★
0
概要
私たちは生きていた。たとえ、死んだとしても──
西暦二〇〇〇年、世界は沈み果て、人類が宇宙へと去った地球に著者不明の生存手記が遺された。不気味な豪華客船に拉致された五人の男女は、そこで共同生活を送ることになった。外の海では人間同士が喰らい合う「人魚」が泳ぎ、主人公の脳内には海へ誘う怪異の美しい声が響いていた。過酷な極限状態の中、才能なき作家が万年筆を握り締め、人として死んでいった者たちの足掻きを記していった。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?