第5話 1週間
1週間が経った。
1週間、くじを引いて出たのはFやE賞ばかり、そんなうまくは行かないか。
でもステータスアップだから強くなれるのはいいな!
カレンやクオンも元気になって来たので本格的にレベル上げをしている。
「『風遁・風車』」
とオーガを倒して行く。
「『ブレイブスラッシュ!』」
「『テンペスト』」
とコタロウ達も元気だな。
城の風呂に入っているので綺麗だが、洗濯がめんどくさいと思っていたら今日のクジはA賞『魔術師』でした!これで私も生活魔法が使えますね!
帰りに魔本屋に寄ってもらい、
「すいません。魔法の本が一式欲しいんですが」
「はいはい、一冊金貨10枚はするよ?」
年老いたおばあちゃんがやってる本屋だった。
「はい、それでもお願いします」
「じゃあ、取り敢えず火、水、土、風に雷、氷、あと、闇と光、バフ、デバフ、フゥフゥこれくらいかね?」
「おいくらですか?」
とつまれた本を見ながら数えて行くと、
「金貨150枚だね」
「はい、あと生活魔法はないですか?」
「あんたのおかげで売れたから付けたげるよ」
「ありがとうございます」
と、『収納』にしまうと、
「こりゃたまげた、収納持ちかい!んじゃこれを金貨50枚で売ってあげるよ」
出して来たのは神聖魔法、いわゆる回復魔法だ。
「何かあるの?」
「これ売ると教会が怖いからね」
教会がその辺は牛耳ってるのか?
「そうなんだね、それももらうよ」
「あんたいい男だね」
「あはは、また機会があればくるよ」
「あいよ!」
元気なお婆ちゃんに尻を叩かれ出て行く。
馬車に乗り込むと、
「魔本あった?」
「とりあえず買えるだけ買ったよ」
「タクミと被るね」
「いや、賢者はもっと上だろ?」
「そうだよ!被りません」
とタクミと笑い合う。
城に帰って自室になっている部屋で読んでみると頭の中に直接焼き付くように魔法が入って行く。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
一冊読むだけでも息切れがするので時間を置きながら読んでいると。
“コンコンコン”
「はい?」
エリナだった。
欲しい物があって来たらしいのでネットスーパーを開くと。
「せっかく異世界なんだから、髪染めたくてさ」
「あー、学校じゃ染められないからな」
ブリーチとカラーを買って持って行く。
俺は元々が茶色っぽいから染めたことはなかったな。
「それよりも魔本だな」
とりあえず生活魔法を手に入れる。
生活魔法……『トーチ』『ウォーター』『ブロウ』『ホール』『クリーン』の五つが使える。
生活魔法だからまだ頭の痛みは少なかったな。
残りはまた今度にして、ビールを飲んで寝る。
翌日は朝からくじを引く。
F賞『スピード+10』だった。
そしてみんなと合流すると、エリナは髪がピンクになっていた。
「あ!まじずりぃ!自分だけカラーいれてる」
「いいっしょ、私もカラー入れたかったし」
「僕も入れたい!」
「俺はいいかな」
コタロウは金髪だしなぁ。
タクミは帰りに買って行くと言う。
やはり若い子はしたがるんだな。
オーガを倒し、レベルを上げて行く。
やはりレベルの上がりが悪くなってくると、次からはダンジョンに行くそうだ。
翌日は隣町まで行きそこを拠点にしてダンジョンアタックをする。
青髪になったタクミが、
「よし、俺に任せろ」
と言うので僕から俺に変わったのを笑ってしまった。
「な、なんだよ!俺だって別に構わないだろ」
「あぁ、成長したんだなと思ってな」
「それより来てます!」
「行くぞ!『ウインドカッター』」
と雑魚を一掃するタクミ。
「俺にも残しといてくれよ」
「へへ。早い者勝ちだろ?」
とタクミが言うと笑えてしまう。
俺のステータスは、
ーーー
レベル38 職業 忍者 錬金術師 魔術師
スキル 抽選 ショップ 収納 生活魔法 忍法 錬金術 付与魔法 8大魔法(火、水、土、風、雷、氷、闇、光) バフ・デバフ魔法 回復魔法
ユニーク ボックス 異世界言語
ーーー
と魔本の痛みにも耐えたしまぁまぁ健闘していると思う。
みんなにもマジックバッグを作ったし、今度は武器にバフか属性でもつけようかな?
話をすると、勇者のコタロウは聖剣召喚があるから防具に付与する。素早さを上げるアクセルと攻撃力を上げるオフェンスアップを付与する。
エリナもコートにディフェンスアップを、タクミはマジックアップ。
カレンは武器に雷属性でクオンは風属性を付与する。
これで戦力アップになっただろう。
もちろん自分の防具にアクセルとダガーに毒付与をした。
あとはダンジョンを攻略しているが、帰ったら甘い物が食べたいとエリナが言うのでスイーツをみんなで食べる。
俺たち男の3人部屋に集まり、スイーツを食べながら駄弁る。
カレンとクオンは話を聞いてるがわからないだろうな。
みんな高校生だったらしく帰ったらやばいと言っていた。
まぁ、こんな召喚なんてされたら勉強はやばいよな。
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