第2話 美少女にお金がある理由
「ずっと気になってるんだけど……」
「はい。なんでしょう」
片平は自分の部屋でパソコンを操作していた。一緒に住むようになって、一週間。
彼女は一日に三時間、そこに
「食費とか。生活費ってどこから出てるの?」
情けない話。現在、俺にはお金がない。
高校生から大学生に掛けて必死にバイトしていたが、その全ては参考書に使った。ちなみに例外もある。
俺は部屋の入口に立ち、彼女の返答を待つ。
「あぁ。確かに気になりますよね」
「教えてくれるのか?」
「当たり前です♡ たけくんには私の全てを教えます♡ もちろんスリーサイズも――」
「で、何の仕事をしてるんだ?」
「……いけず」
片平は
「――株ですよ」
「その歳で?」
「年齢は関係ありません。株は0歳から買えます」
「……知らなかった」
と、いうことはまさか。
「昔、俺から『おこづかいちょーだい』って言ってたのは……」
「株を買うためですね」
「……」
「
「……すげえな」
「乙女の行動力を
彼女はそう言って、再びパソコンと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。