第18話 次の一手

 白竜様が居ついて一月ほど経った。


 シャハト伯爵領は大陸の南端にあるので雪はあまり降らないが、結構寒い日が多くなってきている。


 白竜様もだいぶ環境に慣れた様で、最近は俺にピッタリくっ付いて回る事も少なくなってきた。


 皆の後をくっ付いて歩いて、色々質問したりお手伝いをしたりして楽しそうに過ごしている。


 鶏も卵から孵って母鳥の周りをちょろちょろくっ付いて歩いて厩舎の周りで何かほじって食っている。


 餌は馬用の飼料に買った大豆をやっている。


 この世界では、ほっといても結構育つ大豆は家畜の飼料用に栽培されている。


 余程貧しい農村にでも行かなければ食用にはしない様だ。


 俺的にはかなり勿体ない、万能食材なのに。


 マヨネーズは知名度が上がって領内はおろか王都の商人まで買い付けに来るようになった。


 卵の入荷量が限られているので、在庫が全然足りなくなっている。


 一晩置いてから次の日に出しているが、毎日予約でほぼ完売している状態だ。


 生産力は全く有り余っているので、別な物も作ってみる事にした。

(作業に慣れたので2時間ぐらいで作り終わって、後は肉串を売っている)


 本当はあまり儲からないのでもう屋台は止めたいのだが、需要が多くて止めれないでいる。

(エルファとエルルに会いに来ている客が多すぎる!)


 って事で有り余る大豆を使って何か作ってみる事にした。


 味噌と醤油に挑戦したいが場所が狭いので断念した。


 豆腐はナマモノなのでやめた。


 納豆は多分問題外だ。


「うーん、こうして考えると中々無いな」


 良いかき混ぜ機は有るから何か活かしたい。


 ふと、思い出した。

 大豆からレシチンを抽出して、何か油を乳化させて乳液を作ろう。


 それならかき混ぜるだけだ。


 早速試作してみた。

 大豆を煮て、潰して錬金術でレシチンを抽出した。


 食用油を乳化させたが、匂いと効果がいイマイチだった。


 皆に聞いたら肌が荒れた所は「馬油を塗るよ」と言う話を聞いたので試してみたが効果はありそうだがやはり匂いがイマイチだった。


 取り合えず少し取って置いた快癒草を潰して混ぜたら匂いも良くて効果も抜群だった。


 変な色が付くので錬金術で快癒草から水分を抽出して混ぜたら良い感じに出来た。


 小瓶に詰めて皆に配って感想を聞いてから商品化する事にした。


 森にフル装備で狩に行ったりして数日が過ぎた。

(外套とポルトで買った高級帽子を装着すると我ながらカッコいい)


 乳液は皆に大変好評だった、ライラとシェレンには

「お願いだから売ってくれ」

 と必死にお願いされた。


 雑貨屋で高級そうに見える瓶を買ってきて中身を入れて売ってみた。


 値段は強気に金貨1枚だ。

 で、2本持って城に献上しに行った。


 門番にも今回は銀貨1枚を渡したら、すぐに謁見が出来た。


「姫様方に是非お使い頂きたく開発致しました乳液にございます。」

「お気に入りましたら、是非当商会からお買い求め下さい、人気の商品ですが優先して融通いたします。」


 今の所、嘘八百だがまあそのうち本当になるだろう、広告塔には持ってこいの人選だろう。


 で、瓶を買い集めて毎日少しづつ作る事にした。

 レシチンはいくらでも抽出できるが、快癒草がもうほとんど無い、来春まで入手は不能だろう。

 取り合えず利幅が大きい商品を開発してみた。

 これでしばらくは安泰だろう。


 後は来春までに森の魔物を殲滅して、土地の開発に着手しよう。


 ちなみに当商会はほとんど利益が出ていない、入って来た金は従業員に給料を払って、俺が魔石や魔道具を売りつけた事にして税金対策している、あくまでも利益の4割を納める契約なのだ。


 ある日の晩御飯の時に皆から白竜様では呼びにくいし、何か変だ!

 と、言われたので白竜様に名前は無いのか聞いてみたら


「卵から孵ったら森の中にいてずっと一人だったので名前なぞ無い!」

 と、半ギレされた。


 って事で、皆から何か名前を付けてあげようという話をされて、何故か俺が名付ける事になった。


 白竜様に確認したら

「可愛い名前を付けてたもれ」

 と、了承をいただいたので。


「レギンレイヴ」と名付けた。

 俺の知っている神話に出てくる戦乙女の「神々の残された者」と言う意味の名前だ。

 と、言ったら何か皆感動している様だ。


 意味を聞いた白竜様も納得した様で気に入ってくれた様だ。


 って事で白竜レギンレイヴが誕生した。

 呼びにくいのでレギンと省略して呼ぶことになった。


 早速皆から「レギンちゃん宜しくね」と声をかけられていた。


 俺からも改めて

「よろしく、レギンレイヴ」

 と、名前を呼んでやったら凄く嬉しそうにしていた。


 連日1人で森に通ってゴブリン村を焼き払う毎日だ、襲ってくるコボルトも返り討ちにして群れを殲滅している。

 かなり奥に行かないと中々エンカウントしなくなって来た。


 オーク村を見つけたが帰りが遅くなってしまうので今日は襲うのをやめた。

(シェレンとサーシャのご飯食べたいし)


 場所を記録しておいてフルメンバーで明日にでも襲いに来よう。


 素直に帰ったがすっかり日が暮れて晩御飯に遅れてしまった。

 でも、優しいので俺の分は取っておいてくれた。


 晩御飯を食べて、食器を洗って片付けてから、部屋に戻った。


 入浴の順番を待っていたら、ライラとアリアがやって来て一緒に入ろうと誘いにきた。


 そう言えば今日の順番はライラだったな。


 って事で一緒に入浴する事にした。

(浴場を広く作っておいて良かった)


 ・・しかし良く考えると風呂も寝室もマリアが仕様を決めていた様な気がする。

 どうやら最初から彼女たちの掌の上で踊らされていた様だ・・・最高かよ!!


 とか思いながら脱衣所で服を脱いでいくライラは行き遅れたとか言っていたが、少し日焼けした肌に大きいおっぱい、安産型の尻でかなりそそる大人の女性って感じだ。


 対してアリアは白い肌にまだ少女っぽさが残る普通の体型だ、これからが楽しみな女性だ。

(髪色は違うがナッシュを思い出させる)


 早速一緒に入浴した、前後から2人がかりで洗ってくれた、お礼に前で洗っているライラのおっぱいを洗ってあげた。


 アリアも雌の顔になって横から洗い始めたので背中からお尻を洗ってあげた。


 それから三人でくんずほぐれつ洗い合った、特にお互い股の部分を重点的に洗い合った。

 我慢できなくなったのか俺を床に横にして、ライラが俺に馬乗りになった。

 普段から馬を扱っているので凄い腰使いだ。


 それから頑張って2人とも満足させた。


 ふと見るといつの間にか先に終わったライラが満足して湯船に浸かっていた。


 アリアの中を軽く洗ってから三人で湯船に浸かって温まってから風呂を出た。


 そのまま三人で寝室に行って二回ずつ絞りとられた。


 心地よい疲労を感じつつ三人でくっ付いて布団を被って就寝した。

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