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概要
おうい、まだ睡るときにゃねぇぜ。
気仙の島には、夏になると向日葵畑が咲う。それはそれで美しいが、この島の街はとうに廃れてしまっていた。その夏の茹だる苦しみに耐えかねた2匹の猫、シロタエとヨシノは、柄杓ばかりの水を受け取りたく辺りにくり出す。最後の住民であった老婆も、死んでしまった空っぽの町で、ふたりは最期を迎えてゆくのです。ヨシノが呼ばれるその先はどこなのか、また、呼んでいるのが誰なのか、想像をさそいます。バッドエンドが彩る、哀愁のただよう純文学作品。
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