概要
男子校吹奏楽部のマネージャーになった私(女子)だったが…
わたしは、楽器を持っていない。
あの人は、「酒はないか」としか言わない。
蒼南高等学校吹奏楽部、部員七人。昨年度は人数不足で、コンクールに申し込むことすらできなかった。
演奏する側に立てなかった牧瀬かおりが、姉妹校からマネージャーとして派遣されたのは、そんな部だった。
彼女が目をつけたのは、指先に弦楽器のタコがある大柄な新入生・宮本辰馬。楽器の経験を頑なに否定するその男は、しかし一度だけ触れたコントラバスから、この部が一度も出したことのない音を鳴らしてみせる。
入部は断る。理由は言わない。そして言葉に詰まるたび、「酒はないか」とだけ呟く。
やがて明かされる、彼が音楽から逃げ続けた理由。
そして現れる、彼を全国大会の一歩手前で退けた男。
部員九人、全パート一人ずつ
あの人は、「酒はないか」としか言わない。
蒼南高等学校吹奏楽部、部員七人。昨年度は人数不足で、コンクールに申し込むことすらできなかった。
演奏する側に立てなかった牧瀬かおりが、姉妹校からマネージャーとして派遣されたのは、そんな部だった。
彼女が目をつけたのは、指先に弦楽器のタコがある大柄な新入生・宮本辰馬。楽器の経験を頑なに否定するその男は、しかし一度だけ触れたコントラバスから、この部が一度も出したことのない音を鳴らしてみせる。
入部は断る。理由は言わない。そして言葉に詰まるたび、「酒はないか」とだけ呟く。
やがて明かされる、彼が音楽から逃げ続けた理由。
そして現れる、彼を全国大会の一歩手前で退けた男。
部員九人、全パート一人ずつ
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?