黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
佐倉先生もまた囲いの中の人だったのですね。
爪を切るという行為が回復へのささやかな一歩だということにはっとしました。沈み込んでいるときは爪なんてどうでもいい、そもそも目に入らないでしょうから、たしかにそれは大きな前進なのかもしれません。
佐倉先生は、少なくとも今は本物の医師ではないけれど、患者に接するときの真心は本物だと感じました。
いい先生なのだろうな。
岩尾さんの奥様の気持ち、わかります。
作者からの返信
どうしても状態が酷い時は、爪のことなんて気にかけないものだと思います。そんな細やかな変化を認めていただき、嬉しいです。
状態は曖昧なところもあって、どこまでが正常なのかは定かではありませんが、彼の語る言葉は本物だった。そう信じてみたいと感じます。
奥様の気持ちに共感されたんですね。
リアルに、あり得ることなので共感をいただけたのかもしれませんが……岩尾さん、回復しよ。
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
おっと、最後にどんでん返しとは?!
確かに、紹介文で、「先生と呼ばれる佐倉」というフレーズがあって、ちょっと引っかかっていたんです。
佐倉さんは、統合失調症の患者として、30年、枝垂桜を見守ってきたんですね。
わたくしは職業柄、精神病の患者さんの後見人になることも多いので、いろいろと「そうそう」と頷けるお話でした。
それを巧みに患者同士の心のふれあいの形で純文学に昇華させている遠藤さんの力量に感服致しました。
とても良い作品です。
お星様も入れてしまいますとも!
作者からの返信
読んでいただけて嬉しいです!
きちんと紹介文まで目を通されて、流石ですね。
長期入院患者さんも少しずつは減っているんですけど、なかなか退院できないところが日本の精神科医療の闇と言えますね。
こちらこそ、職業柄、後見人となって頂いた先生方にはとてもお世話になっております。本当にありがとうございます。
お褒めの言葉をいただき、光栄です。少しでも、良くなっていく方々が増えればと願っています。
お星様もありがとうございます!
(これはこの物語とは関係ないのですが、文フリにいらっしゃったと聞いたので、お会いしてみたかったです……)
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
岩尾さんの奥さまのリアクションがリアルだと思いました。
ワンオペでだんなさんが入院している状況では優しさばかりでは難しいのかも……。
そして佐倉さんの正体にびっくり。
でも、佐倉さんの言葉が岩尾さんの救いになっているのは事実なんですよね。
佐倉さんにも今後明るい未来が訪れてほしいと思いました。
遠藤さん、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントをいただきありがとうございます!
いやあ、実際にもこういった対応があるんですよね……そうなるまでに、きちんと背景もあったと思うのですが←もうちょいうまく書ききるべきだったね。
そうなんです。彼がなんであれ、岩尾には日々うものがあったと思います。
昏い黄昏の中を歩いているのは誰なんだろうと思いつつ、いつか咲いて欲しいなって、願ってしまいます。
こちらこそ、コメントもお星さまもいただけて、嬉しかったです!
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
はじめまして。
静かな空気感やストーリーがとっても好みでした。
岩尾さんの奥さん、「働き過ぎよ」とは言ってくれるけれど、いざ入院したら不愛想なのリアルで悲しいですね……。
黄ブロックが途中で途切れてしまう場面、誇張ではなく本当にはっきりイメージできて、自分までそこにいるような気がしてしまいました。描写力が高すぎます!
爪を切る、なんて一般的には些細なことが再起のちょっとした証明になっているのも素敵です。
言われてみれば確かにそんなことも気にならなくなってしまうよな、と納得しますが、私が鬱状態の人について書こうと思っても、絶対に考え付かないと思います。
岩尾さんも佐倉先生も含めて、みんな登場人物が「生きている」感じが最高でした。
良作をありがとうございました!
伽夜(かや)
作者からの返信
はじめまして。
奥さんの対応について、まあ中々世知辛いですが、こういうことってありますから……。
描写について褒めて頂けて嬉しいです。ありがとうございます!
鬱状態になっちゃうと、身の回りのことに気を配れなくなっちゃうんですよね。少しでも持ち直してきたという表現に気づいて頂ける、その慧眼はとても素晴らしいと感じました。
少し特殊な状況かもしれませんが、それでもこの場所で生きている誰かがいるというのを描きたかったので、そう言って頂けるととても嬉しいです。
コメントをいただけた上に、お星さまもありがとうございました!
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
たとえ佐倉が白衣を持たぬ患者であり、その言葉が『ごまかし』の幻影であったとしても。彼が岩尾に手渡した『誠実』な光は本物だったということですね。
作者からの返信
そうですね。たとえ幻影のような儚さだったとしても、佐倉の話が全て意味がないなんて、そんなことはないはずです。
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
オチとしては意外性もあり、そういう場所なのだとわかれば十分に納得出来ることではありますが、作品の中に入って考えてみるとちょっと怖いですね😱
岩男の立っている場所は、佐倉と同じ場所かまだそちら側ではないのか。
いやぁ、ほんと、みなさんレベル高いですねぇ😆
作者からの返信
コメントを頂きありがとうございます!
そういったことがあり得る場所として描いたつもりではあったので、そう言っていただけると嬉しいです。
果たしてどこに立っているのか。
おもしろい物語が一杯で、読み応えありますよね。
お星様もありがとうございます。
黄昏を歩く。咲き誇る時までへの応援コメント
遠藤孝祐様、コメント失礼いたします。
なんだか切ない読後でした。「毎年、必ず咲くんだよ」という佐倉の言葉は、岩尾からすればポジティブな励ましの言葉に聞こえます。
ですが結末を知った後で読み返すと、佐倉はその桜を20代の頃から毎年見続けてきて、いつしか30年が経ったということ……。
でもその30年があったからこそ、佐倉の「毎年、必ず咲く」という言葉には嘘がなく、岩尾の心に届いたわけですから余計に切ないですね。
「誠実を貫けば、自分なりの花が咲く時だってくるだろう」
これは佐倉自身の願いそのものであるように感じました。彼は自分なりの花が咲く日を、ずっと誠実に待ち続けているのでしょうね。その誠実さは岩尾への接し方からも感じ取れました。
「人生」というものが持つ、数奇なもの悲しさに感じ入る作品でした。面白かったです。
作者からの返信
浦松様。コメントに素敵なレビューもいただき、ありがとうございます!
佐倉の言葉は、後から考えるととても長く思い言葉たったのかもしれません。実際に歩んできて、見続けて来た時間があるはずなので。
果たしてあの言葉は誰の願いだったのかと、感じていただけて嬉しいです。
その歩みと裏側を見ていただくことで、奥行きが生まれているなら幸いです。
しっかりと読んでいただけたことが、何より励みになりますし嬉しく思います。
改めて、ありがとうございました!