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  • 第5.5話への応援コメント

    》二人分の出汁。広すぎる食卓。夜になれば、広すぎる布団。四十年かけて、二人の寸法に合わせてきた家のあちこちが、急にだぶついて見える。そのだぶつきの分だけ、夫は、いなくなったのだった。家の中に、夫の形をした余白が、ぽっかりと残っている。

    なんと積年を感じる文面でしょうか……
    侘びしさ寂しさが染み込んできます…

    作者からの返信

    ありがとうございます😊
    もともとこのエピソードは無かったのですが、侘しさ、寂しさを表現したくって追加したのです。

  • 第1話への応援コメント

    指先が意図せず触れる瞬間って、どうして心に残るのでしょうね。
    誰もが持っている、心の痛みと切なさが、響きました。

    作者からの返信

    ありがとうございます😊
    映像や音は記憶から消えても、触れ合う手触りは消えない。そんな気がして書いた物語です。

  • 第1話への応援コメント

    なんて純粋かつ繊細な初恋の意識が……


    55年…

    はたして70になっても、忘れない瞬間があっただろうかと、自分にも問いかけたくなりますね。

    令和のカストラートもそうでしたが、繊細な筆致が素晴らしいです…

    作者からの返信

    ありがとうございます😭
    一期一会の第一話ですので、魂を込めて書きました!

  • 第6話への応援コメント

    レビューはもう少し先まで読んで書きたいかと♡
    6話まで読んで、これから世界が変わるってとこっぽいので。
    とはいえ、美しい世界観に思わず感想を書いている私。

    55年前の初恋を追う物語でありながら、単なる再会のロマンスではなく、老い、記憶、家族、そして「自分が自分であるために何を手放すのか」を問う作品になるのだろうと感じてます。

    トオルには妻も息子も孫もいて、人生は客観的には満たされている。それでも、ミユキのバッグの軽さだけが、55年経っても消えない。その一点が現在の幸福を揺るがしていくここまでの描写が、とても切なく美しい。

    特に妻の存在。夫を送り出す側でありながら、ただの被害者ではなく、自分にも「選べなかった人生」があるからこそ、トオルの選択を理解してしまう。その静かな関係性が胸に残る。息子の怒りとは対照的。

    第6話の手術前の場面では、『楽園』が救済なのか、死なのか、逃避なのか分からなくなる不穏さがあって。トオルが55年前の手触りだけを連れていこうとする場面に、ここからミユキとの再会が何をもたらすのか、とても気になってます。

    作者からの返信

    けもこさん!!
    とてもとても丁寧にコメントをいただき、本当にありがとうございます!!
    いつも私が描きたかった事を余す事なく感じ取って頂けて、書いてよかった!と心から思います。
    まだまだ序盤でして、続きもお楽しみ頂けたら幸いです!