第20話 大爆発

 朝起きたら


 今日も寒い。

 雪でも降るのだろうか?


 今日はいよいよオーク村を襲撃する日だ冬場は魔物の増える速度が遅くなるので、ここで一気に殲滅したいところだ。


 ゴブを間引かないでオークだけ殲滅すると天敵が居なくなったゴブが爆発的に増えてしまう。


 ゴブはある程度間引いたので冬場の繁殖力が落ちたこのタイミングでオーク村を潰したとしても、残りのゴブ共が増える前に皆んなで殲滅すれば、他の魔物は勝手に減って行くだろう。


 まあ、見敵必殺で見かけたら何でも魔石にするが。


 と、言う事で武器屋に行って研ぎ上がった剣を受け取って森に向かう。


 レギンレイヴに肩車をせがまれたので俺が肩に乗せて森に入った。


 そのままハイペースで進んで行くが、はぐれゴブリンにすら出会わない。

(かなり間引けている様だ。)


 途中で一度だけ少数のコボルトの集団に出会ったが、肩車のまま見ているだけで終わった。


 最初にレギンレイヴに会った場所も通り過ぎて森の奥に向かう。


 予定より早く現地に到着した。


 奴らは鼻が良いので気がついていると思うが、何故か襲って来ない。


 魔力探知で探ると200匹以上居る様だ。

(いや、普通オークってこんなに増えないだろ?どんだけゴブリンが増えていたんだよ。)


 向こうから仕掛けて来ないのでこちらから行く事にした。


 最近覚えたが恐ろしくて実験していない、極大魔法をここで使ってみる事にした。


「最初に大技をぶちかまして、後は連携しながら流れを見て殲滅しよう」

 と、言うかなり雑な作戦を立てた。


 オークキングを食べに行ける様にレギンレイヴの服を脱がせる変態、にしか見え無い俺。

 マッパに剥いて服をアイテムボックスにしまう。


 レギンレイヴにドラゴンに戻ってもらって戦闘開始だ。


「オラぁ!喰らえ!今、必殺のエクスプロージョン!」


 ギュっと炎を圧縮して爆弾が爆発するイメージで村の入り口付近の集団の真ん中で起爆させる。


 ズッドドドドーン!!!


 俺が思っていた倍の爆発で村の半分ぐらいを吹き飛ばした。

(あまりの威力に自分でもビビった。)


 何せ自分達も吹っ飛ばされたし。


 レギンレイヴはびっくりした程度で済んだが他は大ダメージだ、皆んなの無事を確認して治癒をかけて行く。


 こちらもパニックだが、オーク共は半数ぐらいが吹き飛んで肉片になった様だ。


 まさに阿鼻叫喚とはこの事だ。


 それからレギンレイヴを中心にして

 左にはモニカ、セリナ、エリスの3人

 右にはナーニャとプールの2人

 俺は周り込まれない様に遊撃のフォーメーションでレギンのオーク踊り食いを始めた。


 上手く連携しながらオークを無力化して行く冒険者チーム


 素早さと力だけで向かって来るオークをなぎ倒す猫犬チーム


 俺はチョロチョロ動いて周り込むオークを突く


 向かって来るオークを頭から丸かじりのレギン


 小一時間暴れたら向かって来る奴は居なくなった。


 上位種も居たと思うが吹き飛んだのか出て来なかった。


 1匹残らず殲滅する予定なので周辺を探る。


 5人には食べ残しの解体と魔石集めをお願いした。


 まだ奥にデカいのが居るのでレギンと一緒に気配の方に向かった。


 いた、オークキングとオークシャーマンが1匹づつ居る。


 キングはレギンに任せて、俺はシャーマンの方を相手にする。


 何かデカいメイスの様な杖?を持っているので瞬脚で一気に距離を詰めて魔法を封じる。


「ん、杖じゃ無かったか?」

 思わず言葉が出てしまう様な、力強い一撃を振り下ろしてきた。

(ただのメイスだったか?)


 受けたら死にそうなので瞬動で躱して突く、更に周り込んで後ろから心臓を突くが中々死なない。


 どうなってるんだ?

 少し焦ったが以前オークキングを狩った時と同じく隙を見て胸の辺りを滅多刺しにしたら倒れた。


 やっと倒してレギンの方を見たら・・


 頭丸かじりで呆気なく倒していた。


 念願のオークキングである。


 今度は俺も食ってみたかったので


「持って帰ってシェレンとサーシャに料理してもらったら、もっと美味しく食べられるよ。」

 と、言ってみたら


「うむ、そうじゃな、腹もいっぱいになったので持って帰ろう。」

 と、無事に持ち帰る事になった。


 残ったオークの解体と魔石集めをしながら、幾つか装備が残っていたので回収した。


 キングが使っていた馬鹿でかい斧はかなりの業物だった。


 シャーマンのメイスはやはり杖だった。

 詳細は不明だが持って帰ろう。


 探っても周辺には生きているものは居なくなったので無事に最大のオーク村の殲滅に成功した。


 肉も大漁でしばらくは自分達で食べても、売る分に困る事は無いだろう。


 俺も含めて全員レベルも上がったし、良い狩だった。


 レギンレイヴに人型に戻ってもらってから浄化をかけて綺麗にする。


 アイテムボックスからパンツを取り出して幼女に履かせる変態、それからズボン、上着、靴、オーバー、手袋、帽子を着せてモコモコにしてから肩車をして帰途についた。


 帰り道は一切魔物に出会わなかった、オオカミは狩っていないので襲ってきそうなものだが。


 何事も無く商会に戻った。


 今回は晩飯前に余裕で戻って来れた。


 早速シェレンの所に行って

「凄い上等な肉が手に入ったので一品お願いします。」

 と、声をかけてオークキングの肉塊を出した。


 横ではレギンが目をキラキラさせている。

 今から晩御飯が楽しみである。


 そのまま食堂に居座って7人で今後の予定を相談した。


「もう強敵はいないと思うので明日からは3チームに分かれて、はぐれの魔物を狩ろう」


「第一チームは俺とレギンレイヴ

 第二チームはモニカ、セリナ、エリスの3人

 第三チームはナーニャとプールの2人で

 朝から森に入って昼まで狩ってから一度戻ろう苦戦しそうなら即座に撤退して合流

 体制を立て直してから安全に狩ろう。

 基本3匹以上の相手に出会ったら即座に逃げるつもりでいてくれ。」

 と、言ったらナーニャとプールから


「慎重すぎじゃ無い?5匹ぐらいなら余裕だよ。」

 とか、言って来た。


 いや、多分余裕だと思うが


「一撃で仕留めないと囲まれる可能性があるので慎重に行ってくれ。」

 と、重ねて言っておいた。


 晩御飯まで少し時間があるので、解散して各人武具の手入れをする事にした。


 晩御飯はオークキングのマヨソース焼きだった。

 まさに「オークキングは至高」だった。

 皆んなも「美味しい、美味しい」と大好評だった。


 恐らく町一番のレストランでもこれ以上の料理は出て来ないだろう。


 レギンも胸を張って

「そうであろう、そうであろう」

 と、自分が作った様な顔で満足していた。


 シェレンとサーシャが

「うちでレストランやったら大儲けじゃ無い?」

 と、言っていたがオーク肉を食わせたのがバレたら暴動が起きそうなのでやめた。

(まだ、早いと思う。)


 いつもの様に皆んなで後片付けを手伝ってから、それぞれ入浴に向かった。


 今日は俺も1人でゆっくり入った。

(匂いでチンポはギンギンだったが)


 風呂から出て部屋で魔法の鍛錬をしていたら。

 モニカ、セリナ、エリスの3人+レギンレイヴが入って来た。

(今日はエリスの番だったと思ったが)


「今日は3人でヴィットマンを襲撃しようと思って3人で入浴していたら、レギンレイヴも一緒に入ってきて連れて行けと駄々をこねたので連れてきた。」

 とのことらしい。


 レギンレイヴもやる気マンマンらしいが、見た目が幼女なので、3人はちょっと引いていた。


「まあ、本人が良いなら大丈夫じゃ無い」

 と、何気に言ったら。


 モニカがゴミを見る様な目で

「ヴィットマンがこんなに節操の無い奴だったとは・・」


 セリナはワナワナしながら

「し、信じられない・・」


 エリスはジト目で

「変態」


 と、ひどい言われ様だ。


 レギンは「妾もする〜エリエッタもしていたから大丈夫じゃ!」

 と、言って抱きついてきた。


「いや、レギンはこう見えて83歳でお前らより遥かに年長だから」

「別に嫌がるレギンに無理矢理ねじ込んだりしないし」

「入れなくても気持ち良くしてあげられるし」

 必死に言い訳してみた。


「3人が先にして見学して貰ってから本人に決めてもらったら良いよ。」

「勝手に決めるのは良く無いと思う。」

 と、言う必死の説得が通じて5人でする事になった。


 初の5Pである。


 結構大変だ。

 まずは3人で順番を決めていた最初はどうやらモニカらしい


 舌をレロレロ、指をクリクリとかなり忙しい。


 それからモニカ、セリナ、エリスと3人共満足させた。

(失神絶頂させて完全勝利だ)


 レギンレイヴに

「レギンもやってみるかい?」

 と、声を掛けたら

「ゴクッ」

 と唾をのんで頷いた。


 小さなレギンレイヴを寝かせて、優しくキスをしてあげた。


 見た目は幼女だが中身は83歳、お互いに満足するまで頑張った。


 ドラゴン恐るべし。


 そしてこの後、83歳の幼女が正式にローテーション入りしたのである。

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