ儲けたから100万でいいぞ」
「「買った!」」
と2人に剣を渡すと、焔の剣を振り鞘に収める男、氷の細剣をキラキラと舞わせて鞘に入れる女。
「俺は炎クランの
髪を逆立たせて濃い顔の男。
「私は氷舞クランの
こちらは長い髪に細い目をして胸はデカいな。
「俺は今度クランを作る
握手して別れると走ってギルドを抜け出す。
「いきなり走らないでくださいよ」
「いや、キリがないからな」
「そうですね」
「このまま走って帰りましょう」
「おし!ついてこいよ?」
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