第7話 変貌

今日も日課のギルド通いである。


適当に採取の依頼を受けようかと思い、掲示板を眺めているとギルマスからお呼びがかかった


大変にこやかな笑顔で目の下に隈を作っていた、あの後総出で徹夜の解体作業だったらしい、ワイバーンは亜竜だが竜に近い存在なので血液や内臓に至るまで売れない部分がほとんど無い獲物で全て売り抜ける事が出来ればここ最近のギルドの資金不足が解消できるので必死の様だ、近隣の商人達にも極上の素材が入荷した旨を通達済で高い関税のせいで最近全く寄り付かなかった他領の商人も来るかもしれないと期待に胸を膨らませているようだ。


関税のおかげで領内から出ることが無かった近隣の商人達から商隊の護衛とかの依頼が出るかもしれないとホクホクしていた。


で、呼ばれた理由がギルドランクをBにしてやるので手続きしろとの事だった、本当はAでも問題がない実績なのだが盗賊の討伐実績が無いのでB止まりにしたとの事だ


ギルマスより

「お前人を殺した事がないだろう?最初にやる時に躊躇して命を落とす奴がそれなりに居るのでBで止めておいた、盗賊の討伐を報告した時点でAに上げるように本部に話を通しておく、もしその時が来たら躊躇するな、生かしておけば被害者が増えて死人も増える、奴らは害悪だ見つけたらゴブをやる時みたいに何も考えずに殺せ、いいな?」

と、諭された。


「で、その続きだが最近ルーキー共の死亡率が高い、お前の間引きのおかげで森の余程奥まで行かなければ取り囲まれる様な事態にはならないはずだがここ2か月で合計9人、今月だけで5人帰って来ない、お前は大丈夫だと思うが森に行く時は少し気を付けて欲しい、それとこれは俺の勘で何の確証も無いのだが人狩りをしている奴らが入り込んでいるような気がしている」

と、真顔で話された、確かに魔力がある獲物を殺せば経験値が入りレベルが上がる、人間や竜には魔石は無いが魔力はある、魔物であれば更に魔石があるので人を殺しても経験値は入るのである、ちなみに野生動物にはどちらも無いので狩っても経験値は入らないが肉やその他の素材は入手できる


って事で弱いルーキーを狩って経験値を稼ぐバカもたまに出てくるのである。


「分かりましたルーキー達の様子も含めて気を付けてみます」

と言ってとりあえずギルドを出た

で、真っすぐポルトの町のナンバーワンクラン銀剣のクランハウスに向かった。


リーダーのカイトとは何度かクラン入りを誘われたりしたので顔見知りである、アポなしで行ってみたがちょうどハウスに居た様なので面会をお願いしてみたらあっさり会えた


「よう、ヴィットマンうちに入る気になったのかい?」

と相変わらず爽やかなイケメン顔を決められてしまった


「いや、ごめん今日は別な話があって来たんだ、ちょっと話を聞いて貰っても良いだろうか?」

と返したら椅子を勧められたので、先ほどギルマスから聞いた話をしてみたら


「話は分かった、採取等でパーティーを出す時はルーキーだけにしないで高ランクをひとり付けて出すようにするよ、情報ありがとう」

とやっぱり爽やかなイケメン顔を決められてしまった。


「ひとつお願いがあるのだが、釣りだしてみたいので弱そうな女の子を何名か貸して貰えないだろうか?ついでに鍛えてあげるよ、あと新人に貸し出すような装備一式を貸して欲しい」

とお願いしたらあっさり了承してくれた。


「僕もそんな奴らは許しておけないので協力するよ」と憤っていた。

人選して装備も準備しておくので明日の朝一に寄り道しないで真っすぐ来て欲しいと言われて解散になった。


今日は気分が乗らないので町中をブラブラして道具屋とかいつもは行かない武器屋とかを見て回った、装備も外して町中を歩いていると童顔なせいで子供に見えるのか、じいちゃん、ばあちゃんに結構話しかけられて飴をもらったりしながら時間を潰した、道具屋には煮炊きに使う道具や一人用のテントから商隊が使うような大きな天幕まで色々な野営セットが売られていた、宿にあるようなショボいオイルランタンとかは無くて魔石を入れてやると光る光魔法が付与されているランプ風の魔道具とかも置いてあった、結構お高いが一つ持っていては夜の運動が捗る逸品だと思ったが今日は買わずに店を出た、服屋も見てみたが新品は少しお高いが良さげな服をいくつか見つけたが今日は買わずに宿に戻った。


部屋に戻ってバブルウォッシュとドライヤーで軽く汚れを落としていつも通り飯を食いに行くと、ナッシュに声をかけられた


「昨日の夜は満足させてあげられなかったので今晩は頑張るのから朝まで買ってください!」

とお願いされてしまった・・当然OKである。


一緒に軽く飲みながら食事をしてお持ち帰りした

(くっ、明かりの魔道具を買うべきだった)


部屋に入ったら躊躇なく脱ぎ始めるナッシュ


昨日と同じようにバブルウォッシュで体を洗ってから目を閉じて息を止めるように言って顔と髪の毛も洗ってあげた、ドライヤーで乾かして髪の毛を梳いてあげたら、何か少し様子が変だ・・何もしていないのに準備が完了してしまっている。


ナッシュは昨日までのおずおずした感じは消え失せて最強の娼婦に生まれ変わっていた。


この俺が完全に翻弄されて絞りつくされている。

(俺はとんでもない強者を目覚めさせてしまった様だ)


何とか必死の反撃でナッシュをイかせる事が出来たが危なかった。


前半は完全に負けていたが後半で挽回できたのでお互いに良いセックスだった、ナッシュをベットに寝かせて綺麗にしてから布団を被って一緒に就寝した。

(今日も良い1日でしたイシリス様ありがとうございました)




パーン!パーン!パーン!


ナッシュが凄く気に入ったとの事で朝から駅弁で責め立てている、もう何度も絶頂しているのだが俺が出すまで頑張る!との事なので早めに出してあげるとフニャフニャになったのでベットに優しく寝かせて布団を被せてから時間までゆっくり休んで行ってねと声をかけて宿を出る


人狩りが居たとしても一回で釣れるとは限らないが一応覚悟を決めて銀剣のクランハウスに向かって歩き始めた、今日も良い天気だ。

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