第1話 虫取り網を持たない人間への応援コメント
なんと独創的な作品!!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます!
Xで知り合った方と些細なやりとりで同じタイトルでお互いに自由に作品を書いてみようというノリから始まった物語なんですが、全く違う作品が出来上がりましたw
設定を考えるのが好きなので、独創的と言っていただけると大変うれしいです!
第5話 最後の査定への応援コメント
素晴らしい!
蝉の一人称視点というアイデアがまず秀逸でした。人間の言葉が「音」としてしか理解できない、という制約を最後まで貫いているからこそ、あの結末の切なさが際立っています。「セミー」という音を、蝉が「自分への呼びかけ・愛情表現」だと信じ続ける構造——読者にはヴァンの本音(金への執着)が透けて見えているのに、語り手にはそれが「愛」としか映らない。この視点のズレそのものが物語の核になっていて、お見事だと思いました。
特に第5話、ヴァンが泣き叫ぶ場面の畳みかけが強烈でした。「俺の一億が」「六千セミー」と繰り返される金額への執着を、蝉が「僕のために泣いてくれている」「僕は、この人間に愛されていた」と読み替えていく。ここの残酷さと切なさの同居が、この作品の一番の読みどころだと感じます。安易な「実は本当に愛していた」的な救済に逃げず、最後まで蝉の誤読(あるいは、誤読とも言い切れない何か)のまま終わらせた胆力に痺れました。
一方で、道中のディテールも丁寧でした。籠を選ぶ場面、雨の日に布を屋根にする描写、水を先に木の根元へやる仕草——ヴァンの不器用な優しさが、彼自身の言葉(「一億のためだ」)と裏腹に積み重ねられていく構成が上手く、だからこそラストの落差が効いています。橋の上での連携攻撃や音喰いとの死闘など、アクションシーンのテンポも良く、緊張と余韻のバランスが取れた一作でした。
作者からの返信
八雲 海さん、ありがとうございます!
ここまで丁寧に読み取っていただけると、本当に書き上げた甲斐がありました。一気に最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
この作品は、ラストシーンを先にしっかり決めてから、そこへ向かうように作り込んでいきました。
とにかくヴァンは情けなく、みっともなく、最後まで金のことばかり口にする。その一方で、蝉は彼の言葉も行動も、徹底して愛情として受け取る。
書きながら「なんて嫌な話を書くんだろう」と自分でも思いましたが、まさに描きたかったところをここまで受け取っていただけて、本当にありがたいです。
そして、せっかくの異世界転生なので、冒険やバトルもしっかり書いてみたいと思い、橋の場面や音喰いとの戦いも試行錯誤しながら楽しく書きました。
細かな場面まで触れていただき、とても励みになる感想でした。ありがとうございました!
第5話 最後の査定への応援コメント
人と蝉の嚙み合わなさが結実するラスト、嫌な読後感(誉め言葉です!)で最高でした。
蝉側に立つかヴァン側に立つかで、ハッピー/バッドエンドが反転する構成も非常に巧みですね……!
蝉にとって鳴き声=求愛行動ですし、自分に向けられた声を愛と受け止めてしまう蝉に、不思議と納得してしまいました。
非常に面白かったです!
作者からの返信
コンメントありがとうございます!
心を鬼にして、徹底的にすれ違い続ける話にして良かったです。
もう少しハッピーエンドにしたほうがよかったのかと思ったところもありましたが、自信が持てました!