このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(117文字)
読んでいて切ない気持ちになりました。静かで美しい語り口で、主人公の心の中が広がって行きます。私は主人公の気持ちに共感して読んでいました。あのとき、時間も心も全てを捧げたのに、届かなかった。そういうことが、私にもありました。今を生きながらも、心だけは、どこか過去に残っている。静かに心を打つ物語です。