概要
権力、財力、愛情——全部あるのに、どうして「ときめき」だけ足りないの?
辺境育ちの男爵令嬢・エミリスは、王立学園高等部に入学した初日から、よりにもよって王太子・ジョセフに一目惚れされてしまった。
最高級のドレス、国宝級の宝石、どこへ行っても一番良い席——至れり尽くせりの扱いに文句はない。でも、既婚者の婚約者(予定)から向けられる冷たい視線も、廊下の陰口も、閉じ込められた空き教室も、全部セットでついてくる。
算術が得意なエミリスは、思わず計算してしまう。
……プラスマイナスで言うなら、弱いプラス、かしら。
愛されているのは分かる。でも、ときめかない。そして、本音は一度も聞いてもらえていない——そんな日々が、今日も続く。
最高級のドレス、国宝級の宝石、どこへ行っても一番良い席——至れり尽くせりの扱いに文句はない。でも、既婚者の婚約者(予定)から向けられる冷たい視線も、廊下の陰口も、閉じ込められた空き教室も、全部セットでついてくる。
算術が得意なエミリスは、思わず計算してしまう。
……プラスマイナスで言うなら、弱いプラス、かしら。
愛されているのは分かる。でも、ときめかない。そして、本音は一度も聞いてもらえていない——そんな日々が、今日も続く。
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