• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
『ぼくの滅びゆく世界の観察日記』

『ぼくの滅びゆく世界の観察日記』

MimiPopo Studio

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★3
1人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 楠杜等
    608件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    世界が少しずつ変質していく。それを子どもの視点で淡々と描く不穏な日記

    主人公の「ぼく」は、夏休みのあいだ、町のさまざまな場所を訪れ、絵日記を描き続けている。
    しかし、観察する風景には毎日のように「わずかな異変」が現れる。

    日々の風景が「同じ向きの草」「細くなる影」「薄くなる色」「小さくなる音」といった微細な異変として積み重なり、世界そのものが静かに劣化・収縮していくような不安が漂ってくる。

    子どもの素直な語り口が、異常の輪郭を逆に際立たせる巧みな構成です。
    淡々とした日記形式が恐怖を徐々に増幅させていきます。

    • 2026年8月6日 11:32