あのときのフリーフォールへの応援コメント
包丁の私と目が合う「そっか」「うん」来年も夏野菜カレー
美しく幻想的な歌の多い十首のなかで、なんだかとても心に残りました。
料理をしている時、しかも包丁握ってる時って、妙に内省的になりますよね。
そっか、と、うん、の間に交わされたのが、
自分の中ではとうに答えが出ていたけれど、先送りにしたことであるような気がしました。
来年の夏野菜カレーは、甘口でしょうか、辛口でしょうか。
あのときのフリーフォールへの応援コメント
フォール。
落ちるとなると白馬の王子ですが(笑)、その「お相手」とか、探偵が読みそうな歌ですね^^;
貴方を庇って倒れる妄想、これ、ひぐらしとかうみねこで出て来そうな奴!
それでだんだん、だんだんとその妄想がやめられたのでしょうか、ちょっとだけ残ってる火傷痕。
しかもスズメは翼をたたんで飛んだ……これ、落ちるってことですよね、つまりフリーフォール。
つまり最初の一首から、ずっとずっと落ちていた。
まさに「落ちる落ちる!」と叫びたい十首でした^^;
面白かったです。
ではではノシ
あのときのフリーフォールへの応援コメント
おおー、どの歌もゆずこさんの言葉選びや言葉への感度のセンスが光っていますね。村で凛汰くんと接しましたか? どこか青々とした、でも若さ故に切実な想いの印象が漏れているような……?
僕の勝手な印象ですけど、光ゆずこと闇ゆずこが入り乱れていますよね。明暗揺れてどこか不安定だけど、移ろいゆくその姿が儚くもある、散りかけの桜、葉が落ちる前の紅葉みたいです。
特に夏野菜カレーが鋭さと柔らかさが共存していていいですね。恋人か、家族か。親しい仲でもハラハラする場面があるように、「包丁」の単語選びが鋭く、また見つめ合う目線の温かさも同時にある。
不思議な魅力のある歌集でした。ゆずこさんの多面性が表れていて、より深みのある表現だなと……。
あのときのフリーフォールへの応援コメント
>治りかけの火傷痕とキスマーク透ける枯れ葉を積もらせる肌
治りかけの火傷痕とキスマークという、痛みと快楽が同じ肌の上で重なっている描写が鮮烈で、「枯れ葉を積もらせる肌」という比喩が、触れられた痕跡が、時間とともに薄れながらも確かに残っている——その残り香のような印象深い一首と感じました。
>あなたを庇って倒れる妄想をもうやめたい 三日月の砂丘
守りたい気持ちと、もうその役割から降りたい気持ち。
その二つが砂丘のようにさらさらと形を変え続ける——そんな繊細な葛藤が美しく表現された一首ですね。
>しらす雲 抱き合って落下してもいい けれど読みかけの本があるの
抱き合って落ちるという大胆さとそこに「読みかけの本があるの」という日常の小さな理由が添えられることで、人間らしい心の揺れを感じます。
どの短歌もゆずこ様らしい素敵な短歌で「あのときのフリーフォール」のタイトルも短歌の世界観を見事に表していて素敵だと思いました。
あのときのフリーフォールへの応援コメント
うわぁーーー!
大好きな世界!
あなたを庇って倒れる妄想をもうやめたい 三日月の砂丘
あなたを庇って倒れる妄想!
きゃああ
わたしの妄想に加えさせていただきます!
情熱的で美しくて儚い。
とても素敵でした!
あのときのフリーフォールへの応援コメント
しらす雲 抱き合って落下してもいい けれど読みかけの本があるの
思い切った恋の告白の歌ですね。
そして下の句で、さらりと恋の気配をかわすのも上手です。
上下に揺れ動く感覚が魅力的な作品でした。
あのときのフリーフォールへの応援コメント
そうきましたか!
というのが最初の感想です
題材に「失恋」「別れ」を選ばれた、という意味ですが
連作として物語も見えますが、一つひとつを抜き取っても切ない、恋の終焉を見て取れます
フリーフォール、自由落下
冷めていく、落ちていく
恋愛ではなく、結婚から離婚
そこがこう言っては何ですが生々しさも感じます
それが良いのですが
「火傷痕」が意味深です
心象のメタファーなのか、それとも実際に彼との間に何かあってヤケドを負ったのか
そこを考えてしまうのが短歌としての良さですよね
答えをすべて与えないという
表現者としてうまいなあと感じたのは
「先に秋になった空の顔をして」
秋の空は、男心にも、女心にも例えられるものですから
しんみりと心に余韻を残す連作でした!
作者からの返信
歩さん! 連作にも早速お越しいただき、ありがとうございました!
今までにあまり選ばなかった題材に挑戦してみました(*ฅ́˘ฅ̀*)普段は、ついついごはんものが増えがちなのですが、10首も詠める&今回のテーマなら他のアプローチもできるかも、と思いまして、結果として今までとは雰囲気が少し違ったものができました。
10首の自由落下から、恋の終焉を見出していただけたことも、結婚や離婚といったドラマを想像していただけたことも、すごく嬉しかったです。そこに生々しさを感じ取ってくださったことも……! 「生きる」ということの温度もお伝えできたような気がして、とてもホッとしております(*´`*)
>「火傷痕」が意味深です
>心象のメタファーなのか、それとも実際に彼との間に何かあってヤケドを負ったのか
そこを考えてしまうのが短歌としての良さですよね
>答えをすべて与えないという
こちらのコメントも、たまらなく嬉しかったです! 「落下」で詠むにあたって、物理的な落下だけでなく、気持ちの落下も詠めたらと考えておりましたので、歩さんに幅広く想像していただけたことにも、深い安堵を覚えました。短歌ならではの良さを感じ取ってくださったことも、嬉しかったです〜!✧⁺⸜(*´∀`*)⸝⁺✧
>秋の空は、男心にも、女心にも例えられるものですから
こちらのコメントも……! この一首、思いついたときに「絶対に連作に入れよう!」と決めるくらいに、実はお気に入りです。感情の機微をそっと優しく掬い上げてくださった歩さんの視点が、やっぱり好きだなぁと思いました(*´˘`*)
「しんみりと心に余韻を残す連作」と仰っていただけたことも、すごく光栄で嬉しかったです……! 改めまして、私のナツガタリ短歌にたくさんお付き合いいただき、本当にありがとうございました! すっごく楽しい時間でしたー!!( *´꒳`*)੭⁾⁾
あのときのフリーフォールへの応援コメント
先に秋になった空の顔をして君は悪口を言わなくなった
この歌が凄く心に残りました。
高く澄んだ秋の空のように涼しい顔をして、まるで自分が置いてけぼりになったようなそんな感覚を得ました。
落ちるにはきっといろんな意味が含まれていて、恋に落ちる、堕落する、ダメになる、精神的に追い詰められるetc この歌は落ちる前の予兆、そんな気がしました。
素晴らしい10首でした( *˙ ˙* )