スマホに謎アプリが勝手に入る系現代ファンタジー……と思いきや、戦い方がエグいほど合理的で最高にクッソ面白いです!
普通、この手の話って「選ばれし武器でモンスターと正面からドーン!」ですよね? でも本作が召喚するのは「ゴツくて気味の悪い固定砲台」。しかも、澪先輩から最初に叩き込まれる戦術が「砲台(ヘイトを集める本体)は安全な物陰に隠し、自分は前線に出て射線を通して遠隔狙撃しろ」という、FPSの芋砂やタワーディフェンスのガチ勢みたいなドロドロの生存戦略なのが新鮮すぎます。
「見つからないように撃つ」「漁夫の利を狙う」「配置とヘイト管理で生き残る」といった、対人ゲーマーなら首がもげるほど頷く泥臭い頭脳戦がたまりません。夜の激戦の痕跡が、翌朝の学校で「なんかネット曲がってね?」とただの事故扱いされる、あの日常と非日常のヒリヒリしたギャップも最高です。
そしてヒロイン陣のクセの強さ!
スパルタ通り越してド正論でぶん殴ってくるクールな澪先輩(「遅刻五分は許容範囲」とか大学の事情でちょっと遅れるリアルさが最高)と、「波長が読めるから」という理由でナチュラルに主人公をストーカーしてくる静かなるヤバさを持つ由良ちゃん。この3人のパーティバランスが絶妙に噛み合っていく過程がアツい!
「俺TUEEE」じゃなく、「配置とヘイト管理と姑息さで生き残れ!」な異色の頭脳派砲撃バトル。ミリタリー好きや対人ゲーマーなら絶対ニヤリとできる、噛めば噛むほど味が出るスルメ作品です。激推し!