嗚呼、夏休み!
このままずっと続けばいいのに〜
そんな夏の終わりにぴったりな本作
『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ作の原題は、『Deux ans de vacances』(「2年間の休暇」)
学校から離れた長い長い休み――、そこで繰り広げられるサバイバル生活に、わくわくしたり、うらやましく感じたりした人も多いのでは?
もちろん、レビュアーもです
本作を拝読しながら、そんな子供の頃の読書体験を思い出していました
ただし
ここで語られるのは、少々退屈すぎるような平和でのどかな生活
父に連れられてきた母の田舎で、主人公はゲームもテレビもない夏の日々を送っています
しかし、今日ははじめて母に外に行く許可をもらいました
わーい、玉蜀黍もぎだぁヽ(=´▽`=)ノ
「絶対に、畑の先に行ったら駄目よ」
母との約束
破るつもりなんて、そのときはなかったのに――
夏の午睡から覚めたかのようなそのあとの展開に、つくづくと思いました
夏休みは、ふつうがいいな…って(¯―¯٥)
美しく、残酷な夏の1ページをぜひご体験ください
境界を監視する、あるいは、まるで晒されているかのような向日葵のすがたが印象的です