概要
拾って育てたドーベルマン獣人ちゃんに、与えた愛情を欲情で返される話
学生の時、段ボールの中で死にかけていたドーベルマン獣人の子供を拾った。
スズカと名付けた。風呂に入れて、服を着せて、飯を食わせて、大事に育てた。
最初は喋りもしなかったのに、半年で尻尾を振るようになり、一年で「ご主人」と呼ぶようになり、数年後には息を呑むほどの美少女に育った。
家事は完璧。朝は三つ指をついて出迎え、帰れば尻尾を千切れんばかりに振って駆けてくる。従順で、賢くて、甘えん坊で。拾ってよかった、と心から思っていた。
——毎晩、ベッドで押し倒されるようになるまでは。
「ご主人と番いたい。私の全部を捧げたい。ご主人の全部を、私でめちゃくちゃにしたい」
囁いて、震えて、それ以上は進まない。恩義のある主人を傷つけたくない。嫌われたくない。犬は主人に噛みつけない。
——はずだった
スズカと名付けた。風呂に入れて、服を着せて、飯を食わせて、大事に育てた。
最初は喋りもしなかったのに、半年で尻尾を振るようになり、一年で「ご主人」と呼ぶようになり、数年後には息を呑むほどの美少女に育った。
家事は完璧。朝は三つ指をついて出迎え、帰れば尻尾を千切れんばかりに振って駆けてくる。従順で、賢くて、甘えん坊で。拾ってよかった、と心から思っていた。
——毎晩、ベッドで押し倒されるようになるまでは。
「ご主人と番いたい。私の全部を捧げたい。ご主人の全部を、私でめちゃくちゃにしたい」
囁いて、震えて、それ以上は進まない。恩義のある主人を傷つけたくない。嫌われたくない。犬は主人に噛みつけない。
——はずだった
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