遊び方

【先駆者】の生涯は、その時々の様相を象徴する4つの〈人生の階梯〉に分けられます。〈人生の階梯〉はそれぞれ、トランプのスートに対応しています。


〈人生の階梯〉 スート

・【青年期】(人間の推奨年齢:20-32歳) ハート

・【壮年期】(人間の推奨年齢:33-48歳) ダイヤ

・【熟年期】(人間の推奨年齢:49-62歳) クラブ

・【晩年期】(人間の推奨年齢:63歳以上)スペード


『遺燼抄』は、【青年期】を表すハートから始まり、次にダイヤ、そしてクラブ、最後にスペードへと進みます。

ゲームは、プレイヤーが〈遺業〉の証を8つ全部築き上げるか、【晩年期(スペード)】の3ラウンドすべてを終えた時点で終わります。

〈人生の階梯〉はそれぞれ3ラウンドで構成され、各ラウンドは最大3ターンまで行われます。プレイヤーは、自分のターンに指定された山札からカードを1枚引き、示された〈問いかけ〉に答えなければなりません。カードは【先駆者】の人生における〈転機〉と、そしてそこに立ちはだかる困難を表しています。この困難を乗り越えられるかどうかが、〈遺業〉の証を建てられるのかを左右します。

カードを使うには、ジョーカーを除いたトランプ1組をまずスートごとに分けて、次に各スートをさらに3つ、「Aから5の山札」、「6から10の山札」、そして「絵札の山札」に分けてください。それから各山札をよく繰りましょう。


ラウンドとターンの進行

【青年期(ハート)】の最初のターンをプレイするのは、最年長のプレイヤーです。その後、手番は時計回りに進みます。


手順1:カードを引く

現在の〈人生の階梯〉の最初のターンのプレイヤーは、現在のスートの「Aから5の山札」から無作為に1枚引き、ラウンドを開始します。そのカードに対応する〈問いかけ〉を読み上げてください(「〈人生の階梯〉の進め方」の章の表を参照)。そこから〈問いかけ〉を1つ選び、回答します。

手順2:判定

次に、最初のプレイヤーは状況の結果をサイコロで判定します。振る前にプレイヤーは、判定が成功した場合と失敗した場合に【先駆者】に何が起こるかを決めておかなければなりません。

振るサイコロの数は、現在の〈人生の階梯〉によって異なります。

・【青年期(ハート)】4個

・【壮年期(ダイヤ)】3個

・【熟年期(クラブ)】2個

・【晩年期(スペード)】1個


判定成功

振ったサイコロの出目がどれか1つでも5または6であれば、【先駆者】はその状況を無事に切り抜けたことになり、ラウンドは継続されます。プレイヤーは何が起きたのかを物語ってください。

次に、左隣のプレイヤーがこのラウンドの2番目のターンのプレイヤーとして手番を行います。手順1に従いますが、今回は対応するスートの「6から10の山札」から1枚引きます。そして手順2に従い、判定してください。何が起こったかを物語りましょう。

判定に成功すれば、さらに左隣のプレイヤーが3番目のターンのプレイヤーとして手番を行います。同様に手順1に従いつつも、対応するスートの「絵札の山札」から1枚引き、〈問いかけ〉に答え、手順2に従って判定してください。

この判定にも成功すれば、プレイヤーは達成した結果を物語り、【先駆者】は〈遺業〉の証を1つ獲得して、そのラウンドは終了します。



欄外記事

メモを取る

オンライン・ドキュメントを使って遊んでいるのなら、判定の成否に応じて【先駆者】の人生に何が起きたのかを書き留めておくと、物語の把握に役立つでしょう。

3回連続の判定成功

つまり〈遺業〉の証を1つ築くには、3回連続で判定に成功を収めなければならないのです。



判定失敗

判定が失敗した場合、誰の手番かにかかわらず即座にラウンドは終了します。しかし、現在のターンのプレイヤーが運命を変えるために、〈輝礎〉1つを犠牲にして再判定をしようとした場合は別です。

どの〈輝礎〉を犠牲にするか選択してください。〈資源〉は〈愛着〉よりも先に、〈愛着〉は〈信条〉よりも先に犠牲にしなければなりません。他のプレイヤーに相談しても構いませんが、最終的な決定はそのターンのプレイヤー本人が行います。

〈輝礎〉を犠牲にした場合、現在のターンのプレイヤーは以下の問いに答えなければなりません。

・なぜこの犠牲が必要だったのか?

・その犠牲はどのような顛末を迎えたのか?

再判定が何度失敗しても、プレイヤーは何度も追加の〈輝礎〉を犠牲にして判定を続けられます。プレイヤーがこれ以上〈輝礎〉を犠牲にしないと決めた時点で、ラウンドは終了となります。現在のターンのプレイヤーは何が起きたのか物語ってください。



欄外記事

〈輝礎〉の喪失

たとえ犠牲に捧げなくとも、物語の〈転機〉によって〈輝礎〉が失われることもあります。例えば、〈転機〉での失敗の結果として、〈愛着〉の対象であった愛する人を死なせてしまうような場合です。こうした場合、その〈輝礎〉を犠牲にしたものとして扱い、将来の〈転機〉で使用できる再判定権を1回分獲得してください。



一度の失敗

判定に失敗した場合、そこで諦めるか、それとも無理に押し通してみるのか、プレイヤーは決めなければなりません。ラウンド数は限られています。〈人生の階梯〉にはそれぞれ3ラウンドしかありませんし、その〈人生の階梯〉そのものも4つしかありません。


ラウンドの終了

ラウンドが途中で失敗するか、3ターン最後までやり遂げたなら、そのラウンドは終了します。そのラウンドで「6から10の山札」からカードを引いた(もしくは引く予定だった)プレイヤーが、次のラウンドの最初のプレイヤーになります。



プレイの例

アリとブリアナ、そしてカードンが【壮年期(ダイヤ)】の第2ラウンドをプレイしています。アリが前のラウンドで「6~10の山札」からカードを引いたので、アリがこのラウンドの最初のプレイヤーになり、「A~5の山札」からカードを引きます。〈問いかけ〉に答え、サイコロ3個で判定し、……結果は4、 5、5。成功です! アリは【先駆者】がどのように達成したのかを物語ります。

続いてブリアナの手番です。彼女は「6~10の山札」からカードを引き、〈問いかけ〉を読み上げて回答し、そして判定を行いますが、……結果は2、3、4。駄目です! 彼女は〈輝礎〉を犠牲にすることにします。すでに〈資源〉はすべて犠牲にされているため、彼女は〈愛着〉を1つ選び、なぜその犠牲が必要だったのか、そしてその顛末を答えます。再判定し、……結果は1、5、6。彼女は成功が何を意味するのかと物語ります。

このラウンドの最後のターン、「絵札の山札」からカードを引き、最後の〈問いかけ〉に対するのはカードンです。〈問いかけ〉に答え、サイコロ3個で判定します。1、2、4、……失敗です! カードンはこれ以上〈輝礎〉を犠牲にしたくないと考えたため、ここでラウンドは終了します。カードンは失敗の内容を物語ります。〈遺業〉は築かれません。次のラウンドは、ブリアナを最初のプレイヤーとして始まります。



プレイの例

アリとブリアナ、そしてカードンが【熟年期(クラブ)】の第1ラウンドをプレイしています。前のラウンドでカードンが「6~10の山札」からカードを引いたので、最初のターンは彼が「A~5の山札」からカードを引き、〈問いかけ〉を選択して回答し、サイコロ2個で判定します。

判定に失敗しました。〈輝礎〉を犠牲にしないと決めたため、このラウンドはここで終了です。第2ラウンドは、本来なら「6~10の山札」を引くはずだったアリから始まります。

アリは「A~5の山札」からカードを引き、〈問いかけ〉に答え、そして判定します。結果は6と6……成功です! 彼女は成功の内容を物語ります。次のターンは、ブリアナが「6~10の山札」から引くことで始まります。

ブリアナの判定は1と5で、成功しました。彼女は結果を物語り、ラウンドはカードンによる最後のターンへ進みます。

今回、カードンは成功しました。彼らは〈遺業〉の証を1つ築き上げます!

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