少女たちの「傷ついてほしくないから守る」という純粋な善意と、ユリスの「戦士でありたい」というプライドが真っ向から衝突し、魔王の演出によって最悪の形で捻じれていく。登場や台詞の余韻といった「魅せる闇堕ち」の裏で、着実に周囲の運命が狂っていくカウントダウンが進む緊迫感。ただの勘違い系では満足できない、重厚な心理描写と人間関係の崩壊(そしてそこにある美しさ)を求める方に強く刺さる名作です。
キャラクターの心情が細かく書かれていておもしろい
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良質な曇らせは、なぜ愉悦を感じてしまうのでしょうね…。本作は、『美学』によって憎めないキャラ付けがされた魔王によって物語が動き出します。私にとっては、6話まで読むと作者さんの描きたいものが表現されていて、納得感がありました。ストーリー進行はもちろん、ヒロインそれぞれの立ち位置もしっかり異なっていて、分岐していくのが楽しみです。あえて懸念を挙げるなら、キャラ同士の対話が短い反語表現の繰り返しで構成されがち? なのが少し気になるかもしれません。
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