美麗で最強の白魔術師ユーリと、
卑屈でそこそこ強い呪術師のロキ。
2人の出会いは「呪い」。
最強の魔術師に呪いをかける依頼を請け負うロキの魂胆は「金」一択で。
因果応報をそのまま体現するが如く。
浅はかな選択から、ロキの人生が丸ごとひっくり返る出来事が展開していく――
始まりからもう面白さが確約されたような事件。
誰もがひれ伏す美貌と自信と力を携えたユーリを前に
ロキは確かに魅了されながらもどこか他人事のような立ち位置で居続ける。
彼が人生の第一に置くのはたぶん、保身。
それはヒトの生存本能であり、
できるだけ幸福でいたいという
誰もがほんのり抱いている些細な望みなわけで。
対するユーリも、ほんの些細なきっかけから、ロキを穴蔵から外へと連れ出す。
そんな指の先だけをちょっと絡めたような
それでも確かに「触れてるじゃん?」とツッコミたくなるような絶妙な関係。
そんな関係の妙を書かせたら一級品の作者様!✨️
この「絶妙」をぜひ味わってください。
一度触れたら、クセになっちゃいますよ。