応援コメント

第136話 戻さない箱」への応援コメント

  • 早速使って頂いた「辻褄が合わない」を現場で使うのはとある病院のリハビリ長さん。高齢者の変形して正常には戻らない関節の狂った軸を特定の筋肉を緩めて現物の「辻褄合わせ」をしているそうな。

    種々の制約がある中での葛藤がその表現を「使わせた」と見るべきではあります。

    植物学者の宮脇明横国名誉教授*がドイツの指導教授から「アキラ、我々は(地層に残る花粉の化石から)見えないもの見ようとしている。ならば我々はどんな些細なことも見逃してはならない」と指導を野営地の夜に話されたとか。『鎮守の森』

    *現在三陸海岸で植樹による防波堤建設に尽力中

    この小説は「見て来たものを見せる」お話ですが要諦は同じかな?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    「辻褄合わせ」が、現物を無理に理想形へ戻すのではなく、制約の中で働く形へ整える言葉だというのは、ものすごく腑に落ちました。

    町工場の現場でも、図面どおり、理想どおりだけでは済まないものがあって、だからこそ「どこで止めるか」「何を見逃してはいけないか」を形にする必要があるのだと思います。

    宮脇先生の逸話も、まさに今回の話に重なりますね。直人は未来を知っていますが、現場の人たちにとってはまだ見えていないものが多い。だから、台や札や箱で、見えない流れを見えるようにしていく。

    この作品の芯を、すごく良い言葉で拾っていただいた気がします。ありがとうございます。

  • ただ置いてあるだけの箱は、だいたい仕事の邪魔をする。

    自分のこと言われたのかと思ったぁぁぁあ💦💦💦

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    大丈夫です、人間は箱ではありません(笑)

    でもこの一文、書いている側にも少し刺さりました。置き場所や役目が決まっていないものって、悪気がなくても現場の流れを止めてしまうんですよね。

    逆に、ちゃんと役目を決めた箱は仕事をしてくれる。今回はそこを書きたかった回でした。

    拾っていただけて嬉しいです!