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  • 上様と御台、町人の恋人。二つの逸話があるからこそ、しみじみとその哀れや奇異がこちらにも伝わってきました。
    不思議な奇病。何かの胞子でも吸い込んだら木化してしまうのでしょうか。
    魂が吸い上げられるようにして枝葉と変わり死ぬ、案外、いちばんいい死に方かも知れませんね。
    >それは樹液のようにとろりと垂れて、琥珀の色をしていた。
    この一文が素晴らしいです。

    柴田さんの150回記念に出されたものですよね。@や♪マークがないなんて、なんてもったいない。
    というわけで、わたしがAIファンアートを作ってみました。
    https://www.chichi-pui.com/posts/cfb66969-fddf-4680-9070-970745b7bde4/
    二枚あります。お好きなほうを。

    作ってから、猫小路さんの近況ノートの表紙画をみて、違いを愉しむのがすっかり癖になってますw
    最初は「恍惚とした…乳房を思わせる木のこぶ……」とかいってたのですが、やはりというか、ポリシーに触れて生成してくれませんでした(;´∀`)

  • こうして物語で読むと美しい悲恋ですが、幾人もの愛し合う人たちが涙に暮れたかと思うと…とても恐ろしいのに惹きつけられてしまう、まさに魔物のような病ですね。
    木になってしまった恋人を想い枝に簪を挿してやる、佐吉さんの想いがとても切なく伝わってきました(/_;)

  • 何と悲しくも美しい物語なのでしょう!!! 純愛ホラー、大好物です!
    難病ものは少し苦手なのですが(怖いので……)、この「木化病」という病気にはおぞましさとともに神秘性があって、是非はともかく、憧れるひとが現れるのも読み売りに語られるのもわかるような気がしますね。
    おふじが木と化していく様子をあえて書かれず、「なぜなら――高い所にある枝に」の一節で締めていらっしゃるのも見事です!

  • きれい、でも哀しいお話。
    猫小路さんは心情を書くのはうまいんですよね、だから読者の心が揺り動かされるのだなぁ……😭
    素敵な物語でした。

    企画にご参加いただきありがとうございました。


  • 編集済

    おふじさん…!(;_;)!
    佐吉さんとの別れは辛かったろうな。でも、木になっても気にかけてくれる人がいるのは素敵ですね…。

    成定様と御台さまの別れが切なくて心に沁みました…。成定様イイ男ですね…!!

    素敵な物語をありがとうございました…!

    作者からの返信

    成定&御台、佐吉&おふじ。ひとつのお話にふたつのカップルを書いてみました(*´з`)
    成定様はいい将軍様のようですね。奥様をちゃんと大事にできるなんて素敵です。いいなあ(笑)
    こちらの方こそ読んでいただけてとても嬉しいです。
    お星様もありがとうございます!

  • 猫小路葵様、木化病に憧れます。死を以って完成する芸術のような美しい病ですね。自分の最期は木化病がいいなと思いました。実際、私の手の甲には碧い葉脈が浮かんでいます。もうすぐ……でしょうか。
    ああ、でも、成定様や佐吉さんのような、樹木へ変化する際に寄り添ってくれる人がいたらいいなとも思います。
    恐ろしくも幻想的で美しく、切なくて哀しい、それでいて憧れる……素敵で不思議なお話でした。
    猫小路葵様、今回も素晴らしい小説をありがとうございました。

    作者からの返信

    ブロ子様
    奇遇ですね、ブロ子さん。わたしの手の甲にもぶっとい葉脈が何本も……
    成定様や佐吉さんみたいな人がいてくれる場合もあれば、中にはひとりでひっそりと逝く人もいるのでしょうね。あえてどこにも根を張らずに命を終える人だっているかもしれません。
    いろんな感情でお読みいただけてとても嬉しく思います。
    こちらの方こそいつもありがとうございます。お星様にも感謝申し上げます!

  • どうして、このようなお話を考えられたのだろうと、興味が湧きました👀
    大地に根を張るときに、恍惚の表情を浮かべる。
    🙄💭♨️
    お風呂に入るときを思い浮かべてしまいました🤭
    けれど、大切なパートナーがそうなってしまうと、とても悲しいですね😿
    良い匂いを放つ木。
    どんな花を咲かせるのでしょう🌳🌸

    作者からの返信

    宮本 賢治様
    マジレスしますと、お題の「成」と「定」で最初に浮かんだのが『将軍の名前みたいだな』でした。そこから肉付けした感じです。
    宮本さんの「お風呂に浸かるとき」という例えが絶妙で……!笑
    たしかに近いのかもしれません。それくらい気持ちがよくて、苦しまずに行けるのはせめてもの救いかな。
    人によって咲く花も違うのでしょうか。
    お星様も入れていただき、ありがとうございます!

  • おふじさん!(´;ω;`)
    木になったおふじさんに佐吉は簪を挿してあげたのですね。
    佐吉は簪の木と共に生きていくのでしょうか。

    作者からの返信

    時輪めぐる様
    幼いころからお互いの事しか見てこなかったような二人ですから、佐吉の喪失感たるや如何ばかりかと……つらいですね。
    忘れることはできないかもしれませんが、幸せになってほしいと思います。
    お星様も入れていただき、ありがとうございます!

  • コメント失礼いたします。
    昔、浅草の和装店で見た簪は、とても美しく繊細でした。野の花を象った簪。きっと若木に楚々と映えたことでしょう。読後、悲しさよりも美しさが香り立ちました。
    読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ナカメグミ様
    佐吉の作った簪はきっとおふじによく似合っただろうと思います。メグミさんがご覧になったのもきっと綺麗だったんだろうなあ。
    美しいと言っていただけてとても嬉しいです。
    こちらの方こそ、お星様も入れていただき、ありがとうございます!

  • 拝読いたしました。

    何とも奇妙な病気ですね。人が木となり、香りを発する。
    ただ奇病よりも、それを娯楽とする大衆の方が奇異に感じました。他人事ではないはずなのに。現実の話で恐縮ですが、コロナ禍の騒動を体験したからでしょうか。
    愛する人間が別の形で生きているのは救いなのか、どうしようもない悲しみなのか。こればかりは当事者でなければわかりませんね。

    作者からの返信

    二ノ前はじめ様
    奇妙奇天烈奇々怪々でございます。
    コロナの騒動も織り込もうかと考えましたが、今回は見送りました。
    樹木となってそこに存在し続けるその人を見ていることが幸せなのか否か。本当に、これは当事者でなければ答えは出せない問題だと思います。いっそ跡形もなく消えてくれた方が精神衛生上よいと感じる人もいるでしょうから。
    レビューコメントも書いていただき、まことにありがとうございます!

  • おお、おふじちゃん、死んでもうたか。。
    しかし、悲恋の物語でありながら不思議と悲壮感がなく、読後感の良いお話しでした。死んでいく者が、苦しまず、そこで木として生き続けるからかも知れません。
    だけど佐吉には幸せになって欲しいですね。

    良い作品でした。
    お星様入れておきますね。

    作者からの返信

    小田島匠様
    幼いころからお互いしか見てこなかったかもしれない二人にとって、片方が急にいなくなるというのは大きな悲しみだろうと思います。幸せになってほしいですね、佐吉。
    読後感が良いと言っていただけて嬉しいです。人としての命は終わったけれど、これからは樹木となって生き続ける。そこにひと掬いの希望があるといいですよね。
    お読みいただき、お星様もありがとうございました!