区切りの良いところまで読めたので書きます。
異世界ファンタジー×精霊を宿す剣×怪物退治。これが物語を構成する基本的な要素で、シンプルに仕上がっています。
見どころは、主人公アキラが自らの罪と向き合うが見どころですね。己の失敗から剣を握ることを嫌がっていたアキラが剣の精霊アイに叱咤され、守りたいものを再認識して立ち上がる姿、そこから戦いへ臨んでは解決する流れが綺麗ですね。
それもあって、主人公と敵のコントラストが綺麗に映ります。
つまり、恐ろしいのは怪物以上に、人ですね。ネタバレ防止のために書くのは避けますが、やり口がかなり悪辣。そして、確かな現実味があるだけに余計に恐ろしい。
だからこそ、読んでいてより許しがたい気分になります。
敵は、人か人ならざる者か……。
引き続き読ませていただきます!!
剣を握ることに恐怖を覚えるアキラが、その恐怖を受け止め覚悟を決めていく。恐怖が消えたわけではないけれど、守りたいものへ心が傾いていく彼の葛藤が見て取れます。
作者様は展開の進みを心配されているご様子でしたが、それだけキャラクターを大切に描いているのではないでしょうか。
剣握る覚悟はしたけれど、対話を諦めない優しさがアキラの魅力だと思います。また精霊少女アイの飄々とした雰囲気が、彼が抱える傷や村の背景などの重い空気を程よく中和してくれます。
この二人はこの先、お互いにどんな影響を与えていくのでしょう。
まだ一章しか読めていませんが、二章も楽しみに読み進めたいと思います。