夜澄と尋孝が答えます。

1.名前と相手の呼び方は?


 尋孝:聖護院しょうごいん尋孝ひろたかです。彼女のことは、出会ってからずっと『夜澄やすみちゃん』と呼んでいます。

 夜澄:聖護院夜澄です。わたしもずっと『尋孝さん』だなあ。呼び捨てにしてもいいんだよ、って思ってる。特に言わないけど。

 尋孝:言わなきゃ伝わらないよ(笑)。敬称略、されるぶんには全然構わないんだけど、自分はできないんだよねえ。どうしても敬称がないと落ち着かなくて。



2.お二人が出会ったきっかけ、それぞれ第一印象は?


 夜澄:えっと、両親の再婚がきっかけです。ママと智彦先生が結婚することになって、それでわたし、品川の新居に引っ越して。

 尋孝:僕は大学入学前の準備で智彦叔父さんの家に一時居候してて、そこで出会いました。

 夜澄:第一印象、実はあんまりはっきり憶えてないんだ。背が高いな、大人っぽいな、くらいしか。引っ越しの疲れでボーッとしてたのかも。

 尋孝:……ふふっ(思い出し笑い)。あのね、実は僕、蓮くんから事前に『MPはたんまりあるのにHPが1しか残ってない子』って夜澄ちゃんについて聞いてて。さすがに誇張されてるんだろうな、って思ってたんだけど、実際に会ったら……。

 夜澄:蓮くんの言った通りだった?(笑)

 尋孝:うん(笑)。だからどうやったら夜澄ちゃんのHPが回復するか、最初の頃はそればっかり考えてたかも。

 夜澄:それでか。だから最初の頃、田舎のおばあちゃんみたいに、あれも食べな、これも食べなって勧めてくれてたんだ(笑)。



3.付き合いの長さはどれくらい?


 尋孝:出会ってからは5年目。

 夜澄:お付き合いを始めてからは3年目に入ったとこだね。

 尋孝:いつの間に? って感じ。

 夜澄:ね、ね、憶えてる? わたし2回尋孝さんにフラれたの。しかもディズニーだよ。2回、ディズニーデート……あ、しかも1回はわたしの誕生日だ。当日わたしの誕生日だって知っててディズニーデートして、告白してくれるどころかフるって、そんなことある?(笑) しかもやっと告白してくれたと思ったらエイプリルフールだし。タイミングー! って(嬉々として思い出語り)。

 尋孝:あー、これ死ぬまで言われるな(苦笑)。ほんとごめんって(苦笑)。



4.意見が割れたらどちらが折れる?


 夜澄:尋孝さんは普段から、意見が割れないように先回りして考えてくれてる感じする。

 尋孝:そんなこともないけど(笑)。

 夜澄:わたしは別に、基本的に何でもいいと思ってる派。

 尋孝:夜澄ちゃんはあんまり自分の意見に固執しないよね。「何でもいい」って言うときは本当に何でもいいって思ってる。だから話が早い。

 夜澄:普段そんなだから、めずらしくわたしが「こっちがいい!」って言ったとき、譲ってくれるのは尋孝さんなんだよね。



5.相手が機嫌悪いとき、どう接するのがいい?


 夜澄:尋孝さんって機嫌悪いことある?

 尋孝:ないよ。常にニュートラル。あるとすれば、自分に腹を立ててるときくらい。

 夜澄:自己嫌悪だ。

 尋孝:そういう夜澄ちゃんだって、機嫌悪いところ見たことないけど。

 夜澄:自分の機嫌は自分でとれるからね。えっへん。

 尋孝:えらいえらい(笑)。精神的に落ちてるときは『話しかけないでオーラ』が出てるからすぐわかる。そういうときこそそばにいたいと思うけど、それを許してくれないんだよなあ、この子は。

 夜澄:そういうときは寝れば回復するから、ゴメンだけど一晩待ってって思ってる。

 尋孝:了解(笑)。



6.相手が1番テンション上がるのはどんなときか知ってる?


 夜澄:お料理がおいしくできたとき!

 尋孝:からの?

 夜澄:からの? ……え、えと、わたしが大喜びで食べたとき?

 尋孝:正解!

 夜澄・尋孝:イエーイ!(満面の笑顔でハイタッチ)

 尋孝:さて、夜澄ちゃんのテンションが上がるとき、か。

 夜澄:ヒント1、わたしは尋孝さんの強火オタクです!

 尋孝:オッケー、じゃあ僕関係ね。

 夜澄:ヒント2、わたしはスキンシップが大好きです!

 尋孝:たたみかけるようにヒントが(笑)。

 夜澄:ぱんぱかぱーん! 時間切れです! 正解は、『ほしいタイミングで、ほしいスキンシップを尋孝さんがしてくれたとき』でした!

 尋孝:考える時間が全然なかった……し、『ぱんぱかぱーん』は時間切れの音じゃないんだよなあ(笑)。



7.どこまで頼れる?


 尋孝:250……260センチまでなら、何とか。

 夜澄:え、え、何の話?(困惑)

 尋孝:背伸びして届く、一番高い場所。それくらいの棚なら、収納したり取り出したりできるから。いつでも頼って(※身長190センチ)。

 夜澄:あ、うん。えっと……じゃあ、低い場所は任せて?(※142センチ)

 尋孝:ありがとう、助かるよ。

 夜澄:……(こういうとこなんだよなあ)。



8.相手のことどうやって褒める?


 尋孝:言葉で褒めます。さすが、すごい、可愛い、尊敬してる、とか。

 夜澄:尋孝さん、たまにボディビルの掛け声みたいな褒め方することあるよね。「令和の星!」とか「仕上がってる!」とか。笑っちゃうからやめてほしい。

 尋孝:(笑)。夜澄ちゃんは言葉でも褒めてくれるけど……。

 夜澄:ハグが多いかな。ぎゅってして、「よーしよしよし、えらいぞ」ってわしゃわしゃする。

 尋孝:扱いが完全に犬なんだよなあ。

 夜澄:そう言いながら、心のしっぽがパタパタしてるの、知ってるよ。

 尋孝:まあ、悪くない、かな(笑)。



9.相手のことどうやって怒る?


 尋孝:怒るっていうか、叱るとき? 目の高さを合わせて「それは〇〇だからダメだよ」って言う。

 夜澄:尋孝さんのは叱るっていうか、静かに詰められる感じ。内容は大体わたしの夜ふかしだったり、お弁当箱すぐ出してとかの生活指導。ちょっとお母さんみたい。わたしは暴力に訴えるかなあ。「ばかばかばか」ってぽかぽか叩く。あんまり効いてないみたいだけど。

 尋孝:二人のときは一方的なドメスティックバイオレンスが横行しています(笑)。



10.何でもいいので相手を驚かせてください


 夜澄・尋孝:わっ。

 夜澄:……ふふ、ふふふっ。

 尋孝:同時に(笑)。



11.100万円の使い道を二人で考えてください。


 尋孝:100万円だって。どうする?

 夜澄:大金だあ。どうしよ。

 尋孝:使い道以前に、そもそもどうして一介の学生の僕たちが、そんな大金を自由にできるのかっていう疑問が大きいけど。

 夜澄:ふうむ、入手経路のわからない大金か……。これは事件のにおいがするね?

 尋孝:刑事ドラマに影響され過ぎ(笑)。宝くじでも当たったことにしようか。

 夜澄:これは豆(知識)なんだけど、泡銭あぶくぜには人のために使った方がいいらしいよ。

 尋孝:じゃあとりあえず、今日のところはみんなにアイスでも買って帰る?

 夜澄:いいね、そうしよ。そうやってみんなで楽しむために、ちょっとずつ使ってこ。



12.相手が血だらけの手で帰ってきて「人殺しちゃった」と言った。あなたはどうする。


 夜澄・尋孝:……すーーーっ……(深呼吸)。

 夜澄:これは非常にセンシティブな質問ですよ、聖護院さん(※夜澄ちゃんはお父さんを通り魔に刺されて亡くしています)。

 尋孝:ええ、これはとてもセンシティブな質問ですね、聖護院さん(※尋孝さんには殺したいほど憎い相手がいます)。まあ単なるアンケートだと思って、ふんわりいこう。

  ええと、僕は最初は信じない。ずいぶんリアルなコスプレしてきたなって思うと思う。血糊はハロウィンのアイテムかな? って。だって……。

 夜澄:……わたしに殺されるなんて、被害者は相当うっかりしてるって言いたいんでしょ?(ジト目)

 尋孝:いや……まあ、そうです(目逸らし)。

 夜澄:まあ見てなさい。わたしだって、あなたたち人間の一人や二人(ガタンと立ち上がる)。

 尋孝:やめて(苦笑)。じゃあ、本当に夜澄ちゃんが罪を犯しちゃったと仮定して、だ。

 夜澄:うん。

 尋孝:誰に、どこで、どうやって手をかけたを確認する。で、自首する。

 夜澄:尋孝さんが? どうして?

 尋孝:夜澄ちゃんがそんなことするなんて、よっぽどのことでしょ。僕はきっかけさえあれば、いつに行ってもおかしくない人間だからね。僕が行くよ。

 夜澄:何それ、意味わかんない。それはわたしを守るとは言わないよ……。

  反対にわたしは、すぐ信じるかな。尋孝さんはそんな嘘つく人じゃないもん。だから、「そっか」って言ってぎゅってして、これからどうしたいか聞く。もし「一緒に逃げてくれ」なら、どこまでも一緒に……。

 尋孝:きみを共犯にはできません。

 夜澄:わたしだって尋孝さんに罪を着せるなんて無理です。


〜〜〜数分後〜〜〜


 尋孝:あの、質問4に戻ってもいいですか。

  初めて完全に意見が割れました。結論、どっちも譲りませんでした……。



13.相手についてのプチ情報を教えてください


・紅茶派?/コーヒー派?/それ以外?


 夜澄:コーヒー派だね。

 尋孝:うん。夜澄ちゃんはお茶が多いかな。ここ3年はずっとルイボスティーだよね。

 夜澄:うん、あれ、すっごくおいしいから。大好き。


・夏と冬どっちが好き?


 夜澄:どっちも好きだと思う。

 尋孝:夏、かな。たぶん。



・じゃんけんどっちが強い?


 夜澄:わたし。

 尋孝:夜澄ちゃん。



・朝型?/夜型?


 夜澄:尋孝さんは朝の方が得意だよね。

 尋孝:夜は寝るもの、朝は起きるものって思ってるから(笑)。夜澄ちゃんは完全に夜だね。



・オフの過ごし方は?


 夜澄:お掃除とか一週間分の副菜作りとか。ずっと家事してる。

 尋孝:一日中引きこもり。裁縫したり、ずっとスマホいじってる。運動してほしい。

 夜澄:あいわかった。だが断る(笑)。



・好きなもの最後に取っとく方?


 夜澄:それがわたしの好物なら、「僕のも食べる?」ってくれる方。

 尋孝:夜澄ちゃんは、別にどのタイミングで食べるとか気にしてなさそう。でもプチトマトはいつも最後に食べてるイメージ。

 夜澄:赤くてまあるいものは、わたしにとってデザートなのです。



・ビンタできる?


 夜澄:グーパンしたことないって言ってたし、平手もできないんじゃないかなあ。暴力の二文字は彼の辞書にはなさそうな気がする。

 尋孝:たぶんできる。非力すぎて僕にはダメージ入らなそうだけど、僕がうじうじ悩んでたら、一発平手をお見舞いしてほしい。

 夜澄:ご褒美ですか?

 尋孝:喝ですよ(笑)。



・あーんできる?


 夜澄:あーんしてみて?

 尋孝:あーん。

 夜澄:……うっ、(尊すぎて)心臓が……っ(胸を押さえて椅子から落ちる)。



14.相手にひと言なんでもどうぞ


 尋孝:いつも笑顔でいてくれてありがとう。

 夜澄:わたしの推し、サイコー!(満面の笑顔)



15.ここまでありがとうございました。ぜひお二人の登場する作品を宣伝していってください!


 夜澄:ええと、メインの語り部はわたしですが、タイトル、そしてエピローグという、一番印象に残るオイシイ部分を尋孝さんが担当しています(笑)。そして、物語の中盤までは片思いです(笑)。いやあ、待たされたなあ(笑)。

 尋孝:ごめんってば(笑)。ええと、本作は、夜澄ちゃんの記憶をたどる旅、夢に向かう青春活劇、そして二人の未来へ続く物語って感じかな。長いですが、ご興味ありましたら、さわりだけでもぜひぜひ。


 夜澄・尋孝:ありがとうございました!

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