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  • 第4話 私は私への応援コメント

    全話読みました。冒頭の女性への恐怖心が、フードの男の語る過去と重なったとき、「自分の感情だと思っているものまで、他人の記憶から生まれているのかもしれない」と怖くなりました。

    失った記憶を取り戻したい男の気持ちは分かるのに、その行動によって今度は主人公が自分を見失ってしまう。誰の記憶なのかという問いが、そのまま誰の人生なのかという問いにつながっているようで、考えさせられます。

    最後の軽い言葉遣いも、主人公の置かれた状況を思うと不気味でした。読み終えてから、もう一度冒頭の「私」を確かめたくなるお話でした。