記憶の欠片:雛森美玖(1)への応援コメント
中学の時の回想になりましたな!! 高校の時とはだいぶ違う……彼女もいるという充実ぶりよ……ここからあの荒んだ感じになったということは、やはり家庭の事情か何かしらがあったのでしょうな……
エレベータ落下時の生存法……ちょっとおっと思いましたが、屋上からの転落とはまた違うか……ここから何かヒントを得られるのか、どうなるッ!!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
中学時代は、地味ながらそれなりに楽しそうな生活を送っていた桐馬くんです。
おうちが見せられないほどボロいことからも、家庭環境が少し予測できそうですよね。
エレベーターのくだりについては、まぁ使えなくもない、と言ったところでしょうか。4階の高さからの自由落下では、ちょっと厳しいかもしれませんねぇ………
エピローグ、あるいは無人の部屋に響くテレビの音声への応援コメント
ニュース音声で締める構成、プロローグとの円環が見事でした。
桐馬の人生が、最後まで「外側から見た情報」として断片的に処理されていくのが、とても冷たくて痛いです。
睡眠薬の真相、母親の発見、美玖の証言までが淡々と並ぶことで、桐馬という人間の複雑さだけが行間に残る終わり方でした。
「次のニュースです──」で切られる余韻が、本当に残酷で美しいです。
作者からの返信
感想&完走ありがとうございます!
桐馬の認識では地獄に囚われ続けているのですが、現実世界は通常通り進み、彼の死もニュースのひとつとして、いずれ消えていきます。
睡眠薬で自殺しようとした悪魔=過去の桐馬ですが、結果的には転落中に意識が呼び覚まされたことで、現在の桐馬にとっては最悪の結末を迎えることになってしまいました。
後味の悪い感じですが、これもまた桐馬が好きだった「悪い事をした人間が相応の罰を受ける」物語の結末でもあります。
改めて、ここまで読んでいただきありがとうございました!
残り1メートルへの応援コメント
なんと、タイトルの「アキレス」がここで回収されるとは……。
落下死そのものよりも、「死の直前が永遠に引き延ばされる」という結末が凄まじく、走馬灯という設定を最後にここまで残酷な形へ反転させるのが見事でした。
母親への誤解が明かされるくだりも強烈です。桐馬がずっと憎しみの支えにしていた前提が崩れることで、逃げ場が完全になくなる感覚がありました。
悪魔の「一足先に逝かせてもらうよ」が、あまりにも冷たくて鮮烈です。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
死の間際に時間が引き伸ばされる、という現象がある意味残酷だと感じ、桐馬に対する最後にして最大の罰として用意させていただきました。
桐馬の人生をめちゃくちゃにしたのは実は彼自身で、母親も、誰も悪くはなかったわけです。
悪魔の復讐は完璧なまでに決まり、桐馬は時間の牢獄に取り残されたまま、何を考えるのでしょう……
記憶の欠片:文倉史郎(8)への応援コメント
ここで冒頭の「屋上で本を読めていなかった桐馬」に繋がるのが、あまりにも鮮やかでした。
史郎さんを弔うための煙草が、線香の代わりにもならず空に溶けていく描写が、本当に寂しいですね。
「幸福に生きよ」という言葉だけが残っているのに、桐馬にはもうそれを受け取る手がない。その空白のまま転落へ向かっていく流れが、静かで残酷でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ちょうどあの時の桐馬でございます。
恩人の死に呆然としていたところを突き落とされてしまったわけですね。
誰よりも親しかったはずの史郎とすら、最後には繋がりきれず、結局桐馬は孤独になってしまいました。
彼の人生っていったいなんだったんでしょうね。
編集済
エピローグ、あるいは無人の部屋に響くテレビの音声への応援コメント
桐馬くんにとっては無限に思われる時間も、アキレスと亀が価値観の違いにより一瞬で誤りだと切り捨てられる命題であるのと同じように、他の人たちの時間は普通に経過していく。
もちろん、程度の差こそあれ、それは母親にも言えること。優馬という枷が外れて桐馬が開放感を感じたように、母親も桐馬と優馬という枷がなくなり、自らの道を歩んでいくんでしょうか。
その生き方は図らずも、桐馬くんと史郎さんが探し求めたあの本の主人公と同じような、何処か孤独で、何処か崇高な生き方を歩んでいくような、そんな気がしました。
そして、美玖も含め、オニギリもモヤシも、『次のニュースです』とキャスターが発言した瞬間に桐馬の存在は過去のものとなり、記憶の片隅に残りこそすれ、時間経過とともに気に留めることも少なくなり、それぞれの道を歩んでいくんだと思います。
散々ふざけ散らかしたコメントを書いていましたが、たまには狐も真面目にコメントすることもあるんです(笑)
素敵な読書体験をありがとうございました。
狐月華🦊
作者からの返信
感想&完走ありがとうございます!
全くその通りで、このエピローグは世界が淡々と進んでいることを示したかったんですよね。
所詮ニュースのひとつでしかなく、語るべきことが語られれば、このニュースも報道されることはなくなります。
母親はずっと苦労していましたが、ついに全てを失って……あるいは、肩の荷が下りたと言った所でしょうか。
ついぞ登場はしませんでしたが、そこまで感情移入していただいて嬉しいです!
改めて、ここまで読んでいただきありがとうございました!
残り1メートルへの応援コメント
シューズメーカーでアキレスってありますよね。
なんとなく興味があって調べてて、『ギリシャの英雄「アキレウス(アキレス)」のように、強くて誰からも愛される製品になるようにという願いを込めて名付けられました』とのこと。
アキレスと亀は知らんかったっす。
あと、諸事情により(笑)何話くらいのお話かな?とは気になって数えてて、最初の高校生活が1メートル1話だったんで、そうなのかな?と思ったらそうじゃなくて、あれ?とは思ってました(笑)
ここで繋がりましたね。話数が伏線になっている展開。恐れ入りました。
今の桐馬くんの状況って……BLEACHの十刃のNo.8、ザエルアポロ・グランツみたいな感じかな?悪魔が涅マユリに思えてきました(笑)
あと、絶対悪だと思ってた母親が本当は一番の被害者だったという展開。
結局、悪い人、責任を追及されるべき人は誰一人居なかったって事なんですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
アキレスと亀、僕も何で見たかあまり覚えていないんですが、微分とかの授業だったかな……?
トンチが効いてて面白かったので、こんなところで活用できてテンション上がりました。
話数について気付いていたのは本当に鋭いですね!
あえてサブタイトルではなく数字を振っていたのと、落下距離を書くようにしていました。
少しずつ速度が落ちる世界に誘われていただいた、というわけです。
母親も母親の精一杯を振り絞って生きており、結局桐馬くんの一人相撲というか、彼が勝手に空回っていただけでした。
桐馬くんが好きな本のひとつに「悪い人が最後に相応の報いを受ける」本があるのですが、まさにその通りになってしまったわけです。
記憶の欠片:文倉史郎(7)への応援コメント
史郎さんの「お主は儂の希望じゃ」という言葉、重くて温かくて、胸に残りました。
長年探していた最終巻の“人間讃歌”が、そのまま史郎さんから桐馬への遺言のように繋がっていく構成が本当に美しいです。
桐馬は反発していますが、史郎さんの言葉が確かに中へ入っている感じがして、その余韻が煙草の苦みに重なる終わり方も印象的でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
史郎の中でひとつ、区切りがつような出来事だったんだと思います。
彼にとっての生と死、残されるもの、桐馬の存在。
去りゆく自分はもう彼を助けてあげることはできず、桐馬は一人で生きていかねばなりません。
桐馬もどこかそれを理解しているような、それでいてまだ納得できないようなところで揺れています。
史郎との第2の繋がりである煙草を口にしながら、桐馬は葛藤していることと思います。
記憶の欠片:文倉史郎(8)への応援コメント
時は満ちた。
といった感じでしょうか?
桐馬くんと地面との距離ももうほぼなくなり、繰り返された回想も桐馬とこれまで関わってきた人たちは全て挙げられ、その経緯が明らかとなりました。
でも、どうしたらこの状況を覆せるのか、どうしたら史郎さんの願いを叶えることができるのか。
その答えは見つかりそうにありません。
コレがオニギリに拳銃を撃たれたのだったらワンチャンライターが実はジッポで胸ポケットで銃弾を受け止めた……なんてハードボイルドな世界線でよくありそうな展開につながるかもだけど……
落下中なんですよね。
とりあえず史郎サンの本をクッションにしてみる?
望み薄だなぁ……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
史郎さんも亡くなり、桐馬なりの別れを済ませることとなりました。
お気づきの通り、状況は何も解決していません。
求めていたヒントも途中で諦めてしまったし、偶然拾えるなんてラッキーも起こりませんでした。
結局この記憶たちはなんだったのでしょうね? そして悪魔は何をしたかったんでしょうか?
記憶の欠片:文倉史郎(7)への応援コメント
桐馬くんが見つけて、史郎さんが20年探していた本。
それは、桐馬くんも史郎さんも両方ともに自分を重ねてみてて、主人公の生き方が理想的な生き方、ひいては理想的な終わり方に思えたのかな?
史郎さんは自分の運命を受け入れていて、桐馬くんも自分の運命というか、今の在り方を受け入れてはいないのかも知れないけど、そこからどうにかしてやろうという思いは持っていない。
でも、史郎さんは桐馬くんが今のままでいることは受け入れたくないわけで……
帰り道、桐馬くんが吸った煙草。煙草を吸いたくなるタイミングも史郎さんに学んで、うまくいかない気を紛らわすために火をつけたのかな。
それでも、気を紛らわせるにはちょっと何か足りないみたいですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
長年追い続けていた作品の終わりに、2人とも感じ入るところがあったみたいです。
初めて二人の間にズレが生じましたが、先の短い史郎さんの言葉に、少し揺らぎかけている桐馬もいます。
煙草の吸い方は彼に教わりましたからね、きっと同じ習性で吸っていることでしょう。
記憶の欠片:文倉史郎(6)への応援コメント
桐馬くん、やっぱり完全体に仕上がってますね(笑)
『最近は昼飯に金かかってねえし』って、それ、オニギリとモヤシのお小遣いですから〜〜残念!(古)
被害者はモヤシとオニ……斬り!(笑)
史郎さん、とりあえず大部屋で安心しました。
探してた本も見つかって少しは元気になれば良いんですが……
って、やっぱりネットショッピング!
私の予想もあながち間違いでも無かった?
って……
史郎さんの余命はあと一週間って……
作者さんやっぱりドSや〜〜(泣)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
2人は桐馬くんの財布なので、まぁ問題ありませんね(適当)
高校入学あたりでスマホを手に入れて、ネットショッピングの選択肢が出来ました!
人格が変わっても史郎さんとのお話はちゃんと彼の中に残っていました。きっとスマホ買って一番に探したんだろうなー……
上げて落とすのが大好きで申し訳ないですが、史郎さんにはもうあまり時間が残されていないのです……
記憶の欠片:文倉史郎(5)への応援コメント
桐馬くん、完全に仕上がってる感じですね。
口調とか完全に変わってるし。
んで、当然のようにタバコ吸わせてるし。
イケない大人だ(笑)
それでも、仕上がってる桐馬くんにとっても、やっぱり史郎は唯一の心の拠り所であるわけで……
それが倒れて病院に担ぎ込まれる!?
もう辞めたげて〜
作者さん、結構Sですな。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ちょーど高校の桐馬くんモードになったところですね。
煙草を断る理由も特になくなってしまったので、勧められるがままに始めてしまいました。まぁ、キャラ的には似合うからいいんじゃないですかね(適当)
史郎さんのことだけは人格が変わっても変わらず慕っているのですが、ちょっと不穏なワードで締めてしまいました。
ついに彼の長年のツケを払う時が来ます。
記憶の欠片:文倉史郎(4)への応援コメント
桐馬くんが中学生になりました。
美玖ちゃんとは出会う前で、優馬くんは生まれてて、まだ保育園変わった後。
着々と時間は経過しているようですね。
まだ史郎さんとはいい関係が続いているようで何よりです。
クリスマスデートのときに優馬くんを預かる提案を史郎さんはしてくれてたんですね。
桐馬くんが甘えられていれば避けられた事故だったのに。
大変なことになるから、甘えちゃってと言ってあげたい。
でも、所詮これは走馬灯の記憶。
過ぎ去ってしまった過去を変えることはできないんですね……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
史郎さんパートはこんな感じで、今までのお話の裏をなぞっています。
実はいろいろと気を使ってくれていたんですよね。桐馬くんが遠慮がちになってしまっていただけで。
展開上描けなかった部分ではあるけれど、桐馬くんは史郎さんに預ける選択肢を選べなかったことも後悔していそうですよね。
辛かろうが楽しかろうか記憶は記憶、見たところで何かが変わるわけでもありませんが……
さて、悪魔はどうして彼との記憶を見せたかったのやら。
編集済
記憶の欠片:文倉史郎(3)への応援コメント
和やかで幸せそうな桐馬くん。
桐馬くんはまだ小学生。
美玖ちゃんとは出会う前で、優馬くんは生まれてて、まだ保育園変わる前は変化なし……かな?
史郎さんとはいい関係が続いているようで何よりです。
桐馬くんはまだ小学生?
もう中学生になってるのか?
どっちにしろ、喫煙を進めないでくださいよ史郎さん。
史郎さんは冗談じゃなく、桐馬くんが吸うって言ったら本当に吸わせそうだな(笑)
そして、史郎さんが20年探してた本。
意外とヤフオクとかメルカリを探したら出てきたりして。
桐馬くんがスマホ持ってて数分で検索して、
ああ、史郎さん、ヤフオクで500円で出てますよ~~
とりあえず最低価格で入札しときますね~~
とか言ったらぶち壊しですね。
まぁ、史郎さんが20年探してる本なのでそれは無いか。
無いことにしておこう。
史郎さんはちゃんとヤフオクとメルカリくらいチェックしているに違いない。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
時系列はその辺で、あえてちょっとぼかしてますね。辛い日々の裏で、桐馬くんは彼の元で羽を休めていました。
桐馬には甘々な史郎さんなので、お願いしたら何でも聞いてくれそうなんですよね。桐馬の方からセーブしておかないと……
探してた本、察しがよろしいですね!
桐馬くんは現段階ではスマホがなく、史郎さんも本漬けでネットとは無縁の人生なので、2人してネットショッピングという概念がないんですよね。
ただ、高校時代の桐馬はスマホを手に入れていたような……?
記憶の欠片:文倉史郎(2)への応援コメント
文倉史郎と出会ったタイミング……
桐馬くんはまだ小学生。
美玖ちゃんとは出会う前で、優馬くんは生まれてて、まだ保育園変わる前……かな?
ふむふむ。
桐馬くんと史郎さんはお互いに求めていたに相手に巡り合えた感じですね。
気の合う二人、そして、お互いにメリットがあるウィンウィンのいい関係になりそうですね。
それにしても史郎さん。
桐馬くんに対しては何やら全く商売する気は無さそうなんですが、他の数少ないお客さんにはちゃんと商売しているんでしょうか……
優馬くんにはお菓子だけ食べられて赤字経営なんですが(笑)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
その通り、史郎さんと桐馬くんはまさしく運命的な相手です。年齢と性別が違っていれば恋に落ちてたかも?
史郎さん的にはもう金銭的な問題はなさそうです。道楽でお店をやっているだけなので……
お年寄り特有の戸棚から無限にお菓子が出てくる能力持ちかもしれません
記憶の欠片:高校生活(4)への応援コメント
おお……最直近の記憶が明らかにされましたな!!
おにぎりの手による落下!! 自業自得と言えなくもないですが、ここに至るまでの流れはだいたい分かりましたぞ……
それゆえに、ここからの打開策はまるで見えず!! どうなるッ!!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
結果的には原因がわかっただけで、対処には至りませんでしたね……
彼の人間性についても理解してもらえたかと思います。突き落とされても仕方がないくらいには、2人を追い詰めてしまっていました。
打開策は出てくるのでしょうか……引き続きお楽しみください!
記憶の欠片:高校生活(3)への応援コメント
桐馬の悪行がリアルに晒されていきますな……この記憶の欠片は何を示すのか……
そして見知らぬ電話!! しかし相手は分かってそう……キナくさい感じはまたしてますが、どうなるッ!!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
今の所いじめがエスカレートしているだけの桐馬ですが、何かヒントとなる情報はあるんでしょうか?
ここでの電話はちょっと長ーい間、覚えていてもらえると嬉しいです。
記憶の欠片:文倉史郎(6)への応援コメント
今回は本当に胸に迫る回でした。二十年以上探し続けた下巻を桐馬が持ってくる場面、それだけで二人が積み重ねてきた時間の重みが伝わってきます。
そして病室ではいつものように軽口を交わしているのに、読者だけが残された時間の少なさを知ってしまう構図があまりにも切ないですね。最後の「喫煙所へ向かった」という締めも印象的で、史郎から受け継いでしまったものの大きさが静かに響いてきました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
現代だと絶版書籍なんかを見つける手段は意外とあったりしますよね。
桐馬はずっと彼の心残りを覚えていて、スマホを手に入れたことを機に探し出してくれたのでしょうね。
史郎は病院嫌いらしく、手遅れになるまで自分の身体のことを見て見ぬふりしていました。
彼との幸せだった日々も、もう長くはなさそうです……
記憶の欠片:高校生活(2)への応援コメント
桐馬は狡猾やな……頭のきれる悪党、といった感じで、これは教師も手を焼く……
佐々木事件、真相も、桐馬がどこまで知っているのかも分からないところですが、これが何かしらきっかけとはなりそうですな……どうなるッ!!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
教師の追及もなんのその、桐馬くんは止まりません。
事件についてはこの場だけのものなのですが、何となく桐馬とは別にひっでえヤツらがいる、とだけ覚えておいてもらえると。
記憶の欠片:文倉史郎(5)への応援コメント
今回は、桐馬と史郎の関係がひとつの“家族”の形にまで到達していたことが、あまりにも鮮烈でした。
優馬の死を打ち明けた場面、史郎が何より先に桐馬を抱き締めるのが本当に苦しくて優しい。あの瞬間だけは、桐馬がようやく「子供」でいられた気がします。
そして後半の煙草の場面がまた印象的でした。史郎にとっては慰めであり、桐馬にとっては“新しい自分”へ切り替わる儀式のようにも見えるんですよね。最後の一文まで含めて、静かなのに強烈な余韻が残る回でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
恐らくは桐馬が弱みを見せた最初で最後の人間が史郎なのだと思います。
煙草は触れていただいた通り、胸の内の闇を吐き出すためと、年齢の壁がもはや彼にとっては意味をなさなくなった、というふたつの意味合いがあります。2人にとって、本に次いで重要なアイテムです。
そして遂に、健康に気を使っていなかった史郎にしっぺ返しが来ます。
一気にクライマックスに向かっていきますので、引き続きお楽しみください!
編集済
記憶の欠片:文倉史郎(1)への応援コメント
残り14m……最初に現在に至るまでの経緯。
残り10m……次に、彼女との最も楽しかった思い出。
残り7m……続いて、その陰に隠していた弟との記憶。
そして、残り4m……
ここに来て、言うなれば赤の他人である古本屋の主人が登場するのは意外でした。
タイミング的には最後の回想になるのかな?
桐馬くんと文倉史郎。
一体どんな交流がありそして、この物語がどのように結ばれるのか。
引き続き楽しませていただきます。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
時系列を遡るようにして見てきた記憶たちも、これが最後の一つとなります。
名前自体は美玖パートの終わりの方に登場していましたが、遂にあの古書店の主人にスポットが当たる時が来ました。
ここまで桐馬には苦難ばかりが降りかかっていましたが、この記憶では彼に何が待っているのか。
救いを見つけ出すことはできるのか、注目しながらご覧ください!
記憶の欠片:文倉史郎(4)への応援コメント
今回はもう、史郎さんの“優しさ”があまりにも沁みました。
桐馬の抱えている罪悪感や責任感を、史郎さんだけは「お前のせいじゃない」と何度も言葉にしてくれるんですよね。だからこそ、後の展開を知っている読者としては、この時間の温かさがひどく切ないです。
また、クリスマスプレゼントに「本を贈る」という流れがとても桐馬らしくて好きでした。しかも史郎さんが「図書館の本のように装丁してやる」と言う場面、本を愛してきた老人ならではの気遣いで、本当に良い関係だなあと感じます。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
史郎さんは本当に桐馬のよき理解者です。半ば都合がいいと思えてしまうほどに。
桐馬の受けてきた仕打ちを考えれば、これくらいの救いでは足りないくらいなのですが……
各パートの裏で、史郎と桐馬の関係はひっそりと続いていました。もしかすると違和感があったかもしれないあの部分にも、実は史郎が関わっています。
残り4メートルへの応援コメント
オセロがシロからクロに裏返った。
そう思ってたんですけどね……
なんか両方クロっぽいですね。
解放される前と解放される後、両方とも桐馬くん。
悪魔の正体は斬月のオッサンではありませんでした。
もう、走馬灯はラストステージですかね?
解放前の桐馬くんは何を示してくれるのか……
続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
一応、中学時代桐馬くんは今に比べるとマトモだとは思うのですが、並々ならぬ感情は抱えていますね。
なにせ新しい自分をその内部から眺めているわけですから、自己嫌悪とか半端なかっただろうな……
悪魔の正体が判明し、いよいよ最後の記憶が彼によって展開されました。彼にとって一番重要な記憶となります。最後までお付き合いください!
記憶の欠片:金澤優馬(6)への応援コメント
実は気になってたんですよね。
優馬編が始まる前。
忘れてたじゃないですか。
優馬くんの名前を。
美玖ちゃんとは会えなくなっちゃってるんでしょうけど、優馬は違う。何もなければ、毎日顔を合わせてるはず。
……なんで忘れてるの?って思ってました。
んで、オセロが裏返っちゃったんですね。
シロからクロに。
ブラック桐馬くんになった経緯はわかりました。
残る数メートル。
まだ桐馬くんが助かりそうなヒントはまだ何もありません。
これからどうなるのか!?
桐馬くんに救いがあってほしいです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
そうですね、優馬のことはきっと、昔の桐馬くんの人格と共に心の底に放り捨ててしまったんでしょうね。
新しい桐馬が自由に生きるにあたって、絶望感は邪魔でしかありませんでしたから。
開き直ってメンタルリセットどころか人格すら変わってしまった彼には、お察しの通り未だ救いはありません。命という意味でも、精神的にという意味でも。
彼を待ち受ける最後の記憶に全てを託しましょう。
記憶の欠片:金澤優馬(5)への応援コメント
いや~……
ついさっき、美玖ちゃんとあんなに楽しい思いして、学校で毎日会えるって思ってたんですよね……
それが、会えなくなっちゃうんですよね……
あ〜〜
言葉が思いつかないっすわ……
いや……なんてゆうか、応援コメントになってなくてすんません。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
もう桐馬くんのライフはゼロよ。
楽しかったデートから一転、彼のメンタルをどん底に突き落とす出来事が起きてしまいました。
やっぱり一人で留守番なんて無理だったのよ……せめて母親に手紙で知らせておくべきでした。
ここは桐馬と一緒にどん底に沈んでいただきたかったので、だいぶやられていただいたようで本望です。
記憶の欠片:金澤優馬(4)への応援コメント
優馬が保育園を退園することになったって……
サラッと書かれてますが、よっぽどですよね。
世界は桐馬と優馬を中心には回ってくれない。
お陰で連休なのに美玖ちゃんと会うこともできない。
保育園をプイングルスかなぁ……チップスターかなぁ……
ちょっとお高めで、あのパッケージ、
魅力的に写っちゃいますよね。
いろいろと溜まったものが弾けて優馬に手を挙げてしまった桐馬。
その経緯を知ってると怒れないですね……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
問題児は排除する方が楽で早いですからね。世間とは弱者にどこまでも冷たいモノです。
お菓子をどうしても欲しがってしまう優馬も、弟の悪事に対し手をあげてしまう桐馬も、彼らの年齢的には普通の範囲に収まる行動だと思っています。そんな彼らを止めるために、保護者が常に傍にいてあげるべきなんですけどね……
編集済
記憶の欠片:金澤優馬(3)への応援コメント
優馬くんやっちゃいましたね。
でも、正直言って所詮は子供同士の喧嘩。
鼻に当たって血が出たって鼻血が出たくらいかと思います。
そこまで目くじら立てることかな?
ガタガタうるさい親にあたってちょっと可哀想。
せっかく桐馬くんが書いたお手紙だけど、お母さんはちゃんと読んでくれるかなぁ……
いろいろと自分が伝えたいことを書いちゃうくらい、桐馬くん自身も会って話ができていないんだと思います。
それでも、最後にはその部分だけ破って捨てちゃうなんて……
せめてこのお手紙は読んで欲しいですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
親御さんによっては口うるさい場合もありますしね……
小さい頃の怪我は顔の形に影響するとも言いますし、鼻低くなったらまた責任取れとか言い出すかも。
桐馬くんの手紙では結局、業務連絡じみた内容しか伝えることはできませんでしたね。
この歳で既に自分を殺すことができてしまうことに、彼の中にある虚しさを感じてもらえたら幸いです。
記憶の欠片:文倉史郎(3)への応援コメント
桐馬と史郎さんの関係、本当にいいですね……。
本の感想を語り合う場面がとても生き生きしていて、桐馬が「言葉を溜め込まずに済む場所」を初めて手に入れたことが伝わってきます。
特に、史郎さんの「面白い話をしたいわけはない。ただなるべく多く、誰かと言葉を交わしていたいだけじゃ」という言葉が沁みました。孤独を知っている人間の台詞だからこそ重みがあります。
そして最後の、“最終巻だけ存在しない物語”のくだり。これ自体がもう一本の物語の始まりみたいで、とても美しい引きでした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
桐馬にとっても史郎にとっても、この関係にはひっそりとした温かさがあります。
だからこそ桐馬はそこに打算的な意図が含まれて欲しくないようで、余計なことを考えていますが……
変な気を遣わせないように、と「言葉を交わす」ことを強調する史郎さんと、彼の心残りを共有しようとする桐馬。二人は互いを気遣う心を与え合って、関係を深めていきます。
記憶の欠片:文倉史郎(2)への応援コメント
これはもう、桐馬にとっての“居場所”との出会いですね……。
史郎さんの「誰かと言葉を交わしていたいだけじゃ」という台詞が、とても静かなのに胸へ深く刺さりました。孤独を知っている者同士だからこそ、桐馬が自然に心を開いていく流れが本当に丁寧です。
また、古書店を「本を売る場所」ではなく、「物語を必要としている人に渡す場所」として描いているのも美しいですね。読書好きの桐馬が救われていく感覚に、こちらまで安堵してしまいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
普段は心を病みそうな出来事が多い桐馬の生活の中、唯一逃げ込める場所としてこの古書店があります。
いろいろと考えこんでしまう桐馬に対して、史朗さんがここに来る言い訳を作ってくれたりと、彼は孤独と自意識への味方なんですよね。
性質の似た2人の密会は、桐馬の忙しい日々を縫うように続いていきます。
記憶の欠片:文倉史郎(1)への応援コメント
文倉古書店との出会い、すごく好きなエピソードでした。
本に飢えていた桐馬が、偶然見つけた古書店に“救い”の気配を感じる流れがとても丁寧で、読んでいてこちらまで胸が熱くなります。特に、本棚の並びから店主の読書観を察していくくだりには、桐馬という人間の「読む力」がよく表れていました。
そして最後の史郎さんの登場がいいですね……。優馬の泣き声すら責めず、「ゆっくりしていくといい」と迎えるあの一言に、この店が桐馬にとってどれほど大切な場所になっていくのかが滲んでいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
時は少し巻き戻りまして、まだ優馬が健在な頃の出来事ですね。美玖パートで少しだけ顔を出していた史朗さんとのエピソードです。
桐馬くんは物語は最後まで読んでこそ、と昔から考えていたようで、読後感には敏感だったようですね。
ここまでは悲しいお話が多かったですが、既に感じ取っていただいた通り、このパートは彼にとっての救いのお話となります。
引き続きよろしくお願いします。
プロローグ、あるいはとある地方新聞の一面への応援コメント
強烈な冒頭から、作品のあらすじを読んだ感じ、プロローグでもあり結末でもありそうな回。
この短いプロローグだけでも、人物が透けて見えてくるような情報が散りばめられています。この先、ゆっくり楽しませてきただきます!
作者からの返信
いらっしゃいませ!
プロローグからいろいろと読み取っていただけたようで嬉しいです!
今のところ、まだ死亡確定ではございません。
彼を待ち受ける運命をぜひ見届けていただけると!
記憶の欠片:雛森美玖(2)への応援コメント
美玖ちゃんの勉強会でもいいから一緒にいたい!って気持ちがヒシヒシと伝わってきて余計に可愛くかんじました。私は図形問題めっちゃ嫌いだったので、図形問題をスラスラ説明している桐馬くんが頭良すぎて、彼の置かれている環境がつらすぎるなと余計に感じてしまいました。
美玖ちゃんが最後のニュースで画面に釘付けになったのは桐馬くんの事情に気づいたから…かな?気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
勉強とデートを天秤にかけた結果が勉強会デートという、真面目っぽい彼女らしい形に落ち着いておりますね。
図形問題イヤですよねー……一目見て解法がわかる桐馬くんがうらやましい……
母子家庭のニュースに反応するところを見るに、何かに気づいている節はありますが、内容的になかなか触れにくいですよね……
残り4メートルへの応援コメント
ここで「悪魔」の正体が明かされるの、本当に見事でした……。
優馬の死を境に、桐馬の中で“絶望”と“開放感”が分裂し、そのまま人格の断絶として描かれる構成に強い説得力があります。今までの記憶がすべてこの一点に収束していく感覚がありました。
特に、「僕たち」という言い回しや、“空想の物語が好きな僕たちなら”という台詞が、伏線として静かに効いていたのが巧いですね。悪魔との対話劇だったはずなのに、実際には自分自身との裁判だったのだと分かる瞬間、ぞくりとしました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
悪魔の正体、そしてここまでのやり取りの意図に気付いていただき、ぞくりとしていただいて嬉しいです!
悪魔こと中学以前の桐馬は、「天使と悪魔なら悪魔に近い」と言っただけで、実は高校時代の桐馬が勝手に悪魔だと解釈してしまっただけなんですね。嘘は言っていない!
さて、大方のあらましと悪魔の正体が判明したところで、次回からは最後の記憶です。引き続きお楽しみいただけると嬉しいです!
記憶の欠片:雛森美玖(1)への応援コメント
桐馬くんが中学と高校の間に何があったの?ってものすごく気になります。美玖ちゃんがとても可愛いらしいですね。自分の住んでるところを知られたくないと本当のことが言えない桐馬くんが何だか切ない。
デート出来ない理由はバイトとかなのかなぁ?
作者からの返信
感想ありがとうございます!
高校デビューかな? ってくらいのイメチェンをキメた桐馬くんです。
美玖はいろいろと恵まれているので、桐馬はコンプレックスからいろいろと秘密にしていることがあるみたいですね……
彼の言う用事については、少し気に留めておいてもらえると!
記憶の欠片:金澤優馬(6)への応援コメント
あまりにも痛々しいのに、不思議と目が離せませんでした……。
優馬の死を経て、桐馬の中で「罪悪感」と「解放感」が同時に育っていく描写が凄まじいですね。普通なら否定されるはずの感情を、ここまで生々しく、しかし納得感を持って描き切っているのが本当に巧いです。
特に終盤、“自由”への渇望がそのまま現在の桐馬の人格へ繋がっていく流れには、ぞっとするほどの説得力がありました。あのクリスマスデートで感じた幸福感と、優馬の死によって得た解放感が、桐馬の中で地続きになってしまったのだと思うと胸が重いです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
慰めも頼りもない中、桐馬の精神性がついに逆転してしまう回でした。
ただ弟が死んだだけならここまでのことにはなっていないと思うのですが、優馬の性格とワンオペ育児のストレスが一気に爆発してしまいました。
やりたいままにやる、という彼の高校での振る舞いに繋がるエピソードでした……
記憶の欠片:金澤優馬(5)への応援コメント
これはあまりにも苦しいですね……。
クリスマスデートの幸福感を、読者側も一緒になって味わっていたからこそ、終盤の“帰宅した瞬間の異変”が凄まじい落差として襲ってきました。群衆、赤色灯、立入禁止テープ――少しずつ現実が形を結んでいく描写が本当に巧いです。
そして何より痛かったのが、桐馬が「ちゃんと準備した」「今の優馬なら大丈夫」と、自分を必死に納得させていたことですね。過失ではなく、信じたかったのだというのが伝わってくるからこそ、最後の宣告があまりにも残酷でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
美玖とのクリスマスデートの裏ではこんなことになっていたんですね……
準備を万全にして、信じて自宅待機させていた優馬ですが、やはり目を離すべきではありませんでした。
今まで必死に耐えてきたのに、たった一度の油断で全てが終わってしまう恐ろしさに、桐馬は絶望してしまいます……
記憶の欠片:金澤優馬(4)への応援コメント
今回はかなり重たい話なのですが、その中で「優馬もまた、どうしようもなく子供だった」という感触が強く残りました。
保育園退園のくだりも痛々しいのですが、本当に胸に刺さったのは、優馬が静かだった理由が“成長”ではなく“盗みを隠していたから”だと判明する流れです。あの小さな違和感が、一気に破滅へ転がっていく構成が見事でした。
そして最後、ついに桐馬が手を上げてしまう場面。ここまで積み重ねてきた疲弊と孤独を知っているからこそ、「とうとう限界が来てしまった」という感覚が重く響きます。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
子どもらしい、の範疇に収まっていなくもなかった優馬の奔放さが、どんどん実害を伴う形に変わり始めています……
今まで落ち着いて対応し、言い聞かせてきた桐馬にもついに限界が訪れてしまいました。優馬にとっては生まれて初めての体罰だった、ということになりますね。
彼にその意味が伝わるといいのですが……
記憶の欠片:高校生活(4)への応援コメント
ずっとモヤシくんの影に隠れていたおにぎりくんが、やっちゃいましね…まさかのおにぎり…。
桐馬くんも自業自得と冷静に受け止めてるところが彼らしい……
先の展開が気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
おにぎりもどこか、自分だけでなくモヤシのために行動を起こした節があり……
追い詰められると何をするか分からないタイプだったんですねぇ
転落の原因こそわかりましたが、状況解決の手段は出てきませんでした。
彼を待ち受ける次の記憶もぜひご覧ください!
記憶の欠片:金澤優馬(3)への応援コメント
優馬という存在が、桐馬にとって「守るべき家族」であると同時に、「自由や逃避先を奪っていく重荷」でもあったことが、とても生々しく描かれていました。
特に、保育園で頭を下げる場面の桐馬が痛々しいですね。本来なら大人が背負うべき責任を、まだ子供の彼が無表情のまま引き受けてしまっている。あの静かな諦めに胸が締め付けられました。
そして最後、母への手紙から“自分自身のこと”を書いた部分だけを破り捨てるくだりが本当に切ないです。期待していないはずなのに、それでもどこかで見てほしかった。その未練が静かに滲んでいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
子供の面倒を見るのは大人でも難しいことなのに、それを子どもの桐馬に一任されてしまっていることで、不安定になってしまった部分がたびたび露見します。
母親という情緒形成に欠かせない存在を欠いてしまっていることもあり、優馬の性格も歪んでいるようです。
桐馬が残した手紙は結局、保育園での出来事を記した業務連絡的な内容だけが母親に届くことになりました。
桐馬の苦労や寂しさは、誰にも理解されずに彼の中に積もっていきます……
記憶の欠片:高校生活(3)への応援コメント
モヤシくんが決死の覚悟で放った渾身の正論を、まさか、じゃあ万引きしてこいって言うのは酷すぎる(泣)
桐馬くん、カッコ良いけど、怖い。でもそこが魅力なんですよね。
|ω・)チラッ
作者からの返信
感想ありがとうございます!
モヤシが振り絞った勇気が、いともたやすく叩き落とされてしまいました
このやりたい放題の男は一体何を考えているんですかねぇ……
傍から見ている分にはいいですが、関わり合いにはなりたくありませんねwww
記憶の欠片:高校生活(2)への応援コメント
桐馬くんが冷静に教師を論破していくシーンがめちゃくちゃカッコ良くて痺れました。ラストの名前は適当にでっち上げたという捨て台詞が最高でした!桐馬くんはただの不良ではなく、大人を手の平で転がす頭の良さや冷静さを持ってて素敵だな……って見惚れてしまいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
桐馬も教師も性根の悪さはどんぐりの背比べといった感じなのですが、ずる賢さで桐馬に軍配が上がりました。
とはいえ、自分の楽しみ以外に無頓着なのも事実で、今後に不安が残りそうです。
記憶の欠片:高校生活(1)への応援コメント
え?まさかの桐馬が不良だったことに衝撃を受けました。容赦なくパシリを殴る非道さがある一方で、他の不良グループのえげつない悪行からは一線をひいたり、文庫本を忍ばせてたりするギャップがたまらないですね。
パシリの2人に〇されたとかではないですよね?続きも気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
桐馬の微妙にちぐはぐな立ち振る舞いに注目していただいて嬉しいです。
パシリはあれだけひどい目に遭わされていますが、逆らう勇気もないようでされるがままです。
とはいえ桐馬が普段いるのは転落した屋上なので、少しきな臭い感じもしてきますね……
記憶の欠片:金澤優馬(2)への応援コメント
桐馬くんの言っていた用事の正体が明らかになりましたね。
確かにこの用事は毎日、土日だろうがなんだろうが逃げられない用事ですね。
でも、美玖ちゃんと会えなくなる理由には……ならないのかな?
まだ他に理由があるのかな。
続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
母親から優馬の面倒を押し付けられてしまったために、桐馬は身動きが取れなくなっておりました。優馬に罪はなく仕方のないことなのですが、ちょっとかわいそうですね。
美玖と関わり始めるのは、もう少し後の話になります。
しばしの間、わがままな優馬に振り回される日々をお楽しみください笑
編集済
記憶の欠片:金澤優馬(1)への応援コメント
悪魔が言っていた名前は誰なんでしょう。
ここまでだと原因は父親にも母親にもあるように思います。
そして、新キャラ遊馬の登場。果たして、桐馬が言っていた『用事』の真実とは。
おにぎりはいつ登場するのか!?(笑)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
悪魔が言ったのは優馬の名前でした、分かりにくかったらすみません!
金澤家の家庭事情にはかなり暗雲が立ち込めてます。
ここからは、中学時代よりもさらに過去編に突入しますね。
かなり重要度が増しますので、注目していただけると!
記憶の欠片:雛森美玖(5)への応援コメント
え?え?どういうことでしょう?
『あと数ヶ月は学校で顔を合わせるし、下校デートの機会だってある』ってか書いてたじゃないですか!?
それ以来一度も会っていないって……またまたぁ……
と言いたくなる爆弾が投下されたわけですが……
恐る恐る次を読ませていただきます。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
楽しいデートだっただけに、ここで一気に驚いていただきたかったので、ナイス反応ですwww
この記憶は美玖という人物ベースだったので、それ以降会っていないと途切れてしまうんですよね
ここから一気に重要なお話に進みます!
記憶の欠片:金澤優馬(2)への応援コメント
優馬との関係、想像以上に重かったですね……。
桐馬は決して「優しい兄」ではないのに、それでも生活を回すために、自分が壊れないために、必死で優馬を育てている。その歪さと切実さがとても印象的でした。
特にスーパーの場面が強烈です。スナック菓子ひとつで家計が傾く現実と、周囲の視線の痛さ、そして泣き止んだ優馬のしたたかさ。静かな描写なのに、息苦しさがじわじわ押し寄せてきました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
桐馬もまだ子どもという立場なのに、ワンオペで優馬の世話をしなくてはならないという、金澤家のグロテスクな部分が露わになりました。
優馬の行動は年相応なのですが、いかんせん母親がその場にいないことが致命的でした。文字通り身銭を切る経験は、桐馬の人格に傷を残しそうです……
記憶の欠片:金澤優馬(1)への応援コメント
あまりにも息苦しい家庭環境なのに、描写が静かだからこそ余計に胸に刺さります。
特に「テレビの音を絶やさない」という習慣が、桐馬の孤独そのものを象徴していて印象的でした。本に救いを求めるようになった流れも、とても自然で切実です。
そして最後の「金澤優馬」という名前の出現が強烈ですね。悪魔がキーワードとして告げた理由が、一気に不穏な重みを帯びてきました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
『貧乏』の一言で片づけられていた桐馬の家庭事情、その中身が見えてきました。
人間、人との関わりを求めてしまうもので、音や物語といった部分に桐馬は惹かれていきましたね。
このパートのタイトルでもある優馬ですが、彼と桐馬との関わりが美玖との日々に大きな影響を与えています。裏で一体何が起きていたのか、そして『用事』の正体に触れていきます。
残り7メートルへの応援コメント
「カチューシャ」が現在の桐馬にまで繋がっていた、という事実に息を呑みました。
忘れていたはずなのに、身体にはちゃんと美玖との時間が残っていたんですね。プリクラを財布に入れ続けていた描写も含めて、桐馬の未練や執着が静かに伝わってきて、とても切ないです。
そして「生き残るため」よりも「美玖の真実」を選んでしまう流れが、あまりにも人間らしくて印象的でした。悪魔の誘導も含め、この場面は強い引きがありますね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
中学と高校で性格こそ大きく変わってしまっていますが、彼の中にも一貫して好きでいられるものがあったんですよね。
生き残る方法を探すことが絶望的だというのもありますが、美玖との残り数か月の日々がどうして失われてしまったのか、桐馬はどうしても知りたいと考えてしまいました。
やはり妙に訳知り顔の悪魔も含め、興味を引かれてくれていたら嬉しいです。
記憶の欠片:雛森美玖(4)への応援コメント
平和でいい思い出ですね。
桐馬君もこんなに幸せな思い出や、素直な頃もあったんですね。
でも、本来の目的は現在の桐馬君が何とか助かる方法を探すことだったはず。
どう繋がるんでしょう?
続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
絶対にこんな記憶を見ている場合ではないのですが、この記憶は美玖という人間にスポットが当たってしまっていますね
彼が目的を見失わなければいいのですが……
記憶の欠片:高校生活(1)への応援コメント
桐馬はこういう感じの輩だったのですな!
「ドレイ」とはなかなかヒドい……バックグラウンドが一気に広がったことで、「落下」の経緯の謎も深まりましたぞ!!
自殺なのかそれとも……? どうなるッ!!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
桐馬はなかなかに度し難い性質でしたね……
同じ学校の生徒をドレイ扱いはちょっと常軌を逸しています
桐馬の転落の真相については、少しづつ明らかになっていきます……!
記憶の欠片:雛森美玖(3)への応援コメント
美玖ちゃんのご家庭はお金持ちですね。
僕なんか中学校の頃の友人の誕プレはやっすいガンプラだったと記憶してます。
それにしても、頑なに断り続ける理由である用事って一体何なのか気になります。
桐馬のご家庭がシングルマザーでなにか仕事の手伝いでもされられてるのかな……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
友人に誕プレって何気に金額設定に迷うところですよね
その点美玖は、その辺りに糸目をつけず、暖かさと桐馬に似合うかで決めている気がします
用事については、美玖には家庭の事情という曖昧さでしか伝えていないので、まだ判然としませんね……
記憶の欠片:高校生活(4)への応援コメント
ああやってしまいましたか… 状況を打破する方法が思いつかなかったとしても、奪い合う選択肢は悲しみの連鎖しか生み出しません 最悪手ですよ
作者からの返信
感想ありがとうございます!
いつかは爆発してもおかしくない状態だったので、この状況を作ってしまった桐馬の1人負けです
もちろんカツアゲはいけないことですが、突き落としてしまうのも浅慮で短絡的ですよね
記憶の欠片:高校生活(3)への応援コメント
うわあどうしようもないろくでなし野郎ですなあ しかもこれで頭もよく回るからなおタチが悪い
作者からの返信
感想ありがとうございます!
頭のキレる奴の性根がイカれてると、全くもって厄介です
いじめられてる彼らが不憫ですな……
編集済
記憶の欠片:雛森美玖(2)への応援コメント
美玖ちゃんが一人親家庭に反応する理由……?
そは美玖ちゃんの親がシングルマザーである可能性。
これは多分違う。じゃあ、一体なんだろう?
続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
美玖さんもそれなりに頭が回るので、何かに気づいてしまっているようです……
このコメントを見て、雛森家については父親のことしか書いていないのに初めて気づきました。
いやどこかに両親と書いた気もする……ひとまず、雛森家は両親ともども順風満帆でございます。
記憶の欠片:雛森美玖(1)への応援コメント
高校で留年したり補習をサボる理由は何だろう?と思いました。
最初は大学進学を考えていないからという理由かなと思ったのですが、工業高校なので多分違う感じかな?
美玖さんは高嶺の花ですね……いろいろと苦労しそうですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
うってかわって、中学では成績優秀な陰キャの桐馬です
この変化についても理由がありますので、心の隅にとめておいていただけると!
美玖さんは周囲から妬まれてしまうレベルには高嶺ですが、本人はそれを鼻にかけるでもなく、普通の人格を持っていますが、周りからすればそれもまた気に食わないんでしょうね。
記憶の欠片:高校生活(4)への応援コメント
あらららら……
モヤシではなくおにぎりでしたが、本当に倒されてしまいましたね。
でもこれでお話は終わりではなくまだ続きがあります。
この後どう続くのか?
非常に気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
予想していただいていた通り、下剋上的に桐馬は突き落とされてしまいました。
おにぎり氏がここ一番でとんでもないことをしてしまいました。彼も彼なりにストレスを抱えていたんでしょうね……
ひとまず原因はわかりましたが、桐馬が求めているのは原因ではなく対処法ということで、この記憶は役に立たなさそうでした
編集済
記憶の欠片:高校生活(3)への応援コメント
プリン:
「下等なオニギリとモヤシに何ができる!!」
オニギリ:
「何もできねェから助けてもらうんだ!!!」
プリン:
「そんなプライドもクソもねェお前に、一般の学生の資格があるか!!お前に一体何ができる!!!」
モヤシ:
「お前に勝てる」
とはならない感じですね〜〜(笑)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
残念ながらモヤシはモヤシであってゴム人間ではないのです……
ましてや人間扱いすらされていない模様
桐馬くんには人の心とかないんか?
記憶の欠片:雛森美玖(5)への応援コメント
古本屋でのプレゼントの場面、胸に沁みました。
新品でも綺麗な包装でもないけれど、桐馬が自分にできる精一杯を選んだ二冊だからこそ、美玖が涙ぐんで受け取る場面に強い温度があります。
一日を通して本当に幸せなデートだったぶん、最後の「それ以来、美玖とは一度も会っていない」があまりにも鋭いですね。余韻が一気に切なさへ変わりました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
彼なりにプレゼントのお返しをしなければ、と考えた結果、いちばん彼らしいものをあげられたのではないかと!
デート自体はお金も予定も美玖持ちなんですが、桐馬は受け取るばかりでは納得ができなかったのでしょうね
最後の一文は見ての通り重要で、幸せだった記憶が突然ぶつりと途切れる不穏さを感じていただけたら幸いです!
記憶の欠片:高校生活(2)への応援コメント
主人公さん推薦で高校受かったのね。
それは羨ましい。
私なんてヒィヒィ言いながら受験勉強しましたよ。
遠い過去の話ですが。
さて、いじめとか幽霊が出るとかそんな展開がある学校ってだいたい旧校舎ってありがちですよね。
でも、近年で廃校になった校舎は有りますが、旧校舎なんてものが実在するのか?って個人的に疑問だったりします。
そんな使いもしない過去の遺物なんて、サッサと撤去して他に活用しなけりゃ勿体ないのです。
てゆうか、四階から投げ出されたのって生活指導の先生にやられた線も出てきましたね……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
推薦が取れるレベルの能力はあった、というのは1つ、覚えておいてもらえるといいかもしれませんね……フフフ
校舎を新しく建設するとなると、建設中は旧校舎を使っているわけで、いざ完成して旧校舎を壊すぞという段階で、不良たちが乗っ取ってしまうと工事に手をつけられないんですよね
実際人の目の届かない彼らには都合のいい場所ですし──という言い訳を今考えたので置いておきます!
記憶の欠片:高校生活(1)への応援コメント
あらららら、いじめっ子だったんですね。
いじめられっ子のおにぎりともやしですが、
ちびまる子ちゃんの小杉君と山根君に脳内変換されました。
いじめっ子なら校舎から落ちたのは自殺じゃない?
もしかして、小杉君と山根君に復讐されちゃったのかな?
続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
なんと桐馬はやべーやつでした
名前を覚えるまでもないモブという認識なので、安直なニックネームで登場させているのですが、案外そんな名前だったりしてwww
つるんでいるのが屋上なのもあり、ちょっと危なそうな香りがしてきますね……
残り14メートルへの応援コメント
タイトルでいきなり答え合わせができました(笑)
校舎の屋上から飛び降りた……って感じではなさそうですね。
ギャグアニメだと上向きに平泳ぎして一瞬落下が止まるシーンを思い出しました。あれは走馬灯だったのか?すいません蛇足でした。
悪魔の存在の正体が気になります……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
せっかく計算していただいたのに、その部分をすぐに明かしてしまいました
「ということは、タイトルのアキレスは桐馬の事なんだろうけど、どういう意味だ……?」となってもらう狙いがあります。
ほぼ止まったようなスローモーションの世界ではありますが、残念ながらギャグアニメ空間ではないので、空中で耐えたり屋上に戻ったりはできません……www
悪魔は今のところ、目的も存在理由も分かりませんが、解説だけはしてくれるご都合存在になっていただいております
プロローグ、あるいはとある地方新聞の一面への応援コメント
序盤からしていきなり気になりすぎます!ドキドキしながら読みますね。
作者からの返信
感想ありがとうございます、いらっしゃいませ!
いきなり報道内容がヤバすぎますね。もう意識不明の重体です。
ラノベみたいな軽さとはちょっと一線を画す内容なのですが、そのドキドキのままで飛び込んでもらえると嬉しいです!
記憶の欠片:雛森美玖(4)への応援コメント
クリスマスデートの始まり、眩しいくらいに可愛い回でした。
美容室で準備してきた美玖の気合いも、初プリクラに翻弄される桐馬のぎこちなさも、二人にとってこの日がどれだけ特別かをよく表しています。
特に、桐馬がプリクラを財布にしまう場面がいいですね。小さな写真なのに、彼にとっては確かに“残したい一日”になっている感じがします。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
約束の段階では不穏な雰囲気もありましたが、デートそのものは二人にとって念願であり、楽しく過ごせているようです。
初プリクラでの桐馬はとても情けないですが、そんな姿すらも美玖にとっては笑顔になれる要素の一つになっています。
桐馬も満更ではなさそうですし、きっとなんだかんだでお似合いのカップルなんですよね。
プロローグ、あるいはとある地方新聞の一面への応援コメント
時速60kmが気になって計算してみました(笑)
空気抵抗無視、初速度を0として重力加速度だけで計算すると約14メートルの高さから落下したときの到達速度に一致しました。
四階建ての校舎と考えると一致しますね……そうゆうことかな?
引き続き読ませていただきます🙇
作者からの返信
感想ありがとうございます、いらっしゃいませー!
わざわざ計算してくださるくらいに興味を持っていただいて嬉しいです!
そうなんです、時速60kmは僕もそういった計算で導き出しました。
挙げていただいた通り、高校の校舎が3~4階建てのものが多く、より死にそうな4階にしました。
続きも毎日投稿されますので、お付き合いいただければ!
プロローグ、あるいはとある地方新聞の一面への応援コメント
いきなり不穏な……
事件なのか事故なのかはたまた……気になる始まり方ですな!
作者からの返信
感想ありがとうございます、いらっしゃいませ!
こちらは新聞記事ということで、事実ベースの淡々とした内容しか読み取れませんね。
何があったのかは、これから語られていくことでしょう!
記憶の欠片:雛森美玖(3)への応援コメント
クリスマスの約束を取りつけた美玖のはしゃぎ方が、本当に可愛いですね。
桐馬の貧しさや見栄がずっと痛々しく描かれているぶん、「一緒に過ごしたい」という美玖の願いがまっすぐで、余計に温かく感じられました。
それでも、桐馬が「なんとかする」と答えた瞬間に、嬉しさと同時に不穏さも差し込んでくるのが巧いです。彼にとっての“用事”が何なのか、重く残ります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
この作品での数少ないほっこりエピソードです。
美玖の純粋な願いと、避けられない現実との間に板挟みにされ、迷った結果デートを選択した桐馬ですが、どこか煮え切らない様子もあり……
彼が何を抱えているのか、心に留めながら読み進めていただけると幸いです!
記憶の欠片:雛森美玖(2)への応援コメント
美玖との勉強会デート、二人の距離の近さが可愛らしい一方で、進路や家庭環境の差が静かに影を落としていて、切ない回でした。
図形問題を分解して考えるくだりは、桐馬の頭の良さが自然に出ていて好きですし、今の「落下から助かる方法を探す」構造とも響いているように感じました。
最後のニュースで美玖が固まる場面も印象的です。彼女が桐馬の隠している何かに触れかけたようで、空気が一気に変わりましたね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
一応は恋仲なんですが、なんだか余りもの同士が肩を寄せ合っているような形でもあり、関係として少し歪なところもあるんですよね。
そして、やはり桐馬は頭が良いんですよね。暴力的な高校時代とは真逆ですが、そこは一貫しています。
美玖は何かを察しているような雰囲気もありますが、果たして桐馬の家庭についてどこまで把握しているんでしょうかね……
記憶の欠片:雛森美玖(1)への応援コメント
雛森美玖の登場で、桐馬の印象が大きく広がりましたね。
高校時代の粗暴な姿から一転、中学時代の彼には成績優秀で、将来を現実的に考え、そして好きな子に貧しさを隠そうとする少年らしい切実さがある。
エレベーター落下時の生存方法の会話も、今の落下状況と綺麗に響き合っていて、なんとここでそんな話題が出るのか……と嬉しくなる仕掛けでした。
美玖との下校デートの可愛らしさと、最後に明かされるボロアパートの現実の落差が胸に残ります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
中学時代の彼は、人が変わったように落ち着いていて、周りがよく見えている性格ですね。高校時代とのギャップの大きさに疑問が残ります。
転落死を回避する方法と中学時代を検索ワードとしてぶち込んだ結果、こんなどうでもよさそうな話が思い出されることになりましたね。
美玖に気を使わせたり、恥ずかしいところを見られることを、嘘をついてでも避けようとする彼の小さな見栄が切実ですね。
残り10メートルへの応援コメント
「自業自得」と理解しながら、それでも生き延びようとしているのが、この作品のすごく面白いところですね。
桐馬は決して善人ではないのに、“死ぬにはまだ早い”という生存本能だけはむき出しで、その必死さに読者が引っ張られてしまう。
あと、悪魔の「物語でもよくあるだろう」という台詞も印象的でした。メタ的な言い回しなのに軽くなりすぎず、むしろこの作品の構造そのものを説明している感じがあって好きです。
落下しながら「記憶をどう検索するか」を考え始めるのも、走馬灯をゲーム的な攻略へ変換していて非常にワクワクしました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
どんなクズでも自分の命は大事ですし、チャンスがある以上諦めるわけにはいかなかったのでしょう。
悪魔はあくまで(激うまギャグ)無関係そうな立場でいますが、ところどころで気になることを言いますね。
記憶をめぐる旅はまだまだ続きますが、桐馬の人生を追体験するような感覚を味わっていただけると嬉しいです。
記憶の欠片:高校生活(4)への応援コメント
なるほど、こう繋がるのか……と唸らされました。
これまで積み重ねられてきた桐馬の暴力や支配が、ついに「突き落とす」という形で現実に反転して返ってくる。その因果の流れが非常に丁寧で、読んでいて強い納得感があります。
特に印象的だったのは、桐馬自身が「我ながら自業自得である」と冷静に認識しているところですね。ここで変に被害者ぶらないからこそ、この作品の視点の誠実さが際立っている気がしました。
そして、読書中の桐馬が“文字を読めていない”描写も不穏で良いですね。彼の精神状態の崩れが、静かな形で滲み出ていました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
当事者であるときは気づけないけれども、冷静に後から見返せば自分が悪かった、という事実を痛感させられる形になりました。そういうことってありますよね。
まぁ、今更反省しても遅いのですが……
好きな本にも身が入っていないし、当時の彼の精神はかなり揺さぶられていたようです。
記憶の欠片:高校生活(3)への応援コメント
今回は、モヤシの反抗シーンがとても良かったですね。
震えながら、それでも「親が働いて稼いだ金だ」と叫ぶあの場面には、情けなさと必死さが同時にあって、思わず胸を掴まれました。ずっと押し潰されていた人間が、ようやく喉から声を絞り出した感じがある。
一方で、そんな真っ当な訴えを受けてもなお、自分の欲求と理屈を優先してしまう桐馬のどうしようもなさも徹底していて凄いです。だからこそ、最後の電話一本で空気が一変する終わり方が妙に不穏で、強く引きが残りました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
モヤシ程度の存在に感情をぶつけられても、桐馬はビクともしないようです。
あくまで扱いはドレイ、おにぎりも含め、彼らに反抗は許されていません。
そんな桐馬を一瞬で心変わりさせてしまう電話……一体なんだったのでしょう?
記憶の欠片:高校生活(2)への応援コメント
今回はかなり痺れる回でした。
桐馬は間違いなく粗暴で身勝手な人間なのに、教師とのやり取りになると、急に世界の腐敗や欺瞞を見抜く鋭さを見せるんですよね。そのアンバランスさがとても魅力的です。
特に最後、「若山も小西も田辺も存在しない」と明かす場面は見事でした。教師側の“生徒を見ているつもりで見ていない”空虚さを、一撃で暴いてしまう。あの捨て台詞の切れ味、すごく好きです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
不良とつるんでいないとはいえ、彼の学校での立ち位置はあまりよろしくはないようです。
ただ、矛先を向けられたことに無視を決め込むのではなく、理知的に反撃する頭も持ち合わせているんですよね。
桐馬はやはりただの不良ではなさそうです。
記憶の欠片:高校生活(1)への応援コメント
今回はかなり痛々しい内容なのに、不思議と「ただの不良描写」では終わっていないのが印象的でした。
桐馬の粗暴さや理不尽さをしっかり描きながら、その一方で不良グループすら避けていることや、文庫本を持ち歩いていることから、“単純な悪人”では括れない輪郭が見えてくるんですよね。
特に、漫画雑誌の「引き」に吐き気を覚えるくだりは強く印象に残りました。桐馬という人間の屈折した感性が、とても生々しく立ち上がっていると思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
やっていることはカツアゲなんですが、桐馬が一般的な不良に属さないという意味を込めて、よくある不良とは関係を持たない一匹狼で、なおかつ本好きという異質な要素を入れています。
漫画よりも本が好きという、ある種硬派な彼の人格に興味を引かれてもらえると嬉しいです!
残り14メートルへの応援コメント
「落下している最中の1.7秒」をここまで濃密な思考空間として描いているのが見事ですね。
特に、走馬灯を“感傷的な回想”ではなく「生存のために脳が極限駆動している状態」として説明するくだりが非常に好きです。作品のルールが一気に腑に落ちました。
また、悪魔との会話もいいですね。軽薄さと胡散臭さがあるのに、不思議と案内役としての説得力がある。このへにゃっとした存在感が妙に癖になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
現実でないようで現実である、と言い張るため、色々と理屈をこねています。多分、実際の走馬灯にこんな余裕はないのでしょうが……
悪魔はやる気があるのかないのか、そもそも何がしたいのかよく分からない態度を取っているが、解説だけはしてくれる、という謎の立ち位置に収まっていただいております。
プロローグ、あるいはとある地方新聞の一面への応援コメント
新聞記事だけで構成されたプロローグ、掴みとして非常に巧いですね。
事実だけが淡々と並べられているのに、その行間から桐馬という人物への偏見や、周囲の“理解したつもり”の視線が滲み出ていて、読んでいて妙に息苦しくなりました。
特に「母親との連絡は取れておらず」という一文が重いです。事故そのもの以上に、この少年の人生そのものへ興味を引かれる導入でした。
作者からの返信
こちらにもご興味持っていただいてありがとうございます!
不穏さを見せつつ、桐馬の人柄を他人事な立場から描きたい、と思った結果、こういった形態をとってみました
これを書く参考にするため、実家から新聞を送ってもらいましたwww
記憶の欠片:高校生活(1)への応援コメント
桐馬の人間性が如実に現れた回でした。
不良、乱暴、横暴ではあるものの、どこか矜持を持っているところが印象的でした。二人に理不尽な仕打ちを仕掛ける一方で、その場所が屋上なので、色々勘繰ってしまう舞台装置の設置も新鮮な読書体験です。
どんな方向に進んでいくのか、先が気になる進め方ですね!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
露骨に素行の悪い桐馬ですが、どこか本質が見え隠れしているような感じを読み取っていただいて嬉しいです!
不良と本とか、水と油みたいな組み合わせですし。
お察しの通り、屋上をたまり場にしていることは後々関係してきたり……