第6話 聖女の隣で微笑む神官

朝の祈りを終え、

リリアは女神像の前でゆっくりと顔を上げた。


昨夜は、ほとんど眠れなかった。

牢獄の中で毒を飲まされたヴィオレッタの姿が、

目を閉じるたびに浮かんだからだ。


黒い血を流しながら、自分へ向けられた紫色の瞳。

『今度は、助けてくれる?』

その声が、今も耳の奥に残っている。


リリアは胸元で手を握り、もう一度だけ祈った。

どうか、あの夢が現実になりませんように。

三日後まで、ヴィオレッタが

無事でありますように。


立ち上がろうとしたとき、

女神像の白い頬に黒い筋が

残っていることに気づいた。


「これは……」


細い筋は、女神像の瞳から頬を伝っている。

まるで、黒い涙が流れた跡のようだった。

昨夜、夢から目覚めたときには

気づかなかったものだ。


リリアが確かめようと近づくと、

女神像の瞳に新たな黒い雫が浮かんだ。

雫は白い頬を伝い、顎から床へ落ちる。


ぽたり。


静かな礼拝堂に、小さな音が響いた。


床に落ちた黒い雫は煙のように揺れたあと、

跡形もなく消えた。

リリアは息を呑んだ。


その瞬間、胸に鋭い痛みが走る。

視界の中へ、見知らぬ光景が流れ込んできた。

血に濡れた石畳。

倒れて動かない男。

恐怖に震える、黒紫色の髪の少女。

ヴィオレッタ。

彼女は青ざめた顔で、倒れた男を見つめている。

遠く離れた場所で起きていることを、

ほんの一瞬だけ見せられたようだった。


「ヴィオレッタ……」


名を口にすると、胸の痛みがさらに強くなる。

ただの夢ではない。

今まで見てきた未来の光景とも違う。

まるで、今この瞬間に彼女の身へ

危険が迫っているように感じた。


「誰か、いませんか?」


リリアの声が、広い礼拝堂へ響く。

朝の祈りを終えた神官たちは、

すでに別の務めへ向かっていた。

今ここにいるのは、リリア一人だけ。

そう思っていた。


「その場所には、触れないほうがよろしいですよ」


背後から、穏やかな声がした。

リリアは驚いて振り返った。

礼拝堂の入口に、一人の少年が立っていた。

淡い金色の髪。

柔らかな緑色の瞳。

白い神官服には、

銀糸で百合の模様が刺繍されている。

見たところ、リリアより少し年上に思えた。

少年は両手に本を抱え、優しげに微笑んでいた。


「驚かせてしまい、申し訳ありません」


「あなたは……?」


「ノア・ルミナスと申します。

大神官の養子で、神官見習いをしております」


ノア。

その名を聞いた瞬間、

リリアの胸がかすかにざわついた。

アルベルトの肖像画を見たときと、

同じ感覚だった。

知っているような。

けれど、思い出せない。

リリアは少年の顔を見つめた。


「以前、お会いしたことがありますか?」


ノアは少しだけ目を見開いた。


「いいえ。聖女様がお目覚めになってから、

お姿を拝見するのは今日が初めてです」


「そうですか……」


まただ。

知らないはずの人を、知っている気がする。

リリアは自分の記憶が、

壊れた鏡のようだと思った。

欠片は確かに存在している。

けれど、どれも正しい位置へ戻らない。


「聖女様?」


ノアの声で、リリアは我に返った。 


「すみません。少し、考え事をしていました」


「お疲れなのでしょう。

急に多くのことを背負わされましたから」


ノアは女神像の前まで歩いてくると、

床へ視線を落とした。

黒い雫は、もう消えている。


「先ほど、女神像が泣いたのです」


リリアが告げると、ノアの笑みが一瞬だけ消えた。


「泣いた?」


「黒い涙を流しました」


「見間違いではありませんか?」


「いいえ」


リリアは、はっきりと首を振った。


「その直前に、ヴィオレッタ様の姿が見えました。

血に濡れた石畳の上で、震えていたのです」


ノアは黙った。

穏やかな緑色の瞳が、わずかに細くなる。


「ヴィオレッタ・ローゼンベルク公爵令嬢を?」


「はい」


「彼女に何かあったと、お考えなのですか?」


「分かりません。

でも、胸がとても痛くなりました。

今も、嫌な感じが消えないんです」


リリアは胸元を押さえた。

ノアは女神像を見上げ、しばらく考え込んだ。


「聖女様には、遠くの穢れや

災厄を感じ取る力があると伝えられています」


「では、ヴィオレッタ様のそばに災厄が?」


「その可能性はございます」


ノアはそう答えたあと、静かに付け加えた。


「あるいは、彼女自身が災厄である可能性も」


リリアは思わず彼を見た。


「どういう意味ですか?」


「聖女に予言が与えられるとき、

その光景に現れる人物が、

必ずしも被害者とは限りません」


ノアの声は穏やかなままだった。


「悪しき力を持つ者や、

国へ災いをもたらす者が示されることもあります」


「ヴィオレッタ様が、悪い人だと言うのですか?」


「まだ、何も断定しておりません」


「でも、その可能性があると

思っているのでしょう?」


ノアは、すぐには答えなかった。

その沈黙が、何よりの答えに思えた。


「私は、そうは思いません」


リリアは強く言った。


「会ったこともないのに、

なぜ言い切れるのですか?」


「助けを求めていたからです」


夢の中で、

何度も彼女は死にたくないと願っていた。


処刑台に立たされ。


牢獄で毒を飲まされ。


誰にも助けてもらえないまま、

一人で死を迎えようとしていた。


「あの方は、苦しんでいました」


リリアは、ノアから目を逸らさなかった。


「苦しんでいる人を、

災厄だと決めつけたくありません」


ノアの表情が、ほんの少し変わった。

驚き。

戸惑い。

そして、何かを懐かしむような色。


「聖女様は、お優しいのですね」


「優しいかどうかは、分かりません」


リリアは小さく首を振った。


「ただ、見捨てたくないだけです」


もう二度と。

雨の中で、大切な人の手を離したときのような

後悔を味わいたくなかった。


ノアは、しばらくリリアを見つめていた。

やがて、柔らかな微笑みを浮かべる。


「では、ヴィオレッタ様について

調べてみましょう」


「本当ですか?」


「大神官様から、

聖女様の学習と身辺の補佐を命じられております」


ノアは、抱えていた本を少し持ち上げた。


「王国の歴史や神殿の教えを

お伝えするのが私の役目です。

その中には、公爵家についての記録もございます」


「ありがとうございます」


リリアは、ほっと息を吐いた。


「ただし、一つだけ約束してください」


ノアの声が、少し低くなる。


「何でしょう?」


「どのような真実を知っても、

軽率にお一人で行動なさらないこと」


ノアは、まっすぐリリアを見つめた。


「聖女様のお命は、 

すでに聖女様お一人だけのものではありません」


その言葉に、リリアの胸が冷えた。

大神官と同じだ。

聖女となった瞬間から。

自分の身体も。

力も。

未来も。

国や神殿のものとして扱われ始めている。


「私の命は、私のものです」


リリアは静かに答えた。

ノアの瞳が、わずかに揺れる。


「もちろんです」


彼はすぐに微笑んだ。

けれど、先ほどの言葉を

本当に取り消したようには見えなかった。


     ◇


神殿の図書室は、薄暗く静かな場所だった。

高い天井まで本棚が並び、

窓から差し込む光の中を細かな埃が舞っている。

古い紙と、乾いた木の匂いがした。


ノアは慣れた様子で、

奥の棚から数冊の本を取り出した。


「まずは、ローゼンベルク公爵家についてですね」


大きな机へ、本が重ねられる。

リリアは椅子へ座り、一冊目を開いた。

そこには、歴代の公爵の名と肖像画が載っている。


戦争で功績を立てた者。


国王の側近となった者。


神殿へ多額の寄付をした者。


ローゼンベルク家が王国でも

特に強い力を持つ家だということは、

すぐに分かった。


「現在の当主は、

グレゴール・ローゼンベルク公爵です」


ノアが、一人の男性の肖像画を指す。


濃い紫色の髪。

鋭い金色の瞳。


「王国の財政と外交に強い影響力を持つ人物です。

冷徹ですが、非常に有能だと評価されています」


「ヴィオレッタ様のお父様……」


「はい」


次の頁には、

ヴィオレッタの母親について書かれていた。


三年前に病死。


それ以降、ヴィオレッタは父親のもとで、

王太子妃になるための教育を受けている。


「十二歳なのに、

もう王太子様の婚約者なのですね」


「高位貴族の間では、珍しいことではありません」


「本人が嫌がっても?」


ノアの手が止まった。


「貴族の婚姻は、家同士の契約です」


「それでは、本人の気持ちは関係ないのですか?」


「多くの場合は」


淡々とした答えだった。

リリアは、本の中の文字を見つめた。


ヴィオレッタは、

自分で望んで王太子の婚約者になったのだろうか。

それとも、逃げることもできず、決められた道を歩かされているのか。


夢の中で、彼女を殺そうとした男はこう言った。

お前が死ねば、聖女の物語は完成する。

まるでヴィオレッタは最初から、

誰かの幸せのために死ぬよう

決められているようだった。


「聖女様」


ノアの呼びかけに、リリアは顔を上げた。


「こちらを」


彼が差し出したのは、

黒い革で綴じられた古い本だった。

題名は、金色の文字で記されている。


『聖女と黒薔薇の伝承』


「黒薔薇……」


「ローゼンベルク家の紋章の一つです」


リリアは、慎重に本を開いた。

最初の頁には、白い衣をまとった女性と、

黒いドレスを着た少女の絵が描かれていた。


白い女性の頭上には、輝く輪。

黒い少女の足元には、茨と薔薇。

二人の間には、一本の剣が置かれている。

その剣は、黒い少女の胸へ向けられていた。


「これは……」


「古い伝承です」 


ノアが静かに説明する。

「かつて王国に災厄が訪れた際、

聖女の光を完成させるため、

黒薔薇の乙女が捧げられたと伝えられています」


リリアの指先が震えた。


「捧げられたというのは?」


ノアは答えなかった。

代わりに、本の次の頁をゆっくりと開いた。

そこには、祭壇に横たわる 

黒髪の少女が描かれていた。

少女の胸には、剣が突き刺さっている。

流れ出した血が祭壇の溝を通り、

聖女の足元へ流れ込んでいた。


「殺されたのですね」


リリアの声が、かすれた。

「伝承では、それによって聖女の力が完成し、

王国は救われたとされています」


「そんなもの、救いではありません」


「当時の人々にとっては、

そうではなかったのでしょう」


ノアの声音は、どこまでも穏やかだった。


「国を救うために、一人の命を差し出した。

それを尊い犠牲と呼んだのです」


尊い犠牲。

その言葉が、リリアにはひどく醜く感じられた。


「殺された本人が、望んだのですか?」


ノアは、本へ目を落とした。


「記録には、残っておりません」


「なら、犠牲ではありません」


リリアは、震える声で言った。


「ただの殺人です」


図書室に、沈黙が落ちた。

ノアは否定しなかった。

ただ、悲しげに目を伏せた。


「聖女様は、この伝承を知っても、

ヴィオレッタ様を助けたいと思われますか?」


「もちろんです」


リリアは、迷わず答えた。


「むしろ、助けなければなりません」


リリアにも、分かり始めていた。

夢で見たヴィオレッタの死は、

偶然ではないのかもしれない。

聖女と黒薔薇。

救う者と、捧げられる者。

古い伝承が今も何者かによって、

繰り返されようとしている。


「この本は、誰でも読めるのですか?」


「いいえ」


ノアは、首を横へ振った。

「神殿の上位神官と、

一部の王族しか閲覧できません」


「では、どうして私に?」


リリアが尋ねると、ノアは静かに微笑んだ。


「聖女様には、知る権利があると思ったからです」


正しい答え。

優しい答え。

けれど、何かが引っかかった。


ノアはなぜ。

大神官にも許可を取らず、

これほど危険な本を見せたのだろう。


「ノア様は、

ヴィオレッタ様を助けたいのですか?」


リリアは、彼の目を見た。

少年の微笑みが、初めて止まった。

ほんの一瞬。

緑色の瞳の奥に、

深い恐怖のようなものが浮かんだ。


「私は、神殿に仕える者です」


ノアは、ゆっくりと答えた。

それは、答えになっていなかった。


     ◇


図書室を出たあと、

リリアはクラリスを探して神殿の回廊を歩いた。


黒薔薇の乙女。

聖女の力を完成させるため、殺された少女。

夢で見たヴィオレッタの未来と、

あまりにもよく似ている。

偶然ではない。

誰かが、伝承を再現しようとしている。

そうとしか思えなかった。


回廊の角を曲がったとき、

前方から鎧を着た一団が歩いてきた。

神殿騎士とは違う。

胸元には、王家の獅子の紋章。

王宮から来た騎士たちだ。

その中央には、黒髪の少年がいた。

見たところ、リリアと同じくらいの年頃だ。

短く整えられた黒髪。

鋭い赤色の瞳。

少年は騎士見習いらしく、

軽い鎧と剣を身につけている。

感情の読めない顔で、まっすぐ前を見ていた。


リリアと目が合う。

少年は足を止めると、

片膝をついて深く頭を下げた。


「聖女リリア様に、ご挨拶申し上げます」


低く、落ち着いた声だった。

また、胸の奥がざわつく。

知っている。

この少年も。

会ったことなどないのに、

どこかで何度も見たことがある。


「お名前を、聞いてもよいですか?」


「レオン・ヴァルハルトと申します」


レオン。

その名前が心の中へ落ちた瞬間、

リリアの視界に短い幻が走った。


成長したレオンが剣を抜き、

ヴィオレッタの腕を背後へねじり上げている。

彼女の手首には、鉄の枷。

周囲には、王国兵。

ヴィオレッタは泣いていなかった。

ただ、絶望した目でレオンを見ていた。


『王命だ』


青年となったレオンが、冷たく告げる。


『悪く思うな』


次の瞬間、幻は消えた。

リリアはよろめき、壁へ手をついた。


「聖女様?」


レオンが、すぐに立ち上がる。


「お加減が悪いのですか?」


少年の手が、リリアを支えようと伸びる。

その手を見て、リリアは反射的に身を引いた。

レオンの動きが止まった。


「申し訳ありません」


リリアは、浅い呼吸を整えた。

目の前にいるのは、まだ何もしていない少年だ。

幻の中の青年ではない。


「少し、目眩がしただけです」


「医務室へお送りいたします」


「大丈夫です」


レオンは心配そうに、リリアを見つめた。

無表情に見えて、

その赤い瞳には真っすぐな誠実さがある。

この少年が、いつかヴィオレッタを捕らえる。

それは彼自身の意思なのか。

それとも、何か大きな力にそうさせられるのか。


「レオン様は、王宮から?」


「はい」


「なぜ、神殿へ?」


「王太子殿下のご命令で、

聖女様の警護体制を確認するため参りました」


王太子。

アルベルト。

ヴィオレッタの婚約者。

そして、この国の未来を大きく左右する人物。


「王太子殿下も、

こちらへいらっしゃるのですか?」


「三日後に、お越しになる予定です」


三日後。

ヴィオレッタとの面会の日。

リリアは、胸元で手を握った。


「ヴィオレッタ様も、いらっしゃいますか?」


レオンの眉が、わずかに動いた。


「そのように、聞いております」


会える。

ようやく。

夢の中で何度も見た少女へ。

失われた記憶と、深く繋がっているはずの人へ。


「聖女様」


レオンが、少し迷うように言った。


「ローゼンベルク公爵令嬢には、

あまり心を許されないほうがよろしいかと」


リリアは、目を見開いた。


「なぜですか?」


「彼女について、よい噂を聞きません」


使用人へ厳しく当たる。

高慢で。

我儘で。

王太子妃の地位を、当然のものだと思っている。

そうした噂が、王宮でも広がっているらしい。


「噂だけで、人を決めつけるのですか?」


リリアが尋ねると、レオンは口を閉じた。


「……失言でした」


彼は、深く頭を下げた。

素直な人だ。

だからこそ。

王命を受ければ、

疑わずにヴィオレッタを捕らえるのかもしれない。


「レオン様」


「はい」


「誰かに命じられたら、

罪を犯していない人でも捕らえますか?」


唐突な質問に、少年の目が揺れた。


「王命は、絶対です」


「それが間違っていても?」


「国王陛下が、

誤ったご命令を下されることはございません」


迷いのない答え。

その言葉に、

リリアは幻の意味を理解した気がした。


レオンは、悪人ではない。

けれど、命令を正しいと信じすぎている。

それがいつか、

ヴィオレッタを傷つけるのかもしれない。


「命令を下す人も、人間です」


リリアは静かに言った。


「人間なら、間違うことがあります」


レオンは、何も答えなかった。

ただ、初めて見るもののように

リリアを見つめていた。


     ◇


その夜。

リリアは、自室の机へ座っていた。

目の前には、一枚の紙。

羽根ペンを握り、何度も文章を

書いては消している。

ヴィオレッタへの手紙だった。


正式な面会は、三日後。

それでも、どうしても伝えておきたいことがある。

あなたを傷つけるつもりはない。

敵ではない。

会える日を待っている。


けれど、聖女から突然そんな手紙が届けば、

相手を怯えさせるかもしれない。

リリアは迷った末、

短い文章だけを書くことにした。


『ヴィオレッタ・ローゼンベルク様。

突然、お会いしたいと

お願いしたことをお許しください。

私はあなたを責めるために、

お呼びしたのではありません。

あなたに危険が迫っています。

どうか、三日後までお気をつけください。

聖女リリア』


書き終えたあと、リリアは何度も読み返した。

危険が迫っている。

そう書いても、

どうして知っているのかは説明できない。

信じてもらえるだろうか。

それでも、何も伝えないよりはいい。


封筒へ手紙を入れ、白い蝋を垂らす。

聖女へ与えられた百合の印を押した。


「どうか、届きますように」


リリアは封書を、胸元へ抱いた。

そのとき。

窓の外で、何かが動いた。

黒い影。

鳥より大きい。

人の形にも見える。


リリアが立ち上がった瞬間、

窓ガラスへ何かが叩きつけられた。

鈍い音。

ガラスに、赤い液体が飛び散る。

床へ落ちたのは、一羽の白い鳩だった。

胸を、黒い針で貫かれている。

リリアは息を呑んだ。

鳩の足には、小さな紙が結びつけられていた。

震える手で、紙を外す。

そこには、黒いインクで一行だけ書かれていた。


『悪役令嬢を救えば、聖女が死ぬ』


リリアの背後で、灯していた蝋燭が一斉に消えた。

暗闇の中。

誰かの笑い声が、確かに聞こえた。

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