これ、いわゆる“追放ざまぁ”だと思って読むと普通に裏切られます。
主人公は確かに頭脳派っぽい。でも実際は――ただの“正論だけで人を潰すタイプ”。しかも本人はそれに全く気づいていない。
だから追放も理不尽じゃない。むしろ「そりゃ外されるわ」としか言えない。
ここがこの作品の一番面白いところ。
一人でダンジョンに挑んでボロボロになる流れも、「実は有能でした」みたいな甘さは一切なくて、ちゃんと“できてなかった理由”が突きつけられるのが良い。
読んでて正直イライラする場面も多いけど、それが狙い通り機能してる感じ。
終盤の「だからダメなんだ」の一撃はかなり刺さりました。
ざまぁも無双もないけど、その分ちゃんと“人間のズレ”を描いてるタイプの作品。
こういうアンチ追放系はもっと増えていいと思う。