エリアスと言う地球とは別の惑星の物語
序盤から神邨家の日常が弌という主人公から描かれる、しかし不協和音とともに宇宙から帰還したarea7により日常は無惨に破られる
序章が終わると登場人物は変わり鷺ノ宮兄弟がメインとなり物語が進む、謎の企業砂鉄刺やクラシックのコンサートなどケレン味のあるガジェットや舞台に相対していく
第一章(?)終わりまで読みましたがページを送る速度が普通の小説の比ではないくらいリータビリティーが高いです
その技巧は1話ごとの文章力を敢えて一定にしないことで緩急をつける工夫でしょう、音楽には詳しくありませんが作者様はそういう感性で書かれているのでしょうか?
この先もどうなるか楽しみです
本書は、未知の宇宙生命体による侵食と、それを無慈悲に隠蔽する国家の狂気によって、すべてを奪われた少年の壮絶な運命を描いた、重厚なSFディストピア・サスペンス作品です。
環境汚染と利権争いで死にゆく惑星「エアリス」を舞台に、平穏な日常が崩壊していく恐怖と、消された真実を取り戻すために立ち上がる少年の孤独な闘いを、圧倒的なスケールと緻密な描写で表現しております。
特に、脳裏に響くモーツァルトが船内からも聞こえ続ける演出は圧巻であり、まるで自分が『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』の中央にいるかのような錯覚を覚えることでしょう。
日常の何気ない会話さえもが生存の鍵や罠として機能しており、作中のあらゆる場所から完璧なプロット構成をひしひしと感じることができましょう。
容赦のない絶望から這い上がるダークヒーロー的な展開を読みたい方には、特にオススメいたします。
みなさまも、破滅せし希望と純粋なる絶望が融合する至高のファンタジーを、ご覧になってはいかがでしょうか?
地球によく似た星AERTH(エアリス)を舞台とする物語は、天文・宇宙調査隊の家系の主人公、神邨弌(かみむらいち)を中心に立ち上がっていきます。
文明を重ねるごとに資源を削るところも、地球への暗喩になっており、親近感とほどよい緊張感をかかえながら読み進めました。
序盤から胸に迫る展開があり、圧倒的な描写によってどんどん引き込まれていきます。
神邨家の人物造形や物語構成も素晴らしく、選び抜かれた台詞で物語の進行を後押ししていく。
祖父の存在、宇宙船、モーツァルトの旋律……
物語に置かれた謎と、主人公が抱える運命による牽引力は見事なものです。
まだ物語は途中ですが、救済と崩壊が隣あわせの世界でどんな展開が巻き起こっていくのか、気にならずにはいられない心に迫る物語です。