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星屑の海

星屑の海

夕暮れ

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • エス&ジョージ
    189件の
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    ★★★ Excellent!!!

    居眠り副長が体当たりを決断する古い哨戒艦の熱さ

    第1話の掴みが完璧だ。

    「副長、起きてください」「起きている」「寝息が聞こえました」「深い考え事だ」——このやり取りだけで、副長・神谷レイという人物の全てが伝わる。軍人なのに居眠り、軽口を叩きながらも冗談と仕事はきっちり切り替える。このキャラクターが一話の間ずっと気持ちよく動き続ける。

    艦長の田中マサト少佐も素晴らしい。現れた瞬間に状況を把握し、「助けるぞ」の一言だけで艦橋の空気を決める。説明過多にならず、行動で人物を語る書き方が上手い。

    そして何より、体当たりの決断だ。撃てない、援軍も間に合わない——追い詰められた中でレイが絞り出す「体当たりを進言します」という言葉の重さ。古くて小さい哨戒艦が、それでも民間人を守るために全力で動く場面に、思わず前のめりになった。

    宇宙ミリタリーSFでこれほど人間の熱量を感じさせる第1話は久しぶりだ。

    • 2026年7月3日 12:03