第2話 マーちゃんと機械
ジョン「スマホでの調べ方はGogle(グーゴレ)のマークをタップして調べたいことを打つ!例えば…」
俺はジョンにGogleの操作方法とLANE以外のスマホの使い方を教えてもらった。最初はよく分からないことをたくさん言われたがジョンの言われる通りにしていたら案外すぐに操作できた。ついでに店の機械の操作方法も教えてもらった。今までは1つの機能しか使えないのかと思っていたがこの機械には5つもの操作があるということも教えられた。さすがはジョン。説明書とか何も無いのにずっと使ってたかのように説明してくれる。ジョンが一通りの説明を終わったところでクリックのお腹に赤ちゃんができてそれを調べるために機械の操作方法教えて欲しかったということを伝えた。
ジョン「そっか、ついにマーちゃんもお父さんになるんだね!」
コムロ「ついに来たかって感じだな」
ちなみにコムロはジョンが説明してくれている間、親身になって横で聞いていた。
コムロ「名前は決めているのか?」
マーちゃん「それがまだ決めていなくてな…」
俺は子供の名前を決めるのに困っていた。今後ずっと一緒にいる子だ。下手な名前はつけたくない。不運なことに俺はネーミングセンスがない。それはクリックも同様だ。俺もクリックも何個か案は出しているがこれといった名前はなかった。
ジョン「コムロさん!僕たちが名前を決めませんか?」
コムロ「いや、さすがに悪い。マーちゃんの子供なんだからマーちゃんとクリックさんで決めてほしい」
マーちゃん「なら案だけ出してくれないか?」
コムロ「まぁそれならいいが」
結局、コムロとジョンが俺たちの子どもの名前の案を出してくれることになった。さすがにそのまま採用とはいかないが、コムロとジョンの案を組み合わせてみたり、少し改変したりするつもりだ。もちろん俺もクリックも一緒に考えることにした。
ジョン「そういえば産まれてくる子の性別はわかってるの?」
マーちゃん「一応女の子の予定だ」
コムロ「じゃあそれに見合った名前を考えないとな」
ジョン「マーちゃんの「マ」とクリックさんの「ク」を掛け合わして「マック」にしようと思ったけどさすがに男の子すぎるかな?」
コムロ「俺的には男の子っぽいな」
マーちゃん「俺もそう思うぜ」
俺たちは悩みに悩みまくった。条件として俺とクリックに縁(ゆかり)のある名前にしてほしいと言ってある。それをしてしまったせいかなかなか決まらなかった。しかし、考え始めてから約1時間。ある1つの名前が思い浮かんだのだった。
マーちゃん「1つ思いついた」
ジョン「なんて言う名前?」
マーちゃん「それは…」
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