まるで、最高のロックの歌詞のような作品です。
書いたのはアヴリル・ラビーンじゃないのか?
作品全体がリズミカルで爽やかな余韻が残ります。
冒頭の現在の描写から記憶をたどる構成、まずそこが素晴らしい。
ややアウトローな咲月とよっしーこと門脇は、ひょんなことから意気投合します。
何気ない会話は粋な青春を切り抜いたもので、聞いていて思わずニコリとさせられます。咲月の鋭い心の声の前では先生たちも同級生たちも色あせて見えます。
とにかく文章が読みやすくて、場面や咲月の心情がすんなりと頭に浮かぶのです。
切れのいいラスト/構成が気持ちのいい読後感を与えてくれます。一気に読みたくなる展開でした。久々に素晴らしい短編に出会ったような気がします。
ぜひ読んでみてくださいね!