• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
ゼムナ戦記 ストレイドッグホープ

ゼムナ戦記 ストレイドッグホープ

八波草三郎

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★6
2人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • エス&ジョージ
    188件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    祖父譲りの仲裁者が蹴った相手はまさかの犬という驚き

    「迷い犬(1)」を読んで、まず開拓惑星ベッフェルベリという舞台の解像度の高さに惹き込まれた。小惑星資源採掘で生計を立てる荒くれ者たちの気質、アームドスキンやフィットスキンといった装備の説明が自然に物語へ溶け込んでいて、シリーズ13作目という積み重ねを感じさせる密度がある。祖父ジェイルの背中を追いながらも自分の役割に迷うミレニティの内面描写が丁寧で、仲裁者ジャッジとして頼られながらもどこか居場所を掴みきれていない微妙な心情がよく伝わってくる。そして喧嘩の仲裁に飛び込んだ彼女の蹴りを受け止めたのが人間ではなく犬だったという結末の切れ味が見事だ。この「犬」が何者なのか、続きが気になって仕方ない。

    • 2026年7月5日 08:27