Eternity
「永遠ってそれほど遠くないよね」
僕の方を振り向き笑う彼女はガラスの破片のように、とてもキラキラしていて綺麗で、そしてとても残酷だった。
そんな彼女から僕は目を背けて、空に目を向けた。
「そうかな、僕にはとても遠く感じるよ」
遠く空に輝く星を眺めながら言う僕の様子に何も思っていないのか、彼女はそっかと言って一人歩き始めた。
その背中に僕は寂しそうに微笑み、小さく言葉を零すが君は何も気付かずに進んでいく。
ねぇ、もし僕に明日がないって今言ったら、君はどんな顔を見せるかな。
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