深夜ー早朝 勝利の宴と英雄の誕生
「伝令ー!」
「よい、内容は予想できておる。どうせ勝ったのであろう、ルフェールの暇人が」
「陛下、何故そのことを。」
「なに、彼奴が強いだけよ。使用人に広場を飾るよう伝えておけ、今宵は宴じゃ」
「はっ」
〜翌朝〜
「レザルタ=ルフェール辺境伯の凱旋です!!」
男は歩いていた。
開く凱旋門、
響く行進曲、
沸き起こる歓声、
舞い散る花吹雪、
陽の光に照らされ輝く街道、
その中心を。
男は英雄であった。
つぎはぎの騎士服にぼろぼろの外套を羽織り、穴の開いたブーツ。
よく使い込んだ魔剣を腰に携えたこの男、レザルタ=ルフェール辺境伯。
「アルドウィン・サピエンティア国王陛下のぉおなーりぃー」
「レザルタよ、この国を背負う国王として礼を言う。此度の戦、武勇であった!」
「もったいなきお言葉です陛下。」
「うむ。ここに!レザルタ=ルフェール辺境伯を勇者とす!!」
レザルタ=ルフェール
この男こそ。
今に最強の勇者と謳われる魔剣使いである。
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この作品をもってデビューしました、月之かきおきと申します。
私の書いたこの駄作を見つけてくださり、最後の最後まで目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今回は、最終回。この物語は完結となります。
最後までお付き合いいただけてとてもうれしいです。
この四話、後書き含む計3700字程度というかなり短い間でしたが、
レザルタは最早、私にとって息子のような存在です。
レザルタ=ルフェールの雄姿を見届けてくださりありがとうございました。
暇人が勇者になる日 月之かきおき @1ppannzinn
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