【カスミside】

「カスミ!」


あ、レージだ。


何だかとても慌てて来たみたいで息が荒い。


「大丈夫か?」


ああ、私を心配して走って来てくれたんだ。

それが私は嬉しくて、自然と笑みが毀れた。


「大丈夫。何もされてないから」


私のその一言に、レージは安堵の溜息を吐く。


「でもね、レージ……気をつけて」


これだけは伝えておかないと。


「レージのこと、嗅ぎ回ってる人が居るわ」



――そう……



彼のセカイは

そういうところ



“いつ”

“どこで”

“だれに”



足元を掬われるか

誰にも判らない



だからこそ


私が


彼を


守ってみせる



§NEXT⇒金曜日 ——……

シンデレラの見る夢は

果たしてどんな夢なのか……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る