最後はあなたと 番外編
有栖 多于佳
第1話 エドワードとジョージ
アルビオン王国の王宮、広い広い敷地の大聖堂の奥の北の外れの離宮、ここが私の世界の全てであった。
私は生まれてからこの離宮以外に出たことが無い。
母は、海を挟んだ隣国の王女として生まれ、この国へと両国友好の証として王妃となるために嫁いで来た、と言うことになっているけれど実際は、私の祖父がこの国で行った愚行の為の生け贄、もしくは人質そんなものである。
私とて、王子とは名ばかりで、いつ儚くなる命なのか、その生殺与奪の権利を持っているのが実の父親なのだから、もう殺されるために生まれてきたとか、自分の運命を呪う以外あるのだろうか、そう思いながら高い塀の向こうに見える青い空を見つめていた。
離宮では、数少ない使用人が粛々と仕事をしていてとても静かである。
母には、唯一フルーレザンから連れてきた侍女がいて、彼女だけは信用しているようで常に側に置いているが、私に付けられた侍従は、フィッツロイ公爵家から派遣された者たちで彼らとは当然距離があった。
公爵の前妻の死にフルーレザンが関わっていたようで、私や母は憎むべき対象であろう。
それでも、侍従たちは私に悪意を向けるようなことはなく、距離はあるが丁寧に扱われているのはわかる。
王宮から派遣されてくる家庭教師たちの方が、寧ろ私を疎んでいるようで、二言目には『こんなことも出来ないとは、ジョージ様は一を聞いて十を知りますのに』と言うのだった。
ジョージと言うのがフィッツロイ公爵家の長男でありながら、国王リチャードの庶子、つまり自分の異母弟であり、一つ違いであることも、ルシンダと言う異母姉もフィッツロイ公爵家の長女として存在していることも、教育が始まったすぐの頃から家庭教師が嬉々として話してきたので、当然のようにジョージと比べられるのが弟の方が出来が良いと言う嫌味だということもわかっていた。
嫌味な家庭教師が口を揃えて言うのは、私とフィッツロイ姉弟は恐ろしく顔が似かよっていると言うことだった。
特にジョージとは入れ違えてもわからないと。
それは暗に、私が居なくなっても、これはまあ亡くなってもと言う意味であろうが、ジョージが代わりに王位につくから問題ないと言う、現実味を帯びた実に嫌な未来予想であったので、その言葉を聞くと初めは気分が悪くなって顔に出てしまっていたが、そうすると、王族が顔に感情を出してはいけないと言って、両手を鞭で嬉しそうに叩かれたのだった。
子供の手の薄皮なぞ、鞭で数回叩かれただけで赤く爛れ皮が剥ける。
その血の滲む手でその後もペンを握り勉強をしなければならない。
その様子を見てまた家庭教師たちは鬱蒼とした笑みを浮かべて見てくるのが、心底嫌であった。
授業が終われば、フィッツロイから派遣されていた侍従サミュエルが母の侍女ディアーナを連れてやって来て、手当てをしてくれながら、その時の状況を聞き取りされた。
手当てが終わると彼女はサミュエルに怪我の状況を詳しく伝え、サミュエルが
「次はこのようなことが無いように致しますので」
と、丁寧な謝罪をしてくれた。
その次の授業からはそんなことは起こらなくなり、当然教師は変わった。
12のある日、いつもは静寂に包まれてひっそりとしている離宮がザワザワ騒がしくなって、2階の窓辺でいつものようにぼんやりと空を見ていた私の部屋の扉が叩かれ、珍しくサミュエルが焦った声で来客を告げた。
「来客?私に?どこの誰?私が会って良いのかな」
私の問いにサミュエルが言い淀んでいて、それも滅多に無いことで、余程の人物なのだろうと推測して
「良いよ、ここへ呼ぶかい?応接間に」
「初めまして!私が姉のルシンダよ、まあ本当にジョージに瓜二つね。白金の髪もあら薄青の瞳も全く同じだわ、私とジョージも良く似ていると言われるのだけれど、あなたと私もそっくりね。私のことは気軽に姉様と呼んでくれて良いわ」
サミュエルと話している最中に扉が開いて、勝手に少女が入って来て、後ろから
「姉様勝手に出歩いちゃダメだよ」
と言いながら、同じ年位の少年もついて来た。
「あ、ルシンダ様、ジョージ様まで、応接室でお待ちくださいと申し上げたはずですが、」
サミュエルが顔を半分手で覆って、たいそう困った様子を見せているのに、その少女は全く構わずに笑いながら言い返していた。
「だって遅いんだもの、私たちには迎えの馬車の時間があるのよ、兎に角会うのが先だわ、後の事は後で考えてやるから大丈夫よ」
後ろの少年が彼女の服を引っ張って注意を引こうとして、
「何を考えるんだよ、父上に叱られるぞ」
と、戒めていたが、何も気にした素振りもなくて、朗らかに笑って、
「良いわよ。そしたら、ごめんなさいって謝るからいいわ。ねえ、あなたエドワードでしょ?私の弟の、エドって呼んでも良い?何なら私のことはルーシーって呼んでくれても良いけど、やっぱり弟には姉様って呼んで欲しいわ」
自分の目の前で一旦後ろを振り返って、少年に返事をすると、私に向き直して、世話しなく話しかけてきて手を差し出した。
どう見ても、どう聞いても、異母姉弟で、姉の独断で突撃してきたようである。
サミュエルを見上げれば、眉を下げて情けない顔をしていて、これは帰ってから報告するのを悩んでいる顔だと思った。
「初めまして、エドワードです。君が姉のルシンダ、君が弟のジョージで良いのかな。本当に僕たちは良く似ているんだね」
そう言うと姉の手を握った、私の人生で初めての握手は、姉であった。
「初めまして、エドワード殿下。私はフィッツロイ公爵家長男ジョージです。突然の無礼をお許し下さい」
私と姉の握手を横目で見ながら、ジョージは家庭教師も認める貴族らしい顔で挨拶をした。
「まあ、ジョージ、姉弟なのよ、そんな堅苦しい。兄様って呼んであげなさいよ、その方がエドも嬉しいわよね?家に5つになる弟がいるんだけれど、姉様姉様っていつでも声をかけてきて本当に可愛いのよ。あ、だからエドも姉様って呼んでみて頂戴な」
突然、ジョージとの話しに割り込んできて、弟の話をしたと思ったら姉様と呼んでみろだと、かつて経験したことの無い展開の早さに驚きつつ、
「姉様」
言われるままに呼び掛けた。
「はい」
呼んでみろと言い出しといて、ハイと言う返事だけ返す彼女にどうするのが正解か困って、横に居るジョージをみた。
「姉様、ハイじゃないんだ、殿下も困っているよ。何か言うことがあるんだろう」
「ええ、特に言うことは無いんだけれど、一度も会ったことが無かったから弟に会ってみたかったのよ」
そう言って、馬車の時間に遅れちゃうからまたね~と言って帰って行った。
「これはどういう事なのだろうか」
一連の慌ただしい出来事に、戸惑ってサミュエルに聞き返せば
「申し訳ございません。そのままの意味だと。弟が住んでいる場所が北にある離宮なら行けば会えるかな?これくらいの発想だと思います」
珍しくルシンダの事は長く話してきたので、親しいのだろうかと思って聞いてみた。
「サミュエルは彼女と親しいの?」
それに、一回息を飲んで、それからいつもの澄ました顔に戻って、
「フィッツロイ家の侍従として適切な対応をしているのです。お嬢様は、どなたに対しても気さくにお声かけなさる性質でいさっしゃいますので、おおよそのお考えは想像出来るのでございます。長く公爵領で過ごされていた為、些かおおらかにお育ちになられまして」
と答えてきた。その言葉選びから、彼女の行動に気にはなれど好ましく思っているのだろうと感じて、
「とても可愛らしい姉様だ。会えて嬉しかったと伝えて」
そんなことを言ったのも初めての事だった。
その後、姉が突撃してくる前に、弟のジョージが会いにやって来る方が早かった。
彼は、きちんと公爵を通して事前に連絡を寄越してきた。
「先日は姉が大変失礼を致しまして、申し訳ありません」
きっちりと謝罪の礼をとって、堅苦しいのは仕方がないか、と思ったのだが
「さて、サミュエル人払いを。あとは兄弟でつもる話があるからさ」
姿勢を直すと、私より先に侍従に命令を出して、部屋に二人きりになってしまった。
「本来、こうやって会って話すのが普通なんだよな、姉はあんな性質だから心配で」
「君、ずいぶん態度が違うね。それが本性かい」
「兄弟なんだし、年だって1年も違わないだろう。双子みたいなもんだ、気楽に話そう」
その日からジョージとは、頻繁に連絡を取るようになった。
彼は、自分や私の置かれた状況もよく理解していたけれど、
「黙って受け入れてやる義理はないだろう?何年前の恨みを他人に晴らして貰おうとしてるんだ、恨みは自分で晴らせば良いだろうに、他責に腹が立つ」
と言って、色々と策を考えていた。
父の国王のことも軽蔑していて、
「自分で解決するのでは無く、姉を駒に使ってやり返そうなんて、どんだけ卑怯者なんだ。
あれがしたのは、言われるまま子種を蒔いただけだ。
やられたことをやり返すなら、やり返したい貴族たちを纏めて兵を率いて海を渡れよ。
それが出来ないなら諦めろと、貴族たちを諌めよ」
至極当然のことに、言われるまで気がつかなかった自分の愚鈍さに、教師たちがジョージの器を誉めるのも納得して、
「なんなら、君が私の代わりに国王になって改革をするかい?」
と言ったら、
「国王なんぞなるもんじゃない。なんの力も実際は無いんだ。どうせなら国のシンボルとして君臨して、政治と切り離そうか。
そうすれば、政治のセンスの無い血筋だけの王に左右される事も無くなるし、血筋の保管庫なんて馬鹿げたシステムも要らなくなるし。
取り合えず、暫く入れ替わってみようか。王宮でしかわからないこともあるかもしれないしね」
と、急に色々なアイディアが浮かんだようで、結局そのまま服を取り替えて、私はフィッツロイ公爵家に行く事になった。
初めて、離宮から外に出た。
入れ替わったことがバレないだろうか、とビクビクとしていたら、邸に着いた途端にルシンダに見つかった。
ルシンダは慌てて自分の部屋へと引き入れて、エドがジョージと換わったの?なんでなんで?とワクワクして聞いてきた。
ジョージと話したことを説明すると、
「あの子は考えすぎなのよ、でも入れ換えは大賛成!とりかえばや物語って小説があってね、後で読んであげるわ」
そう言って、私の滞在を何暮れと無くサポートしてくれた。
可愛い可愛いと言っていたアーチーも連れてきて、可愛いでしょうなんて言って、撫で回していた。
「本当に可愛いね、アーチー。私にも抱かせておくれ」
ルシンダが抱えているのが、離宮に幼い弟のいない自分にはそれが羨ましくて、ルシンダから受け取ってギュッと抱いた後、高い高いと二度三度持ち上げた。
すると鳶色の瞳を溢れ落ちそうなほど見開いて、
「誰?姉様、この人誰?兄様じゃない、誰?」
と言い出した。
「まあ、アーチー偉いわね。彼は王子様よ。でも私の弟でジョージの兄だから、アーチーの兄でも大丈夫よ。良い子だからこの事は、内緒にしていてね」
アーチーの兄は大丈夫かな?と思わないでも無いが、ルシンダの言うことは全部yesらしいアーチーは、わかったと頷いて、手を広げて私の前にやって来て、もっとやってと遊んで欲しいと言うのだった、可愛い。
食事の時間の前に、帰城したサミュエルが目が落ちそうなほど驚いて、
「で、殿下、殿下ですよね。何してるんですか、じゃあ今まで城で会っていたのはジョージ様ですか!なんてことだ」
と、気がついて焦って騒いだが、そこもルシンダが
「大丈夫よ、黙っていたらそっくりだから。ただ、エドの方が表情が優しいからわかる人にはわかるのね」
と、取りなして
「いつもの兄様は遊んでくれないから、エド兄様の方が嬉しい」
なんて、アーチーが可愛いことを言いながら足にまとわりついているのをみて、サミュエルが公爵の執務室へと向かっていった。
結局公爵に呼ばれて顛末を話すことになったが、そうかと一言いうだけで終わった。
それからもジョージが入れ替わりをしようと言ってきた時には、入れ替わっていた。
ルシンダがフルーレザンに嫁ぎ、ジョージがフィッツロイ公爵家の分家からメアリーを娶った後も、入れ替わりはしていた。
意外と大胆なジョージが、メアリーと公爵領に行ってゆっくりと休んできたらと提案を受けたが、さすがに弟の嫁に手を出す趣味はないと断ると、
「違う、違う。メアリーは私の妻、エドにはエドの妻が必要だろう。あの男の計画だと姉の生んだウィリアムが成人するまでは小康状態だ。
その頃エドは30を超えるぞ、そんな生活を送る必要無いんだよ。エドになんの罪があるんだ、離宮に幽閉していることこそあの男の罪だ。
私として出歩いて、私として家庭を持てば良い。妻にも父にも了承は取ってある。これから公爵領で会うのは、見合い相手だ、気の合いそうな子を選べ。まずは妻の親友リリアンナと会ってみてくれ」
頭のよく回る弟は、不甲斐ない兄の婚カツ支援もしてくれるらしい。
気晴らしだと思って出掛ければ良いと、サミュエルを随伴させるとまで言ってくれたので、入れ替わりを了承した。
王都を出たのも初めてならば、弟の嫁のメアリーに案内されて、公爵領に着くまでの道すがら、街道沿いの町で店屋をのぞいたり、公園の屋台で買い食いをしたりと、楽しい体験をさせてもらった。
公爵領に着いて、数日後に、邸の応接室に招かれたリリアンナは、茶色の髪に鳶色の瞳の女性で、少しアーチーに似た印象であった。
滞在している数週間を共に過ごすうちに、彼女といる未来は穏やかな時間が流れて良いなとそんな感想を持ったが、自分と添うことは日陰の身に追いやること、無理を通すことも出来ない。彼女のことを思えば、断った方が良いのかもしれない、そう思っていた。
そこに、狙いすましたようにサミュエルがジョージの、何も憂うことは無い万事こちらで滞りなくと書いた手紙を渡してきたので、どこまでも気が回る弟に降参して、
「リリアンナ嬢と縁を結ぶにはどういった手続きを経れば良いのだろうか」
と素直に聞くことにした。
「では、そのようにご令嬢にお伝えするのが礼儀だと。正装して、花束を用意してと色々準備をなさいませ」
どうやら、プロポーズには決まった段取りがあるらしい。
それをきちんと行わないと、結婚した後、チクチクとつつかれて日常生活が苦しくなるのだとか、サミュエルの実感のこもったレクチャーを真剣に聞いて準備をしたのだった。
リリアンナと、表面上はジョージの妾として王都に邸を与えて住まわせ、そこに入れ換えをした私が週に何度か訪ねることになった。
程無くして娘が、その次には息子が生まれた。設定上、弟の妾の子なので公爵家の籍には入れずリリアンナの戸籍に入れたが、彼女の両親はリリアンナが公爵家嫡男の妾として寵愛を受けていることに納得していたので彼女は貴族籍のままで、子供も貴族籍に入れられた。
ルシンダがフルーレザンの第二王子と離婚して帰ってくると連絡を受けたのは、彼女を乗せた船が到着する直前であった。
その時、ジョージは私とリリアンナと子供たちを公爵邸へと避難させる、最後の入れ替わりだ、と言った。
何をしようとしているのか、実はとっくに理解していた。
彼は絶対王政を終わらせるのだ、父の代で。
そして、お飾り、国のシンボルとしての王に私を担ごうとしているのだろう。
長い長い時間をかけて、その工作を入れ替わりをしていた時にしていたのだろう。
この話には、当然、フィッツロイ公爵も噛んでいて、離宮に幽閉されている王妃の母も納得しているはずだ。
いや、入れ替わった状態のジョージと母、フィッツロイ公爵があの閑散とした離宮で相談していたのだと思えば、私がリリアンナのいる家に行っているのも都合が良かったのだろう。
父が議会で提案された個人の権利を認める条約の話し合いを一方的に拒否して、議会から大批判を浴びた。
フィッツロイ公爵は厳しく糾弾して、父に退位を迫った。
父の処刑も言葉に出始めた頃、私は自分の役割として、父の命を嘆願し、その代わりに全ての権利を手放すと宣言した。
議会で、私の意見は即時可決され、父は退位の後、北の離宮での蟄居を命じられた。
驚いたのは母で、議会は結婚後長く幽閉されていた王妃である母の離婚をすすめたが、彼女は
「いえ、神に命尽きるまで共に生きると誓いましたから、最後まで夫と添うことをここに宣言いたします」
そう悠然とした態度で返答をしたことに、フルーレザンから送り込まれた敵として見ていた貴族家たちが言葉を無くしたのだった。
私は議会で国王になることが承認された時に、秘密裏に婚姻した妻と、その妻の生んだ子がいることを述べ彼らを王族に迎えたいと言った。
その時、齢31を迎えていた私に家庭があっても不思議では無い、婚姻すら結ばせなかった前国王の非情をどこかの貴族が叫んで、そうだそうだ、と声が上がって、全会一致で可決されたのであった。
それもこれも、彼が仕込んでいたのだろう。
弟の如実の無さに舌を巻くが、当の本人は素知らぬ貴族らしい顔で前を向いて澄ましていたのだった。
王宮の王の執務室などのある表側を議会に渡し、奥の居住空間だけを使用することにして妻子を呼んだ。
私の仕事は主に、海外とのレセプションや要人との儀礼的な会談で、その脇にはジョージが並んだ。
フィッツロイ公爵を引き継いだ時に、貴族院議員も継ぎ、選挙で選ばれた最初の宰相となった。
ある日、国王の侍従についていたサミュエルが手紙を持ってきた。
それは、変わった材質の紙に書かれていて、遠くハポネ皇国からのものであった。
そこには、大使として半年前に赴いたアーチー、アーチボルト・フィッツロイからの、報告書のようなものであった。無事に引き継ぎも終えて業務に当たっているという事柄に紛れて、ルーシーと言うアルビオン王国の国民が慣れない他国の生活に苦労しながら楽しそうにしている様子を書き添えてあった。
今だフルーレザンの内乱は終わる気配を見せない。
まだまだ不安定な国際情勢が続いていくだろう。
それでも、私に不安は無いのだ、私には優秀な弟がいる。
彼が目を光らせているうちは、当分我が国は安泰であろう。
優秀な保管庫の意義を見せつけていることにだけ気がつかない、迂闊な弟はたいそう可愛いのだ。
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