蝉がうるさいくらいに鳴く夏の暑い日、少年は「静かな世界」を願った。
すると、山の神に出会い「何もない静かな世界」に連れていかれる。
会話をしていると、どうやら本当に山の神。
果たして少年は元の世界に戻れるのか。
静かな世界に行ってしまった理由とは。
って、ホラーやミステリーのような書き方をしてしまいましたが、思春期の少年の心を切り取ったかのような、現代ファンタジーです。
怖くもないし、読後感も悪くありません。読み終わった後、ちょっと山を見つめてみたくなる。外の景色に、音に、暑さに思いを馳せたくなる、そんな物語でした。
【レビューコンテスト応募】