第4話「『アイの台所』その1」
家族構成は、
姑:倉敷
夫(忍の息子):倉敷
妻:倉敷
娘:倉敷
健太と美咲は共働きで、一応美咲が料理担当だが、冷凍食品などで済ませることが多かった。
「妻は家族のために手料理を作るべき」と考える忍は、美咲に苛立ちを募らせていた。
忍、紬が読んでいた『アイの台所』という料理エッセイ漫画の本を見つける。女性料理研究家が、夫や子供に料理を作ってあげる生活を綴った内容。
漫画に嫌悪感があった忍だが、『アイの台所』にいたく感動。割烹着を着た主婦をデフォルメ化したような姿のトートロル・シキタリが生まれ、忍に憑依。
蔵書整理の依頼を受け、倉敷家にやってきた楢原。「健太と美咲の蔵書のうち、紬に悪影響がありそうな本を勝手に処分してほしい」と言う忍に、拒否する楢原。
「今、美咲さんご本人はどちらに?」と聞くと、シキタリが割烹着の紐で美咲を台所に拘束し、無理矢理料理をさせている。
戦闘態勢に入る楢原だったが、シキタリの能力により、異空間に転移させられてしまう。
「この空間では暴力禁止。料理で決着をつけよう」
楢原withホカゲと忍withシキタリの肉じゃが作り対決開始。段取りができない楢原は、最後に入れるべき豚肉を最初から投入したり、芋を煮崩したり、落とし蓋を知らなかったりしてボロ負け。審査員のAI・ヒコマ・ロボティクスに「ダストシュートや」と言われる。
忍が有害図書と決めつけた本を持ち帰らされる楢原。
話を聞いた新玉「楢原さんって、ミステリアスだと思ってたけど、ただ単にいっぱいいっぱいで口数が少ないだけなんじゃ……?」
ホカゲ「気づき始めたか、お前も」
新玉「有害な本かぁ……。でもトートロルの元になる可能性があるって考えたら、全部の本が有害とも言えますよね。トートロルを生まないためには、この世から本を無くすとか?」
楢原「それだけはダメです」
楢原、過去を語り始める。
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