「長くて、深い」とは聞いていた。 ふとした拍子にあの有名な大江戸線六本木駅を使うことになったのだ。 ホームへの下り道は際限なく続く。最初こそは困惑していたが、住めば都とはよく言ったもので……・ 奇抜な発想の中に、気づきを与えてくれる短編SF。 日本には迷宮と呼ばれる駅がいくつかあり、観光客に洗礼を与えるわけだが、それもまた利用者にとっては日常だろう。 感覚の違いは、SFの鉄板、ファースト・コンタクトにも通ずるものだろう。 異変が受容されていく、その過程も。
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