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概要
江戸時代、近江国大溝藩(滋賀県高島市)での幽囚人近藤重蔵預かりの一点景
江戸時代後期の旗本、近藤重蔵(じゅうぞう)守重(もりしげ)は、文武共に優れた一種の豪傑であり、公儀主宰の学問吟味に及第後、長崎奉行所付、蝦夷地御用取扱、御書物奉行、大坂御弓奉行を歴任した。だが、嫡男富蔵が起こした殺傷事件(鎗ヶ崎(やりがさき)事件)によって旗本近藤家は改易となり、重蔵は琵琶湖に面した近江国大溝(おおみぞ)藩分部(わけべ)家預かりとなって大溝藩陣屋内の座敷牢へ幽閉された。
重蔵は、座敷牢内で過去の自分の事績を回顧しつつ、坐禅や書見、本草学著述の生活を送った。藩主の分部(わけべ)左京亮光寧(さきょうのすけみつやす)をはじめ、牢番藩士であり、武芸に優れた坂部一馬や、同じく牢番藩士であり、陽明学徒である横田秋蔵は、重蔵に尊敬の念を抱く。藩士一馬は、重蔵と秋蔵から教わった「知行合一
重蔵は、座敷牢内で過去の自分の事績を回顧しつつ、坐禅や書見、本草学著述の生活を送った。藩主の分部(わけべ)左京亮光寧(さきょうのすけみつやす)をはじめ、牢番藩士であり、武芸に優れた坂部一馬や、同じく牢番藩士であり、陽明学徒である横田秋蔵は、重蔵に尊敬の念を抱く。藩士一馬は、重蔵と秋蔵から教わった「知行合一
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