第16話
第15話はこちらです(byあの天才大大大作家、詩さんです!!)
https://kakuyomu.jp/works/16818792440686505228/episodes/822139837598340504
最初から見たい方はこちらのまとめサイトを参照ください!
https://kakuyomu.jp/works/16818792439757544319
それでは第15話はぴぽこがお送りします。楽しんでね〜
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「ちょっと待ったぁ〜!!!!」
俺、
いや、叫ぶ予定はなかった。だけど気づいたら、体から、いや、心から叫んでいた。
この先、
このままだと...
そして、やっぱり俺は...
「ど、どうしたの?」
宵華がびっくりする。
「ごめん、俺、
「え?」
そして、宵華も相変わらず戸惑ったような表情をする。
ただ、
「やっぱり、俺は...」
「うん。」
春渡が頷く。
小鳥がさえずっている。
そして、俺を後押しするかのように少し強い風が吹いた。
「やっぱり、俺は...この4人でいたい。」
いつものツンデレは一切出てこず、素直に言った。
昴のことを思い出したとき、一緒に昔の思い出が走馬灯のように頭の中を駆けたのだ。
初めて4人で塾で出会ったあの日。
4人で小学校のグラウンドを走ったあの日。
4人で一緒に近くの店でアイスを食べたあの日。
4人で昴の家でわちゃわちゃゲームをしたあの日。
4人で電車でドキドキしながら少し遠出してみたあの日。
4人で1週間後に迫る塾の模試を図書館で勉強をしたあの日。
4人で第1志望、同じ学校に受かるために切磋琢磨したあの日。
そして、4人全員が第1志望、この学校に受かったこの上ない喜び。
すべてが充実していた。めちゃくちゃ楽しかった。
たしかに、なんで春渡だけ、なんで昴だけ...っていう嫉妬もあった。
だけど、この4人のなんでもない日常が1番楽しかった。
なんで、俺は宵華と付き合って、春渡を蹴落とそうとしていたのだろう。
しばらく、黙っていると、ふと、昴が肩を叩いてきた。
「もしかしたら、僕が一人旅...って言ったらカッコつけてるから...転校した理由と、一緒の気持ちにぶつかってるかもね。」
俺は、ふと、涙が出てきてしまっていた。
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「グスン...」
あ〜、
かわいい...このシーン、写真撮りたいな...
僕、
やっぱり、
虹斗が「やっぱり、俺は...」の続きで「
別に宵華は誰のものでもないんだ。
ただ、虹斗が自分のものにしようとしていたから、昴が戻って来るまで、邪魔をしていたっていうだけだ。
そのせいで宵華の親の前で手を繋いでるところを見られる...とか数えたら数え切れないほど、最悪なシーンも経験してしまった。
僕も宵華のことが本気で好き、という演技をするため、僕は宵華のことを心から好きになることにした。あくまでも演技っていう項目で...
でも、さすがに、ちゃんと顔を見たときはドキッとしたし、「愛してる」って言いたくなってしまったときもたくさんあった。
だけど、絶対に行動にまでは移さなかった。
あくまでも名目は虹斗の邪魔をする...なのだから。
そして、そういう演技もしたことによって、虹斗と仲が悪くなってしまう、という最悪なケースも誕生してしまった。
だけど、いつか、昴は絶対に戻ってきてくれると信じて、耐えた。
もし、宵華が不良に絡まれて助けられた、というエピソードを聞いていなかったら、途中で心が折れていたであろう。
その話を聞いて、いや、宵華の鞄の中に入っていた防犯ブザーがちらっと見えて、僕は、昴が帰ってきたんだと確信した。
僕はなんで昴が転校するのか、という話を昴が職員室で担任に転校届を出していたところを見てしまい、そこで聞いていたのだ。転校する理由を。
そして、昴から唯一の頼みも受けたのだった。
「春渡、ありがとう。」
昴が口を開く。
この関係性を保つため、と言ってもやっぱり辛いことは色々あった。
そして、重要な任務を達成できた、という安心感もあったのか、
僕の目からは、せきを切ったように涙が出てきてしまった。
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え〜っと...どうすればいいの?
見知らぬ好きだった人が昴だったことを知り、その喜びと一緒に告白しようと思ったが、いきなり虹斗が叫んで、「やっぱり、俺は...この4人でいたい。」という当たり前なことを呟いて、そしたら泣き始めて、今度は昴が急に「春渡、ありがとう。」といって、春渡も大泣きし始めて...
私、
ふと、昴が喋りかけてくる。
なんだか、もう、昴に対するドキドキは消えつつあった。
「そういえば、前、僕が渡した防犯ブザーって持ってる?」
「あ、うん、持ってるよ。」
「返してもらっていい?」
ゴソゴソと鞄の中を探る。
そのとき、その防犯ブザーのボタンを押してしまった。
そして、私はこの防犯ブザーの秘密、いや、あの2年前の事件も、すべて思い出した。
あの話には、まだ続きがあったのだ。
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
もう、これが僕がOBNRで投稿するラスト回だったので、暴れ尽くしてやりました。
流石にやりすぎた...?
じゃあ、お詫びに、執筆者用にちょっとしたアドバイスっぽいものを...
第18話で最終回のようなので、第17話:過去の話の真実、第18話:最後のフィナーレみたいな感じで書いたらうまく収まるかも...
ただの僕の意見なので全く気にしなくて大丈夫です。
せっかくのリレー小説なので、好きなように書いてください。
そして、ここからは連絡です。次回のリレー小説のご案内。
次回は星守さんです。
https://kakuyomu.jp/users/hoshimori_0-0
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3日後に更新される予定です。
お楽しみに〜
Our Bond Novel Relay ~私たちの絆が物語を紡ぐ~(ぴぽこサイド) ぴぽこ@毛布から出れなくなって活動休止中 @pipoko
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