この創作能楽のシリーズは、作者様の真骨頂かと思っております。私の見方が浅いのかとも思いますが、この作者様以外にこのタイプの作品をお見掛けしたことがありません。
これは勝手な思い込みですが、黒椿シリーズですので登場人物はある程度共通しているのでは、と思います。
とすると、女は彼女、翁はあの神様、福々しい大男はあちらの神様か、など。(翁にコメントでヒントを頂いて全部つながった次第です)
そこへ、各時代の歌仙と呼ばれた人物たちが立ち寄る。ある意味、時の流離人のようなホスト側と一緒に読者も時間旅行をして歌の名手と神たちのやり取りを垣間見るという贅沢な時間を過ごす。
完全な私の勝手な解釈ではありますが、そのように受け取って、時代の歌人との夢幻の時間を楽しませて頂いております。