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残響の杜

残響の杜

夜明シノ

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 七洸軍
    1568件の
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    ★★★ Excellent!!!

    物語を越えた先の、祈りと、文学と

     ロボットが出てくる。技術が発展して、ナラティブ(物語)を理解できるまでにはなったけれども、文学まではまだ理解しきれていないような、そんなAI。
     ロボットに介護されながら、老作家が彼女に教えるのは、まだAIが理解しきれない表現や情景などの言葉たち。祈りを理解し、その橋を渡った先に、きっと文学への理解があるのかなと、そんな風に感じました。裏返せばそれは、未だ人間がAIよりも優れている点であろうし、いつかAIが辿り着く場所化もしれない。……私は現状AI否定派ですが、いつかそこに到達する未来も、楽しみにも思える。ロボットへ、子供に教えるように諭す老作家との構図が愛おしい。
     戦争の跡が残る終の棲家、人のいない古民家と作品を守り続けるロボットの構図も、たまらなくツボでした。

     AIに負けじと物語を作る作家、文学好きに是非読んで欲しいと思います。

    • 2026年7月5日 10:56