まさに黒瀬式が身についてますね。これが出来るのは本当にすごいことだと思います。マンパワーをかける責任の取り方は誰でもできますが、各日の仕事に仕分け直せるのがすごい。それから口を挟むのを抑えてる社長と直人(前世では社長だけど)も凄い。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
森川が自分で仕分け直せたことも大きいですが、それ以上に、隆夫と直人が途中で答えを出さずに見守れたことが大事な回でした。任せると言いながら横から直してしまうと、結局は判断する人間が増えませんからね。
人を足して押し切るのではなく、今日やる仕事と明日でも間に合う仕事を分け、無理を残業で隠さない。そういう黒瀬式が、ようやく直人以外の判断として動き始めました。そこまで読み取っていただけて嬉しいです!
分単位で作業の進捗状況を見て振り分けていく
以前の世界線なら森川さんがちゃっちゃと昼一になるよう作って田端さんをちょこっと待たせて…で、ちょこっとサービス残業して、となってるでしょうね
その善意の積み重ねで組織全体がじわじわと疲れていく
これまでの生きた仕分け作業の積み重ねが全員身についてるからこその無駄のない割り振り
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさに、以前なら森川も「ちょっと待たせて、ちょっと残って」で全部つないでいたと思います。その一回一回は善意でも、記録にも予定にも残らない負担だけが積み上がって、気づいた時には工場全体が疲れているんですよね。
今回は、これまで黒瀬精機で続けてきた「何を先にするか」「何を明日へ回しても間に合うか」という仕分けが、森川自身の判断として出てくる回でした。
直人一人の知恵ではなく、周りの人たちの仕事の癖として根付き始めたところまで読んでいただけて嬉しいです!
10分前に作業場に入ってるなら残業してると思いますが
作者からの返信
コメントありがとうございます!
現在の基準では、始業前でも実際に作業していれば労働時間と考えられますね。
一方、作中の平成8年頃、とくに小さな町工場では、十分ほど早く来て段取りを始めることを、本人も会社も残業とは捉えていない場合が多かったと思います。森川自身にも、その頃の職人らしい感覚が残っている場面として書きました。
ただ、「隠れた残業はなかった」という締めと並ぶと矛盾して見えるのも確かなので、意図が伝わるよう描写を少し調整します。ご指摘ありがとうございました!