不審者が、自分の部屋のベッドの下で、鎌を持って隠れていた。
都市伝説か何かだろうか。
そんな話を、夜1人で部屋のベッドで横になっているとき思い出し、今、ベッドの下をのぞいて、誰かいたら、どうしよ😓💦
と思ったことがある。
押入れ。
ココも、基本、誰もいないはずだ。
閉められた押入れ。
その中から、蹴った音がする。
あなたなら、開けますか?
メッチャ、コワくないですか😓💦
でも、開けなきゃですよね💦
わたしは、対スズメバチ用強力マグナムジェットを持って、ソロソロと開けますよ。ウチの周り、よくスズメバチがくるので、ウチにある最強武器がソレなので、飛距離12mだし💨🐝💦
けれど、開けたら、ヤバいのってありますよね。
自分の中の本能がささやくんですよ、やめとけって。
ニノ前様の怪異は、いつもヤバい。
シャレが通じないから。
本作は言いようのない予感と余韻の物語である。
流産とその後の同棲の解消。
いずれも理不尽な別離だ。
辛い経験を経ても、淡々と暮らす主人公。
そして彼女は理屈のわからない出来事に遭う。
押し入れから聞こえる小さな物音は、なにか。
生まれなかった存在か。
そもそも押し入れである。
人の体の中ではない。
結局、この世に生まれることは叶わないのではないか。
なのに、襖の向こうに、いる。
いるはずなのに、襖は開けられない。
だからずっとこのまま。
このまま日々が過ぎる。
奇異な現象と暮らす主人公の抱いた感情は何だったのか。
おそらく読む者各々が様々な思いを持つだろう。
惜別か執着か後悔か。
それとも言いようのない感情か。
どれもがあって、どれもがそれだけではないような気がする。
物語の中に確たるものはない。
描かれる対象も二つだけだ。
押し入れの襖と主人公。
現実表現の粒度を削り、不確定さを増す。
それが本作の非現実感を高めている。
余分なものはなにもない。
簡素で静かな物語なのだ。
奇妙な夢を除いて、作中はいつも静かだ。
だから余韻が長く残り続ける。
心に残る。
本作を読む者は、茫漠とした感覚に浸る読書体験を得ることだろう。
つまりこれは、ぜひとも勧めたい短編小説だ。
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