第3話 闘将 山口多門!!
南雲が山本とミッドウエーを潰してる頃・・・。
山口多門は燃料と爆弾、実弾を補充した機を続々と発艦させてた。
「敵は待ってくれん。補給出来た機は随時、敵に向かえ!!護衛は全機発進し、
敵空母の護衛を蹴散らしておけ!!」
闘魂の多聞らしい訓示を聞き、部下は続々と発進。
友永中佐は部下が飛び立つのを歯軋りして悔しがってた。
が・・・。
「友永、貴様は俺と共に艦上指揮を執る。」
多聞からそう言われれば従うしか無い。
部下からも・・。
「隊長、我等に任せて下さい。随時報告しますので指揮をお願いします。」
愛する部下からそう言われれば従うしかない。
戦爆連合の大編隊はまずはヨークタウンから狙う。
その前に前哨戦の戦闘機が敵のグラマン、バッファローを駆逐済。
「こちら赤城戦闘隊、コレより敵護衛機を駆逐開始ス!!」
先手を打たれあわや壊滅と言う危機を味わった彼等は躊躇せず敵に突撃。
当時世界一の技量に昇華してた日本海軍パイロットは装甲で鈍重なグラマンや
バッファローを蹴散らすのは簡単だった。
送り出した空襲部隊が壊滅し、残された護衛戦闘隊も見る間に壊滅。
「ママ~~助けて~~!!」
「妻よ、子供を・・」
蒼空は飛行機雲の軌跡で白い落書きが大空に描かれる。
その舞台では多くの日米の若者が炎に焼かれ血だるまとなり、
若い命を空に散らしてる。
上空のヤングボーイズは次々に狩られて蠅みたいに撃墜される。
上空に味方機が消滅するまで時間は必要なかった。
総指揮官、ニミッツはハルゼーに撤退を告げる。
「ハルゼー、ダメだ!!JAPは強い。
そして我が愛するボーイズは全滅した。
攻撃隊は壊滅したと思われるので撤退セヨ。
せめて空母だけでもハワイに持ち帰ろう。本海戦は負けだ。」
「長官・・・。アイアイサー!!」
最後のバッファローが落ちたのを視認すると撤退を開始。
そこへ更なる訃報が・・。
「こちらミッドウエー防衛部隊。敵戦艦現る。
巨大な戦艦が艦砲射撃を開始、在地戦闘隊は壊滅セリ。
救援を求む!!」
なんとJAPは戦艦も投入したのだ。
戦艦を撃てる砲塔はあの島には無い・・・。
「こちらスプールアンス、我が艦隊も在空機、防衛機壊滅。
スマンが自力で耐えてくれ・・・。」
「了解、米海軍に栄光アレ!!」
決別の無電を最後にミッドウエーからの通信は途絶・・。
そこへ・・・。
「敵機来襲!!撃て撃て~~!!」
JAPが空襲を仕掛けて来たのだ。
JAPは戦闘機から放たれた花火?みたいな爆弾で対空砲を潰しにかかる。
敵は俊足で我が対空砲では捉えられない。
JAPは強い。
分かってはいたが、ココまでとは・・。
正々堂々と戦って負けた。
ミッドウエーは陥落するであろう。
ハワイまで逃げれれば良いが、対空砲を潰され、抵抗手段を喪失した我が艦隊は・・。
壊滅するであろう・・・。
スプールアンスはそう考え、一隻でも生き残る事を願い艦隊を固める事を止め、
各自遁走を命じる。
「我が艦隊は負けた。一隻でも良い、ハワイに逃げろ!!」
それがスプールアンス提督最後の命令となる。
後書き
いよいよ佳境です。
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